ぼけヴォケ!

認知症患者と介護家族はいかにしてボケツッコミスキルを入手したか。
慢性骨髄性白血病発症。目指せ分子遺伝子学的寛解維持。

食材。

2009-04-11 | Weblog
あねうえどのが、調理菓子専門学校に通い始めた。
以前に、無料体験でパン作り(のごく一部)をやったところである。
専門学校の思惑に思いっきりのせられているぞ。あねうえどの。

専門学校なんぞに学費払って行くよりも。
日常的に料理を作れというツッコミはすでにおかんさまがしているのでワタクシメはしない。
味覚だとか、経験則だとか、料理をする上で大切なナニカがぽこっと欠けているあねうえどのに何を言っても今更無駄な気がするというのもあるが。

ウチの庭は、おかんさまの丹精のおかげである意味見事に仕上がっている。
家庭菜園なんてかわいいもんじゃない。畑である。
ちょいと外に出れば、芽キャベツだろーが青菜だろーが、取り放題。
産地直送、朝採りもとれとれな野菜を使うこともやりたい放題。

なのだが。

あねうえどのには、なぜか目の前にあるものしか使わないという癖がある。
結果、仕上がったメニューは。

千切りにした大根と人参の炒め物あんかけ。
千切りにした大根と人参のスープ。
千切りにした大根と人参の甘酢和え。
紅白なます尽くしのような食卓は、さすがにイヤなものがある。
これ以上おめでたくなってどうするというのか。


さらに、あねうえどのには味見をしないで料理を作る癖もある。

一度、おかんさまが麻婆豆腐を作らせたとき。
自家製シシトウガラシをやまほど入れた上に。
豆板醤スプーン一杯を放り込んだ。

我が家のシシトウガラシは激辛である。
一握りも入れたなら豆板醤は必要がないのだか。

食べた瞬間。
あまりの辛さに腹の中で地雷が爆発したかと思った。
牛乳で中和しつつ完食したけどな。


さて。学費の対費用効果は?



お気が向いたらぽちっとぽちっと。
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