KAGOSHIMA SALT FAMILY soul diary
我等海一族、狙うはショアからの巨魚。 CONTACT : unkoking@goo.jp




2014年5月


撮った写真を送ろうとメールアドレスを教えることになった。
そこで、このブログのタイトル下にアドレスを記入してある旨を伝えたところ、「あぁ、あの全然更新していないブログですか?」とのありがたいお言葉を頂いた。



みなさんお久しぶりです。
決して「言われた」から更新している訳ではありません。(ウソ)


先日行われた「ショアキャストミーティング2014 の集い」の様子。

今年は諸事情により例年どおりの密度の濃いミーティングができなかったので、「の集い」と題して「諏訪之瀬でGT釣りたい人は、宿と車は確保しとくから来れば?」的な軽いノリのミーティングとなった。

スタッフも杉田さんを中心に、島に滞在中のベテラン組が協力するというスタイル。

自分はこの日に島に行くか決めかねていて、散々迷ったあげく出港直前のフェリーに駆け込み乗船した。
お陰で、出港後のサンライズレストランでは「サップ密航騒ぎ」があり、島到着後には先乗りしていたスタッフに「何やってんの?何でここにいんの?」と言われる始末。

ちゃんと島に行くことは伝えてあったんですがね。カズコ姉ぇに。



ミーティング、スタート


今年も安定のウエマー師匠♪


そして今年も変わらぬキャンプ場


島の空とアジ汁号



一晩中ルアーを投げ倒した後に。。。
野を歩き、崖を降り、磯を歩き、ルアーを投げる。



あの先端行くよ~


数々のドラマを生んだ、ガブ瀬


梅雨、発射~


ジャーーーク


ビギン、発射~


2ショット(オレも写りたい!)


振り返れば降りてきた崖


ガンバレ!落ちちゃダメだよ~



残念ながら、アジには出会えなかったけど楽しかった。
やり切った充実感と、島に来れた満足感。
そして、今年も島に集まった同じ目標を持つ仲間達。
全てに感謝。
ありがとうございました。


TACKLE
ROD : ZENAQ DEFI MUTHOS DM100HHH Z-tune GTcustom
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRACASTMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : VARIVAS avani SS ASSISTLINE #30
LEADER : YAMASHITA ニュークロー #100 300lb
LURE : UZU Sports Fishing lab. 梅雨ブギィ D10
HOOK : OWNER C'ultiva ST-66 4/0


            

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2012年06月




釣友に、FF君(仮)ってのが居る。
ここ数年、その彼が「トカラへ行きたい」って言ってた。
自分の周りには意外とそんな人が多くて、彼もその中の1人だった。
そして今年もシーズンが近づいてきたある日、FF君(仮)は「トカラへ行きたい」って言ってた。

「こんにゃろ! 何年同じこと言ってんだ? ただ行きたいっていうのと、行く気があるのとは違うぞ!」
「マジで行く気ならタックル揃えて日程決めろ!」
って鼻息荒く説教してやった(ウソ)
やさしく教えてあげた。

5月。
覚悟を決めたFF君(仮)に、ラインシステムをみっちり教え込んでトカラへ送り込んだ。
この時はトビウオの状況は悪かったし、自分は都合が合わなくて行けない。
独りで行かせるべきか悩んだが、GTは釣れなくてもちょうど島に滞在しているウエマー師匠に会わせたくて行かせることに決めた。
ウエマー師匠や杉田さん、そして民宿御岳の盛さんとカズコ姉ぇに宜しく頼んで、彼を送りだした。

予想通りGTは釣れなかったが、無事ウエマー道場に入門し島釣行を満喫して帰ってきた。
しかも、盛さんから「ミニサップ」という名前までもらってきた。
ということで、今後はFF君(仮)改めミニサップ。
小サップって呼ぶ人もいるから、本名:ミニサップ、通称:小サップってとこかな。


そして、6月。
遂にサップ&ミニサップ、トカラへ渡る。
着いて早々、港でカズコ姉ぇを見掛けた自分は、いの一番で挨拶。
出遅れたミニサップは怒られてた・・・まだまだだな(笑)
キャンプ場へ着くと、滞在組の“変態おたくソルトマン・マナブ君(仮病)”と“狂気の変態ネラー絶叫さん”の2人が迎えてくれた。
ソルトマン・マナブ君はこの島へ5年前に来て数々の伝説を残しており、その時からの友達。時々連絡を取っていた。
今年はどうしてもGTを釣りたくて、仮病を使って長期休暇を取得して来島した模様(一部本人の証言と異なる)
住んでる場所と職業は知ってるので、タウンページで職場を見付けだし密告してやろうと画策中(爆)

この日は台風の影響で風とウネリが強く、夕方までキャンプ場で騒いだり昼寝したりまったりコーヒー飲んだりしてた。
18時ごろになり、夕食の準備をしてみんなでがっつき、日が暮れ始めた19時半には港へ降りた。
港には14~15名のアングラーがいて既にキャストをしている。
前日くらいからトビウオの入りがおもわしくなく、この日もあまり良くないだろうと予想はしていたが、その予想を上回る状況の悪さだった。
というかほぼトビウオ居なかった(涙)

