ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

一夜明けて。

2011-03-13 | Weblog
昨日はモスの日だったそうで(何)。


我が家では、おとんさまとあねうえどのの誕生日でもありました。
なかなかに今年一年を象徴するような誕生日となってしまった、というのは、おかんさまの言ですが。


ワタクシメ棲息圏内では、朝の四時ごろを最後に。
ぱたっと体感地震が減っております。
立ち働いてるせいもあるのでしょうし、TVでニュースを見ていれば目も回ってまいりますが……。


さすがにこれだけの大地震ともなれば、棲息圏内でこそ被害も僅少であれ。
看護師さんも人手薄かとお見舞いに行ってまいりましたBooじーちゃ。


おかんさま「Booじーちゃ!地震あったのわかったかね?」


Booじーちゃ。「知らん。わからん」(超即答キッパリ)


……よし大丈夫(何)。


下手にパニックを起こされて不穏状態になるよりも、状況をわかってなくても上機嫌な方がはるかにまし。
なにせ我が家で一番体格もよければ身長もあり、腕力も強いBooじーちゃ。
暴れられたらたまったもんじゃありません。


TVで被害状況をみるたび、惨状に目を覆いたくなる気持ちになる一方、気になることがあります。
震度3以上の余震が頻発することにも慣れておりますワタクシメ。
それでも、幸いにして避難所生活を体験したことはありません。
そんなワタクシメがこんなことを言うのはお門違いかもしれませんが。
亡くなられた方の冥福を祈るより、今は生きている人間を救助したり生き延びさせたりするほうが優先事項です。
それも、自分の手の届く人を助けることが。


身内も助けられないで、赤の他人を助けることはできませぬ。


すでに、ネット上でも救援のために何ができるかと、被災地以外の方の善意の行動が見られます。
本当にありがたいことだと思います。
ですが、一つだけ質問を。


あなたは、身内を救えますか?


地震学の専門でもないワタクシメが口はばったいことを申しますが。
津波に関する注意報・警報で日本列島は一時ほぼすべての海岸線を埋め尽くされました。
今回の地震の震源地は太平洋側に集中している傾向がありますが、そうではないこともあります。
現在被災地になっていないところも、今後被災地になる可能性はあるのかもしれません。


善意の連鎖で、またもやタイガーマスク現象が起きるとしたらそれは心温まることですが。
それも、支援を行おうという方々がご無事であることが前提条件だと思います。
拙ブログにおいでいただいた方々(おそらくは、現時点で停電などの被害を受けていらっさらない幸運な方々)にお願いします。
どうか、まずはお身内を、そしてご自分の身を大切になさってください。





要介護者を抱えていらっしゃる方は、特に。
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