urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

DVD『FIFAワールドカップ1982 西ドイツvsフランス』

2006年03月25日 | soccer
82年スペイン大会準決勝。

この試合は途中出場ですが、「ミスターヨーロッパ」ルンメニゲや当時新進のウインガーであるリトバルスキー擁する西ドイツと、ルイス・フェルナンデスこそまだいませんが、プラティニ、ジレス、ティガナで「魔方陣」を構成するフランスの対戦。1-1での延長戦突入後、3-1とされながらも追いつき、ワールドカップ初のPK戦で結局勝利を収める西ドイツの「ゲルマン魂」が見所の試合です。

延長は凄まじい試合ですね…。フランスの⑧トレゾール(大活躍。デサイーみたいだ)のボレー、⑫ジレスのミドル。かたや西ドイツ、⑪ルンメニゲの体投げ出しながらのアウトサイドでのゴール、⑨フィッシャーのバイシクルと、緊迫下でファインゴールの連打。この三十分間だけ見てもいいでしょう(笑)。
しかし前半は西ドイツのワンサイドだし(リティの地を這う高速シュートは美しいが)、フランスのキーパー超ヘタクソ(「ミクロの守備範囲」とは金子達仁の弁)だし、西ドイツは西ドイツで、シューマッハのクソダーティーなプレーと、やや瑕疵も見られた試合でした。伝説なのは延長でしょうね。
期待していたプラティニがやや精細を欠いていたのも残念でした。その分「ナポレオン」ジレスが素晴らしく見えました。タイミングのいいパス、絶妙の間合いで前進するドリブルと、とても「気のきいた」選手と見えました。

あと全員、ストッキング下げすぎ。

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1 コメント

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訂正 (urt)
2006-03-26 23:03:10
「ルイ」・フェルナンデス、ですね。すいません。
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