そんな状況の中、深夜2時前に自分の右側10m位でドラグ音がする。
見てみると何とミニサップがアタフタしてる!
こいつやりやがった!
急いでルアーを回収し、サポートに回る。
まずは慌てるミニサップを落ち着かせて、魚を止めさせる。
10mくらい走らせてハンドドラグを掛けると、あっさり止まった。
そこからポンピングで寄せるのだが、まだ慌ててるのか動作が荒くラインテンションが抜けるうえにロッドを起こしきれてない・・・
魚は止まったのに、アングラーが暴走中(爆)

 ちょっと落ち着き始めたミニサップ

止まってからの抵抗やポンピングでの反応から、そんなに大きなサイズじゃないだろうと少し安心した。
しかし、ミニサップは何かハァハァ言ってる(汗)
おいおい、まだそんなにファイトしてないだろ?
初体験に興奮しちゃった? まだ逝っちゃダメよ♪

握力を失い片手でロッドを保持することすら困難になりながらも何とか足元まで寄せてきた魚は、堤防沿いに走って抵抗する。
息も絶え絶えのミニサップを移動させながらラインを回収して対応し、堤防際に張り付いた魚を引き剥がすべく気合を入れる。
「よし、踏ん張れ! ここで浮かすぞ! リフトしろぉぉぉぉ!!」

海面付近まで倒したミュートスHHHを、足腰を使って渾身の力でリフトアップ。
浮いた!

ミニサップ、遂にGT(推定25kg)を抱く!

強烈に渋い状況の中、自分で考えてルアーを選択し独特のアクションでヒットまで持ち込んだ。
ディープな経験者なら選択肢の一つにあるメソッドだが、経験値ほぼ0からの試行錯誤の末のこの結果。(オレはアドバイスしてない)
素晴らしい。
ファイトも初体験者らしい慌てっぷりで立派だった。
GTファイトは体験したことあるヤツにしか分からないよね。
あの暴力的なパワーも、頭が真っ白になる緊張感も・・・初めは全てが驚きだもんね。

 念願の鯵汁三昧!!
GTチャレンジ1年目、たった2回の釣行で鯵汁体験なんて!


この日は、結局この1本で終了。
夜が明けてからは犬狙いで頑張ったが、なんせベイトのトビウオが居ないんで見事に撃沈。
終いにはLDチビタカにキャスト飛距離競争を挑まれてヘトヘト・・・(×_×;)

次はいつ行きましょうかね。
盛さんに、「サップが来るといつもトビが居なくなる」って言われたが気にしてない(汗)
気にされる方は連絡ください。
自分が行く日を教えます!



自分の釣った記事を書いてたけど、ミニサップが釣ったのが嬉しくて急遽この記事に差し替えた。
なんか時系列が前後して色々メンドクサイから、自分の記事はupしないかも。
Island Hoppersの日々に少し出てるしね。
どーしてもupしてくれってリクエストがあれば、続きを書いてupする・・・かもヾ(´▽`;)ゝ


            

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2011年5月




世間ではGWも終盤に差し掛かり、遊び疲れた人々が高速道路や駅のホームにあふれ始める。
そんな2011年5月6日金曜日。
20時30分。
「フェリーとしま」のターミナルに大荷物を抱えた男達が続々と集まってきた。


2011年05月07日‐08日
Island Hoppers HIKOUSEN
Shore Cast Meeting in 諏訪之瀬島



詳しい内容はUZU fishing tripに任せて、ここではゆる~く内容紹介(笑)

 自分のラインシステムの限界を知ってる?(UZU ニーナ氏)

 トップで釣る!(EXTREME LURE 技工士氏)

 フリータイムに堤防で・・・

 そして磯で・・・

 そこは魚出るトコだよ~!

 夜の宴。肉・野菜・魚・筍・・・喰らい尽くす!




みんなで遊んだ。ぶっ通しで丸々2日。
釣りして、メシ食って、また釣りして・・・


別に日常がつまんない訳じゃない。普段の生活も充実してる。でも・・・
ちょっと世間から離れた場所で、ちょっと常識から外れた遊びをやりきる。

楽しいよ? きっついけどね。


参加者12名・スタッフ9名
ご迷惑をお掛けすることが多々ありましたが、皆さんに暖かく見守って頂きました。
本当にありがとうございました。
またあの島で逢いましょう!


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2011年04月07日






『大きな魚を釣りたい・・・陸から』

それが「始まり」であり、「全て」だった・・・

- Island Hoppers HIKOUSEN -






夢のフィールドに立とう。

Shore Cast Meeting

2011年05月07日‐08日
Island Hoppers HIKOUSEN
Shore Cast Meeting in 諏訪之瀬島



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2008年





またこの季節がやってきた。
南の島から春を告げる「タケノコ」の便りが届く頃、僕らは荷造りを始める。
準備は去年のシーズンが終わった時から始めている。
後はいつでも飛び出せるようにするだけだ。

島。
普段、僕らアングラーが日常的に目にしている海や空、太陽や月、そして動物や植物。
それらの素晴らしさや厳しさを、この場所は改めて僕らに教えてくれる。
見渡す限りの水平線、海は何所までも澄み空は青く高い。
太陽は容赦なく照りつけ、月はその明るさに驚く。
そして闇夜に夜本来の暗さを知り、見上げた空に煌めく星々に思わず息を飲む。

