ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

圧縮!

2011-02-17 | Weblog
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朝っぱらからぎうぎうです主に物理的要因で。


駅のポイント(線路の切り替えをするやつね)が故障したとかで。
列車が遅れるのは、まあ仕方がない。


んが。


通常8両編成のところ2両にどうやって乗れと。


一人、悠々と押されることもなく座っているだろう運転手が羨ましい限り。
そんな状況の中。
途中の駅でドアが開いた途端、どこぞの女子高生(?)の声。


「ナニコレ。マジムリ。リアルムリ」


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(((((((リアルムリってなんだああああっっっっ!)))))))


(((((((そのリアルムリ状況現在進行形なオレらはいったいなんなんだあっっっ!)))))))


そのツッコミが物質化して見えるんじゃなかろうかというほどに。
すべての乗客のココロが一つになった瞬間でありました。
ちょっと和んだけど。


雪国の冬の風物詩として、当然のことながらミナサマ結構着膨れてます。
上半身の方がボリュームがあるせいで、どんどん押されて斜めになるワタクシメ。
最初はスラッシュ状態(/←コレ)になっていたのが。
だんだんこらえきれなくなって、倒れ込みそうになってきた。
座席方面ほどその状態はひどくなっており。


三人掛けの空間になぜ8つも頭が見えますかしかもけっこう低い位置で。


既に倒れ込んでいるか、つり革に手を伸ばして、必死に倒れ込み五秒前をキープしているらしい。


ようやく、乗ってくる人数より降りる人数の方が多い駅についたところで。
駅員さんが「大丈夫ですか」と近寄ってきたのだが。


「起き上がれません!」


押されまくっただけでなく、さらに列車の揺れで上下左右に揉まれたために。
腕と足と荷物が団子状態で、一人を起こすには倒れている全員をおこさねばならないという、直線じゃないムカデ競争むしろ人間知恵の輪ちっくな状況となっていたそうな。





まだ足が痛いってばよ。
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コメント (4)
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