ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

一陽来復。

2011-03-06 | Weblog
回復してきたら、即座に問題児ですBooじーちゃ。


誤嚥の危険性があるというので、しばらく重湯生活だったBooじーちゃ。
ようやく固形食、といってもおかゆレベルから食べられるようになったらしい。
そうなると、ますます口腔ケアも大切になるというので。


おかんさま「Booじーちゃ。舌出しない」


舌ブラシを構えて顔を覗き込まれたBooじーちゃ。


舌をんべっと出して。


「う゛う゛ぇええええええええええ」


……ついでにわざと出したその声で、看護師さんがすっとんでまいりました。
えずいているとでも思ったらしい。


そうかと思えば。


おかんさま「もう用事はない?すしゃ、今日はもう帰るね」


帰るあいさつをしたところ。


Booじーちゃ。「おらも帰る」


どこへですかい。


Booじーちゃ。「どこそこ」


自分ちのある地名をのたまうBooじーちゃ。
……棲息県内を縦断していかないといけないんですが。


おかんさま「どうやって帰るん」


Booじーちゃ。「歩いて」


リハビリ途上もいいところ。
病院を出るどころか、病棟すら歩いて通り抜けることもできないというに無理がありすぎる。


などと思っていたら。


本日、病室をおかんさまがのぞいたところ。


ベッドが窓際に押しつけられていたそうな。


しかも、開いている部分はベッド柵つき。


どうやら、夜中にベッドから降りようとしたらしい。
下手にまた骨折でもされたらえらいことだから、対応がとられたらしいのだが。
嫌な有言実行ですBooじーちゃ。





精密検査の結果、これまでにも何度か骨折していたらしいことが判明。困ったもんである。
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