昼間のどかな海も、夜にはその様相が一変し港を埋め尽くすトビウオのざわめきと、海面の炸裂する音が響き渡る。

    


折からの南西の風が強さを増し、厚い雨雲が空を覆い始めた。
そんな夕暮れに僕らは堤防に立ち、『ショアGT2008』は開幕した。



前日までの情報だとかなりの数のトビウオが入っていたが、この夜はいまいち入りが悪い。
堤防の内側は穏やかだが、外側はかなりの時化である。
おそらくこの時化の影響でトビウオが入ってこないのではないだろうか。
何のタイミングなのかは分からないがドバッとトビウオが入ったかと思うと、次の瞬間には全く居なくなっているという状況が延々と続く。

沖に向かって伸びる堤防にはナガッさんやポロリ企画さん達が、港の奥の一段高くなった堤防に自分といねさんが入る。
この自分たちが入った堤防がヤバい堤防で、堤防先端30mには崖が立ちはだかり足下にはリーフエッジが口を開けている。
「なんでそんなヤバいとこに入るの?」って疑問に思うかもしれないが、答えは簡単。
『そこで魚が出る!』と思ったから。
そして獲る自信があったから。

陽が落ちてから降りだした雨は時間を追うごとに強くなり、遠くから雷鳴が聞こえ始めた。
風も益々強くなっていく。
自分は激しい雨と風に対しては大した抵抗はないのだが、雷はダメ。
遠くで鳴っているウチは構わないが、稲光と雷鳴が近づくにつれて自分のテンションは徐々に下がりはじめる。
自然とキャストの数も減り、取り敢えずロッドは手に持っているが水平位置より立てることは無い状態。

そんな「雨・風・雷」と三拍子揃った状況をもろともせず、いねさんは立て続けに
20kg・25kg・30kgと3本キャッチ。
サスガです!(おかしいって・・・)

自分は雷の様子を見ながらちょこちょことキャスト。
そしてようやく自分のルアーに出ました。
フルキャストしたルアーの後ろからボシュ!と出るが乗らない。
そのまま待っていると更にボシュ!とミスバイト。
が、次の瞬間微かな捕食音と共に手に衝撃がはしる。
アワセを2発程入れてファイト開始。
まぁルアーへの出方からして大したサイズじゃないことは分かるので、余裕を持ってファイト。
案の定、手元で14kgに設定してあるドラグが滑ったのはアワセの時とファーストランの2秒だけ。
ヒットから足下まで寄せるのに2分かかっただろうか・・・

 足下に浮いたGTをリフティング中。
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ

で、タモ入れして無事にキャッチ。

 GT20kg、なんか小さく見える・・・メッキ!?(汗)
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ


このあと雷が激しくなり身の危険を感じたので、いねさんと堤防の下へ一時退避。
雷鳴轟く土砂降りの中で、「雷、全部○○○の方に落ちてるね~」とか「明日の朝、絶対○○○は無くなってるよ~」とかアホな話で盛り上がった(笑)
↑安全なとこに行くとテンション上がる(汗)

雨は相変わらずだが、雷が多少遠のいたので再び堤防へ上がる。
暫く2人でキャストしていたが、ふと下の堤防に居るナガッさんが気になったので自分はキャストを止めてナガッさんの元へ。
ナガッさんと話をしながら上の堤防を見上げると・・・
あれ? ライトがこっちに向かってチカチカしてる。。。
それは、いねさんからのモールス信号「アジ カカッテル スグモドレ!」だ!!

階段までダッシュ、階段を駈け上がりいねさんの元へ更にダッシュ。
するともう魚は浮いている。
ライトでサポートしながらタモを落とし、ランディング。
20kgのGT。
この男、本日4本目。


それから暫くキャストを続けるが、一層雨脚が強まりトビウオの気配も完全に消えてしまったので終了とした。





TACKLE
ROD : ZENAQ DEFI MUTHOS DM100HHH Z-tune GTcustom
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000 + STUDIO OceanMark CUSTOM SPOOL ST6500VII
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRACASTMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : YGK YOZ-AMI POWER HUNTER #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK G.T.SPECIAL 8/0


ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally ROUFcustom
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT + 6000SPOOL
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRAJIGMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : YGK YOZ-AMI POWER HUNTER #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK G.T.SPECIAL 8/0


LURE : HAMMER-HEAD G-CUP 09
LURE : HAMMER-HEAD 飛っ子169 26
LURE : Billy GT Pencil 180g
LURE : Billy GT Poper 200g
LURE : Billy GT LipressMinnow (PROTO)
LURE : Maggy Gara JERKING BAIT III (PROTO)
LURE : Carpenter GT-γ140
LURE : STRIKE-PRO SAKANA200 #Black Back
And more





            

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2007年




今年もこのシーズンがやってきた。
島人と電話でのやり取りを重ねて日程を絞り込む。

例年に比べて気温が高かった為、今年のスタートは早いと予想していたが現実は予想に反して遅れに遅れた。
当初の釣行予定をずらしながら何とか状況の良い日に島に入ることができた。
しかし、数回にわたるトラブルや自分のミスが続き、納得できる釣りはできなかった。


