ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

気力。

2009-04-21 | Weblog
早朝に電話が鳴った。
おばが人工呼吸器をつけたという知らせだった。

おばと言い慣れているが、Booじーちゃ。のきょうだいなので、ワタクシメにとっては大叔母にあたる人である。
肺炎を起こして血圧が低下したという知らせから、覚悟はしていたものの。


なんともいたたまれないものである。


先週、Booじーちゃ。と、おとんさま、おかんさまの三人で、おかんさまの実家に帰っていた。
おかんさまがぎっくり腰を再発したり。
おとんさまが台所をとりしきったり。
なにやらいろいろあったようだが、その時に、おばの見舞いにも行ってきたそうな。
別のおば(これもワタクシメにとっては大叔母だ)と、おかんさまとBooじーちゃ。で。

重い空気を紛らわすためか。
病院でお茶をしたのだそう。

やたらと熱いお茶で、おかんさまとおばが手こずっているのを尻目に。
ぐぐいっと飲んでしまうBooじーちゃ。

おば「おまん、よう飲んだねぇ。あつなかったかね」
Booじーちゃ。「気力で飲んだ」

……。





飲むな。そんなもんで。
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