urt's nest

ミステリとかロックとかお笑いとかサッカーのこと。

森博嗣『数奇にして有限の良い週末を I Say Essay Everyday』幻冬舎文庫

2006年08月16日 | reading
ネタバレ特になし。

「思考と生活」シリーズ最終巻。
感想を箇条書きで。
・蘇部健一を読み、そして日記に書く程度には評価しているという事実に衝撃。
・山形市立図書館が『スカイ・クロラ』のカバーを外していたことに(買ってもいないのに)憤激していましたが、森によればアレは「捨てるデザイン」らしい。俺にアレを捨てることはできないが、司書の方が分かってやってたならお見それしました。
・幻冬舎の編集の笛キャラはなんなのだろう…そしてなぜケンカしたのだろう…。
・8月29日のローカルネタが分かる自分に満足感。
・《「森ミステリィの最新作。六人の科学者が超音波の謎に挑む!!」》に大爆笑。狙ってやってたなら天才。
・O教授…彼が庭園鉄道に乗ってる姿など想像できんな。その節は可をありがとうございました。
・俺、感想安いな!

全体的に模型関係の記述が目に余るほどに多い。現在の生活への過渡期ですね。

作品の評価はB。

数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay Everyday数奇にして有限の良い終末を―I Say Essay Everyday
森 博嗣

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