今年の『ショアGT』の記事はUPするかどうか迷ったが。
釣果はどうあれ釣行は例年に無いほど楽しかったので、今年の記事は画像によるダイジェストでお送りする。

どうぞご勘弁を。。。








-再会、この季節にこの場所で-







-バーベキュー! とにかく喰え!! 写真は後だ-







-トビウオ、ヤツ等だけが喰う訳じゃない。 オレも喰う!!-







-ガチファイトの末にやられた~! やっぱアイツ等は強い!!-







-島のおっちゃんの車、こっそり貼ってみた-







-サメファイト、こいつもデカくなると強烈-







-6月の夏空とハイビスカス-







-ウミガメ、ぷかぷか浮いたり潜ったり・・・昼間は優雅な海-







-SaltManさん、GT44kg。 こいつを揚げるのは色々と苦労した! 『伝説のGT』-







-SaltManさん、GT44kg 別ショット。 10日ぶりに食い物見つけた原始人!?-







-タックル、ずらりと並ぶと圧巻-







-タックル、別ショット。 ん!? ハンドル折れてるのが・・・-







-みのさん、ガチファイト。 でもタックルが小さ・・・い?-







-みのさん、シブダイ。 さっきのファイトはコレか! てかタモが・・・-







-技工士さんファイト。 20kgのGT!-







-腰蓑君(仮)のファイト。 「キャー♪ マジピー! のりピー!!」って叫んでた・・・みんなで(汗)-







-島を去る自分を見送りに SaltManさん 腰蓑君(仮)-







-彼らはア○ではない。左端の人がちょっと変なだけ。左からSaltManさん、腰蓑君(仮)、飛行船さん-






よく見ると自分の画像が1枚もない。
ま、釣れなかったから仕方ないかな。。。

内容は、2ヒット2バラシ。
1ヒット目は、ファイト中にルアーのアイが捻じ切れてバラシ。
2ヒット目は、ファイト中に魚がこっちに向かって走って来るのに対応しきれずにバラシ。
2匹とも悔しかった~!


GTは釣れなかったけど楽しかった!
よし、来年も行こう!!






TACKLE
ROD : ZENAQ DEFI MUTHOS DM100HHH Z-tune GTcustom
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000 + STUDIO OceanMark CUSTOM SPOOL ST6500VII
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRACASTMAN X8 #8 113Lbs
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LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK G.T.SPECIAL 8/0


ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally ROUFcustom
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT + 6000SPOOL
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SPACER : YGK YOZ-AMI POWER HUNTER #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK G.T.SPECIAL 8/0


LURE : HAMMER-HEAD G-CUP 09
LURE : HAMMER-HEAD G-CUP 34
LURE : HAMMER-HEAD 飛っ子169 26
LURE : Maggy Gara JERKING BAIT II (PROTO)
LURE : Maggy Gara JERKING BAIT III (PROTO)
LURE : TIDEPOOL Agopen 20cm 120g 2HookModel
LURE : STRIKE-PRO SAKANA200 #Black Back
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2006年05月





18:00  今回の釣行での、最後の夕食を頂く。。。

いつも通りたらふく食って、お茶を飲みながらおばちゃんと話していると、おっちゃんが帰ってきた。

帰ってきて自分の顔を見るなり・・・
「なにしとるんや! もうトビウオ入っとるぞ!! 早よ堤防行け!」っときたもんだ。。。

「ウソォ! まだ明るいよ!?」と驚いていると。
「今日は早いぞ! もう網に大量に掛かっとるがな」


速攻でタックルを軽トラに積み込み港へ急ぐ!


18:40  港に到着。

軽トラを降りて半信半疑で網を覗くと確かに大量のトビウオが入っている。。。

「やべ・・・ マジだ。 こりゃデカイのも入ってくるぞ」と堤防へ向かうべく軽トラに乗り込んだ瞬間・・・

ドッバ~ン!!

ウォッ! 出やがった!!

軽トラに乗ると同時だったので魚体は見えなかったが、捕食音と波紋の大きさからかなりデカイ魚だと判った。

この場でルアーを投げてやろうかと思ったが、掛けた魚が網に突撃すると多大な迷惑が掛かるのでグッと堪えて堤防へ移動。


まだ誰も居ない堤防でタモを出してドラグ設定などの準備をを一通り終わらせて、とりあえずヒゲ~ル氏に電話。
「ヒゲさ~ん、もうトビウオ入ってますよ~。 港の網の辺りでは親がドッカンドッカンしてますよ~」



とりあえずヒゲ~ル氏が来るまでに1本獲っとこ。
ってことでS-POP110をキャスト。


ん~~~ あちこち痛い。。。連日のファイトで疲労が溜まっている模様・・・年かな。。。


ブツブツ言いながら巻いていると・・・ゴン!!
ゲゲッ! もうキタ!! 慌ててアワセを入れると・・・あれ?軽い???

スカ・・・ですか・・・


まぁ今のは小さかったな・・・と自分に言い聞かせながらキャストを繰り返すが反応は無くなってしまった。。。



そうこうしているウチに日が暮れてきて、ヒゲ~ル氏Hさん Uさんが次々とやってきた。

ランタンに灯を燈し、思い思いの方向へキャストを始める。


トビウオは相変わらず入ってきているようで、トビウオ漁の船が堤防のすぐ先まで出てきて水中ライトを沈めている。
時折、バッシャーン!!とデカイ魚の捕食音がする。

しかしこの捕食音は間違いなくサメ


「あぁ~ぁ 今夜もサメ釣りか~?」
とか4人で言いながらキャスト繰り返すもサメすらアタックしてこない・・・


疲れたんでUさんと2人で座り込んで話をしていると・・・


暗闇から
ビィィィーーーーーーーーーーー!! ビィィーーーーーーーーーーーーーーーー!!

