ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

パン。

2009-04-29 | Weblog
ケーキの次はパンであった。


あねうえどのの調理菓子専門学校の実習はまだまだ続いているらしい。
本日の成果だというパンをご披露していただくことに。


どりどり……。


山型パンが二種類。
テーブルロールタイプのパンが四種類。

……うん。形はなんだかまともっぽいね!


早速山型のパンからいってみることに。
まずはプレーンタイプから。


(ぱくり)


「……なんかコレ、しょっぱくない?」

おまけに手がべたべたする。
あねうえどのの話によると、最後に溶かしバターをまわしがけてあるんだそうな。

……何の意味があるんだろう?


お次は胡桃入りを食すことに。

(むぐむぐ)

うん、こっちのほうが素直においしいと思える味である。
胡桃のアクのせいか、ほんのり全体に色がついているのも素朴な感じでよろしい。


さて……。


問題は、テーブルロール(……といっていいのか?)である。
すべて、フランスパンタイプのかちかちの皮のあるものばかり。
歯の悪いBooじーちゃ。には、とうていおすすめできないしろものである。

のだが。

本人は食べる気まんまんでターゲットロックオン状態。

……もしや、偏愛対象のまんじゅうに見えているのだろうか?


しかたがないので、一個を割ってあげることに。
ただし、かちかちの皮は取り除いて。


……なぜにしょんぼりした顔になりますかBooじーちゃ。
そんなに皮も食べたかったんだろうか。


ちなみに。
通常のパン生地にはバターや牛乳、卵などが加わっている。
(リッチタイプとか言うらしい)
このような材料が加わることにより、デンプンの老化が遅くなる。
二、三日たっても柔らかく、おいしく食べられるのはそのためである。

んが、フランスパンタイプは塩と小麦粉オンリーらしい。
かちかちの皮が外気を遮断するので、こちらもそこそこ日持ちがするのだが。
デンプンの老化は免れない。


ワタクシメはどっちも好きだけど。
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