ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

アンタ!

2011-03-15 | Weblog
まわる~ま~わ~る~よ目玉~がまわる~♪


……季節はずれのトンボかい。などとセルフつっこみ。
いつかは、「そんな~時代も~あぁったねと~」笑って話せる日がくるでしょうか。


ワタクシメは、本日も余震のせいでくらくらしておりますがミナサマいかがお過ごしでしょうか。
無事職場に辿り着いた方もそうでない方も。
家路にようやく着いた方も帰宅困難者となった方もおいでのことと思います。
さて、我が家はといえば。


本日もおかんさまたちはお見舞いに行ってまいりましたBooじーちゃ。
毎度毎度自分の顔を指さして「これ、誰?」と訊くおかんさま。
認知症状が進むと、良く知っている人でも、自分との関係や名前などがわからなくなったりするので。
ちゃんと答えられるたびに「まだ大丈夫」と確認していたのだが。


おかんさま「これ、誰?」(とセルフ指さし)


Booじーちゃ。「アンタだ!」


おかんさま「アンタって誰よ?!」(どうでも名前を言わせたい)


Booじーちゃ。「アンタはアンタだ!」


……どうやらおかんさまの名前をば、脳味噌の皺の間から余震ではじき飛ばしてしまったらしいBooじーちゃ。
とうとう最後までわからずじまいだったそうで。
こまったもんである。





そして宮城に行くことになるやもしれませぬワタクシメ。いつになるかは不明ですが。
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コメント (2)
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