突然のドラグの音に反射的に振り返った自分たちに、Hさんは「サメ サメ!」と言いながら合わせを入れて『綱引きファイト』スタート。
夕べと同様、またもや全員で「エンヤー トットォ! エンヤー トットォ!」と声を合わせる。


「ランディングどうする~?」
「タモはもう無理っしょ・・・ラインが一番短くなったトコでカットやなぁ。。。ヨロシク頼むでぇ~」
と言葉を交わしながら
相変わらず華麗な『綱引きファイト』で確実に魚を寄せてくる。


ようやく寄ってきた魚をライトで照らすと・・・「・・・・・・・ン?」


「これサメっすか? なんか平べったくないっすか?」

「これサメじゃ無いっすよ。GTっすよ!」

「うそ! マジで!?」っと
一番驚いていたのは言うまでもなくHさん


自分たちはラインカットしようと持っていたプライヤーを速攻で仕舞って慌ててタモを取りにダッシュ。

なんとか無事にランディング。
 Hさん。 31㎏(実測)のナイスサイズ真っ黒GT!!
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ


この魚で全員ヤル気満タン、気合のフルキャスト開始。

が後が続かない・・・


自分に至っては「ポッピング・・・だるぅ。 ペンシルに換えよ・・・」ってな有様である。

ところがこの手抜きが吉とでた!


アゴペン120g 2フックモデルをフルキャストしてダラダラ巻いていると・・・

ボシュッ!!    おおっ!
ルアーにはカスリもしなかったが、自分のルアーに出たのは間違いない。


軽くストップを入れながらそのまま巻いてくると・・・

ボシュッ!!  おおおっ!
またカスリもしねぇ・・・

そしてようやく・・・

ボシュッ!!  オオー!
カスッたーーー! ってダメじゃん。


ルアーを回収してもう一度同じ方向へキャスト。
すると自分の様子を見ていたUさんが自分のすぐ隣に入ってきてシレッとキャストしている!!
しかも自分の真似してちゃっかりペンシル投げてる!

「コイツは自分のGTっすよ。 獲っちゃダメっすよぉ~」

とか言いながら焦り気味で巻いていると・・・

ボシュッ!!! ビィーーーーーーーーーーー!!

キタアアアアアアァァァーーーー!!!  横取り阻止!凸(`Д´メ)FUCK YOU!!

ヒットと同時にアワセを3発叩き込みファイトスタート!

例に漏れずコイツもリーフへ向かって一直線に走っていく。

スピード・パワー共に先日のモンスターには程遠いが、なかなかの走りを見せている。

20m程ラインを出された所でスプールを握り、魚を止めにいく。
ヒットラインが40m前後だったので、これ以上ラインを出されると回収が厄介になる。
ポッピングがダルくてペンシル投げてたくらいなんで、できるだけ回収ラインは短い方が良い。

この1回のハンドドラグで魚は止まり、ラインを回収すべくポンピングにはいる。
意外とすんなり寄ってくるので、「こりゃ意外と小さいな・・・」と思っていた。
が、甘かった・・・残り30mを切った頃、突然ドラグが悲鳴をあげて再びラインが出ていく。
ここから魚体が見えるまでの攻防で自分は体力をかなり消耗してしまった。。。

そして魚体を見せたGTは、物凄いパワーでヒラを打ちながら堤防の角を目指して抵抗する。

ヘタレ状態でGTに着いて行けない自分にHさんから激が跳ぶ・・・「サップ! 付いて行け!!」

「ハァ ハァ ハァ ・・・・ ハィ ・・・」 返事もやっとである・・・

内側の角をかわすと、次はUターンして今度は外側の角へ向かって行く・・・

堤防の外側は内側より70㎝程高くなっており、その段差に必死のジャンプで飛び乗りGTに着いていく。
そして外側の角をかわした時、ようやくGTが浮いてきた。

Uさん「頑張れ! ココで完全に浮かさないと復活してまた潜るぞ!!」って言ってるのが聞こえる。。。

ココで潜られるのはシャレにならないんで、底を尽きかけた体力を振り絞り頑張った!

頑張ったら魚が浮いた!

HさんUさんヒゲ~ル氏の3人にタモ入れのサポートをしてもらい引き上げててもらった。

筋肉質のGT 35㎏(実測)

今回の釣行で最も疲労したファイトでした。。。

この写真のあとGTを抱いてフラフラと立ち上がり、やっとの思いでリリースした。
暗い海へと還っていくGTを眺めながら、実は自分も落ちそうで内心かなりビビッていた・・・



この後、皆盛り上がりポッパーやペンシルを投げまくったが反応は無かった。。。





今回、自分は運よく48㎏を筆頭に72㎏・35㎏と大型のGTを獲ることができた。
釣果としては何の不満も無いが、体力面での弱さを痛烈に感じた。
釣行前半は良かったが後半は明らかに疲労困憊状態でファイトにも支障があった。。。
筋力・持久力の基礎的な体力アップは勿論のこと、滞在中の疲労回復も今後の大きな課題となった。



ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT + STUDIO OceanMark CUSTOM SPOOL ST6500VII
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRAJIGMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : SUNLINE DEEP ONE #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
LURE : TIDEPOOL Agopen 20cm 120g 2HookModel
HOOK : OWNER STINGER-76 TREBLES 5/0 (PROTO)






            

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2006年05月





昨日の夕方、タックルを準備した後、おっちゃんと軽トラに乗り込みお出かけ。

天日干しのトビウオを取り込む手伝いをした。

物凄い数の開きになったトビウオがビッシリと干してある。。。
干物のイイ匂いが漂っている。


全てのトビウオを取り込んだあと、次はおっちゃんの牧場に移動。



 牛がたくさんいた。


おっちゃんが牛舎のう○こ(←オレじゃない)を片付けながら教えてくれた。


「あれがこの前生まれたばかりの子ヤギ」
 小せぇ・・・

「あっちのがその前に生まれた子ヤギ」
 小屋から抜け出して、その辺の草を食ってる。

「向こうに繋いであるのがトカラヤギ」
 コイツは目つきが悪くて貫禄がある・・・ ずっと木で角を研いでた。。。





18:00 いつもどおり夕食をとり、満腹で動けない・・・

19:00 タックルを車に積み込んで出撃。

堤防についてみると、ヒゲ~ル氏と今日の船で島にやってきた『Hさん』『Uさん』が既に釣りを始めていた。

挨拶をして夕べのGTの話なぞをしていると、いつの間にか自分は『サップ』という素敵?な名前を付けられていた。。。


今夜の状況は、トビウオはかなりの数が入っており時折大型の魚の捕食が聞こえる。
状況的には良好である。が、捕食音がどうもサメっぽい。。。



この日最初のヒットは、堤防の外側でキャストしていたHさん
しかしすぐに「小さぁ~い!」の声。。。

揚がったのは6㎏程のGM
 ランディング直後のHさん(左)とヒゲ~ル氏


そしてその後、またもやHさんにヒット。

今度は「ヒット!」の声と同時にドラグの音が鳴り響いている!
他の3人はすぐにルアーを回収し、サポートにまわる。

しかしファーストランが終わり寄せに入った時、無常にもHさんの「サメだ~~」の声。
しかしサイズはデカイようで結構ラインを引き出されていた。

華麗な『綱引きファイト』を見せるHさんと他の3人が「エンヤー トットォ! エンヤー トットォ!」と声を合わせる。


海面に浮いたサメは2mはありそうなヤツだった。
巨大タモを使ってランディングを試みたがヤツは網をブチ破って逃走してしまった!




海面をライトで照らすとトビウオが寄ってくるが、同時に暗闇でサメの目が10個程ギラリと光る・・・(汗)

今夜はどうやら「サメの日」のようだ。


この後、Uさんのポッパーにドカン!とでたがサメ、足元まで寄せたがランディングできずにラインブレイク。
自分のポッパーにもドカン!と派手にでたがサメ、直下まで寄せたところで堤防の角でラインを擦って終了。。。
ヒゲ~ル氏もサメを掛けてフックアウト。



この日はこの後も暫く頑張ったがサメばかり・・・
ルアーがいくつあっても足らん・・・ってコトで撤収。。。


明日は自分にとって最終日。
「サメちゃん明日は来ないでね♪」っと祈りながら堤防を後にした。




ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRACASTMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : SUNLINE DEEP ONE #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
LURE : Seikai Collection MURAMURA POP 120g
HOOK : OWNER STINGER-66 TREBLES 5/0







            

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2006年05月






6:00   目が覚める。  体があちこち痛い、特に腕。  原因は恐らく・・・夕べのタモ入れ。



夕方、外で今夜使うタックルを準備した後、おっちゃんと軽トラに乗り込みお出かけ。


18:30  宿に帰ると夕食ができていた。

いつもどおりご飯2膳食べて暫く動けない・・・(笑)



19:30  堤防に着いてみると、島のアングラー『ヒゲ~ル』氏が先行していた。


今夜の海の状況などの話をしながら、ルアーをセットしドラグチェッカーで手元のドラグ設定をする。


今夜は夕べにも増してトビウオが入ってきている。


ヒゲ~ル氏は自作のポッパーを、自分はFISHERMAN S-POP110をキャストしている。

ルアーチェンジを繰り返しひたすら責めるが反応無し。

22:00  2人して休んでいると、もう一人の島のアングラーマツオ氏が登場した。

今夜の状況を話して釣り再開。


夕べ同様、時間が経つに連れてトビウオは更に数が増しているようだ。
何かに追われ海面を飛び回っているが、捕食音は聞こえない。
ポッパーへの反応は皆無。

今夜もやはりペンシルか!

と思ったが夕べのファイトでトビペンは殉職。

他にペンシルはアゴペンマギーガーラ マーリンモデルしかない。
シンキングで底付近を直撃したいトコロだが、どちらもフローティング・・・

こうなったら少しでもデカくて重いペンシルをロングキャストして広範囲を探ってやろうと、チョイスしたのはマギーガーラ マーリンモデル

堤防先端の港側はヒゲ~ル氏がキャストしていたので自分は沖側に向かってキャスト。


フルキャストしてからのスロー引きを繰り返すこと10投程。

そいつは突然現れた。

着水してからスローでダラダラ巻いていると・・・  シュボッ!!

