ネタバレ注意。
支持率低下に悩む合衆国大統領の周辺…ホワイトハウス、専用列車、別荘に起こる「連続殺人」。
森博嗣がこの作品の「奇手」を賞賛していたので手に取ったのです。確かにトリッキーなプロット、衝撃のオチ(後発・類似の国内作品は見破れたのにこれは無理だった。なんか仕掛けがあるって先入観あったのに)が仕組まれています。しかし純粋な本格というよりはサイコな方向に流れている印象が拭えず(伏線の検討などはしていませんが)、カタルシスは正直いまひとつでした。
むしろ、合衆国大統領を主人公にしたポリティカル・サスペンスとして楽しみました。そういうのを読んだことがないので、新鮮でもあり。訳も危惧していた割に読み易かった。
なんだかんだで結局一番衝撃的だったのは、大統領の夢精シーンでしたw。
作品の評価はBマイナス。
支持率低下に悩む合衆国大統領の周辺…ホワイトハウス、専用列車、別荘に起こる「連続殺人」。
森博嗣がこの作品の「奇手」を賞賛していたので手に取ったのです。確かにトリッキーなプロット、衝撃のオチ(後発・類似の国内作品は見破れたのにこれは無理だった。なんか仕掛けがあるって先入観あったのに)が仕組まれています。しかし純粋な本格というよりはサイコな方向に流れている印象が拭えず(伏線の検討などはしていませんが)、カタルシスは正直いまひとつでした。
むしろ、合衆国大統領を主人公にしたポリティカル・サスペンスとして楽しみました。そういうのを読んだことがないので、新鮮でもあり。訳も危惧していた割に読み易かった。
なんだかんだで結局一番衝撃的だったのは、大統領の夢精シーンでしたw。
作品の評価はBマイナス。
裁くのは誰か? ビル プロンジーニ バリー・N. マルツバーグ Bill Pronzini 東京創元社 1992-07 売り上げランキング : 172404 Amazonで詳しく見る by G-Tools |