キターーーーーーーーー!! ビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!

ヒットと同時に手元で11㎏に設定してあるドラグが悲鳴をあげ、スプールが物凄い勢いで逆回転している!!

とりあえずアワセを叩き込み、グリップエンドをロッドベルトに刺してロッドを引き起こそうと試みるがハンパな力じゃロッドが起きてくれない!

 両手でフォアグリップを握り全身を使ってロッドを立てる。

魚はリーフに向かって一直線に猛進している!

けたたましいドラグ音を発しているスプールを鷲掴みしてハンドドラグでプレッシャーをかけるが、止まる気配は一切無い。

更なる力でスプールを握り、ライン強度の限界近くまでドラグを掛けること数回。

止まらない!

始終ハンドドラグを掛けているにも関わらず、既に80mくらいラインを引き出されている。
ヒットラインは50m前後だったので、そろそろリーフに到達してしまう。

判っちゃいるけど止められない!!!!

こうなったら力勝負だ!
スプールを押さえている手に更に力を加え、ロッドを更に引き起こす。

しかし、この猛魚は止まる気配は無く、この状態のまま更に10m、20mとラインを引き出していく!

スプールの熱がグローブ越しに伝わって手が熱い。


もう限界! もうリーフに到達する!!

と思った時にフッと、ほんの少しだけテンションが抜けるのを感じた!

コイツも限界か!!と直感した!

スプールを握り締めロッドを立てた状態で、
全体重を掛けて1歩2歩と後退してプレッシャーを掛け、5歩程後退した時にようやくこの猛魚を止めることに成功した。

よっしゃー!!! 止まったーーっ!!

絶叫して、すかさずポンピングに入る。

重い! ラインを巻きとった後、倒したロッドを起こせない!

仕方ないので全身を使って必死に起こしたロッドを保持したまま、全体重を掛けて再び後退する。
5歩後退して前に進みながらラインを巻き取るという変則ポンピングで対応する。

 変則ポンピングを数回繰り返すと、再びラインを引きずり出して行く!


向かっているのは沖の方。
少しだけ余裕があるが、スプールを見ると青ざめる・・・ラインが200m近く出ている・・・(大汗)

延々と続く地獄のポンピングを繰り返しラインを回収すると、再び引き出される。

程なくして左手の握力が尽きてしまい、魚が走っている時はロッドをスリーパーホールドで支えていた。。。

巻いても巻いてもラインを引きずり出されていく。。。


夕べの48㎏もかなり強烈だったが、コイツはレベルが違う。
ヒゲ~ル氏の「50イってんじゃない!?」の声に
思わず「絶対イってる!!」と答えてしまった。


繰り返す無酸素運動で息も絶え絶え・・・

 必死の形相


ヒゲ~ル氏から檄が飛ぶが、これ以上答える余裕なし!

ようやくあと30m位だと思った時に、ヒゲ~ル氏に必死に「あと30位っすか?」って声を掛けると、思いも寄らない答えが。。。

「ハア?? あと50以上あるよ!!」

・・・・・・orz ちょっぴり絶望してしまいました・・・(悲)


魚は相変わらず抵抗を繰り返し、ロッドに伝わる重量感はハンパじゃ無い。

全身を使ってのポンピングも何回繰り返しただろうか・・・


膝がガクガクしている。。。腕も痺れてきた・・・
体中が脳に限界を伝えている。。。


「もう少しだ! 頑張れ!」
ヒゲ~ル氏の声がする。

「もう少し!」・・・この一言をどれだけ待ったことか!

「もう少し」があとどれ位か判らないが、とりあえずもう少しなはず!
自分に言い聞かせながら全力を振り絞る。



およそ20回に及ぶポンピングでヒゲ~ル氏が照らしている海面がほぼ直下になった。

ココで頑張れば魚が浮く・・・はず。
が、なかなか魚が浮いて来ない。


浮かないばかりかラインを引きずり出しながら底に突っ込んでいく。


堤防の際までにじり出て魂のポンピングを繰り返すとようやく魚体が見えてきた。
しかしココからの抵抗が半端じゃなかった。。。

ヒラを打ちながら堤防際を左右の角に向かって突っ込んでいく。
できるだけ魚に着いて行き、何度か角をかわすのだが、
なんと数回目の突っ込みに着いて行けず足がもつれて倒れてしまった。

だけどロッドは離さない!
反射的に飛び起きて再びファイト続行。


必死だったので何を考えていたのかよく覚えていないが
浮けっ! 浮けっ!!と繰り返し叫んでいたのは覚えている。


ヒラを打ちながら抵抗する魚を、何とかいなしてどうにか浮かすことができた。


ヒゲ~ル氏マツオ氏により
タモが投入され、明らかにタモ枠よりデカイ魚をどうにかタモに収めるコトに成功した。

「よしっ! 入ったぁーーーっ!!!」

2人が叫ぶこの声をきいた瞬間、ラインをフリーにしてその場に崩れ落ちてしまった・・・

天を仰いで唯ひたすらゼェゼェと呼吸するので精一杯だった。。。

と・・・ふと気付くと2人の様子がおかしい・・・

「・・・☆×※!・・・んぐぐ・・・♪●※!★◎!!  上がらんっ!!」

既に虫の息の体に鞭を打ち、引き上げる手伝いをする。


「せぇ~の!」 ズルッ! 「せぇ~の!」 ズルッ! 「せぇ~の!」 ズルッ!
っと3人で力を合わせて少しずつ少しずつ引き上げていった。

タモ枠が見えてきて、3人で枠と網とロープを持って一気に引き上げた。

「せぇ~の!」 ドサッ!!!

そして自分は再び崩れ落ちた。。。
聞こえてくるのは
「デケェーーッ!!」っと叫ぶ2人の声・・・

自分も何とか起きて見てみると・・・
「デケェーーーーーーー ーーーッ!!」 なんじゃコラ!?

急いで宿のおっちゃんに電話して来てもらう。

計測してみると・・・常識破りの168㎝!! 72.8㎏!!!!(実測)

 とても一人じゃ持てません・・・(^。^;)
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ


尾鰭の付け根の太さ、立派な胸鰭、魚体の厚み、黒銀に輝く魚体・・・モノ凄い綺麗なカッコいいGTです。


 自分:身長180㎝、体重95㎏  GT:身長168㎝、体重72㎏
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ

宿のおっちゃんと2人で持ち上げようと試みるが・・・

 ここまでしか持ち上がらない・・・
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ



この後、暫らく疲労と充実感とで放心状態になって堤防に転がっていた。。。




トカラの夜空を眺めながら・・・

72㎏・・・このモンスターに出会えたことに、
夜中にも関わらず駆けつけてくれたおっちゃんに、そして何より始終サポートしてくれたヒゲ~ル氏マツオ氏に唯々感謝していた。











※ちなみにフロント・リアフック共に伸びてはいなかったが噛まれて変形していた。


フロント:フックの位置がおかしい・・・
リア:これも歪んでいてフックの位置関係がおかしい・・・
良く見ると、リアフックアイもほどける寸前!!






ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT + STUDIO OceanMark CUSTOM SPOOL ST6500VII
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRAJIGMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : SUNLINE DEEP ONE #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
LURE : Maggy Gara MarlinModel redmackerel
FRONT HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK BIG 7/0
REAR HOOK : DECOY SALT WATER TRIPLE HOOK G.T.SPECIAL 8/0



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2006年05月





12:00  起床。 寝てても腹は減る・・・昼飯(^-^;

13:00  満腹になると眠くなる・・・ ○Oo。.(T¬T)/~~~オヤスミナサイ

16:00  起床。 寝てばかりもダルいんで、夜に備えて散歩する。

 向こうに海が見えて、気持ちいいですよヽ(*^^*)ノ

しばらく歩いて行くと学校発見!!

 何故か校舎の横に巨大落としダモが・・・違和感無いのが不思議(^。^;)

ちょっと校庭をぶらぶらして帰路に着く。


宿に帰ると晩御飯。。。

 相変わらずボリューム満点!! 味も最高(^▽^)/

そして例の如く、「ご飯2膳食べるんだよ!!」っとおばちゃんの激が飛ぶ・・・(^-^;

そしてこれも例に漏れず・・・完食!!!  満腹で動けん・・・ヤベ( ̄Д ̄;;





19:30  タックルを軽バンに積み込み出撃。


20:00  ランタンに灯を燈し海の様子を伺う。

明らかに昨日よりはトビウオが入っているようだ。
その証拠に早くも堤防の根元ではトビウオ掬いが始まっている。


堤防には自分独りである。
魚がヒットしても誰もサポートはしてくれない。
宿のおっちゃんは「デカイのがきたら何時でも電話しろ、助けに行くぞ!」と心強いことを言ってくれた。

念の為に、堤防の角にある直径10㎝位の穴に、ぴったりサイズの鉄パイプを刺し、
そこにタモのロープをくくり付けて、タモを水面付近に固定しておく。
最悪の場合、コレで何とかタモ入れまでは独りでできる・・・はず(ーー;)


初めはセオリーどおりポッパーで攻める。
フルキャストしてポッピングを繰り返す。

堤防の先端から放射状にくまなく攻めること約1時間・・・反応は無い。

海面をライトで照らすとトビウオが寄って来る。その数は時間が過ぎるに連れて増えているようだ。

島の漁師が船を出してトビウオ漁を始めた。
よく見ると宿のおっちゃんの船である・・・w( ▼o▼ )w オオォォ!!
水中ライトを沈めた船の周りはトビウオで湧き上がっている!

相当数のトビウオが入っているのを確信すると自然とテンションが上がってくる!!

フルキャストしてポッピングすること1時間以上・・・反応無し(w_-;
トビウオが追われている様子さえ無い。



22:30  相変わらず船はトビウオを獲りまくっている。

こんだけトビウオが入っていてデカイのが付いていない訳が無い!!
自分がフィッシュイーターなら、必ずこの「トビウオ食い放題食堂」に来店している!!
ちょっと恥ずかしがり屋さんが多くてカウンター席じゃなくて、奥の座敷に居やがるな~Ψ(*`Д´*)Ψ

っと勝手な想像をして、ポッパーをペンシルに変更した。


選んだのは深いトコロを直撃してやろうと、トビペン18㎝シンキング


フルキャストしてカウントダウン20。
スローで足元まで引いてくる。

コレを堤防先端の港入り口側から沖側に向けて繰り返していく。


23:00  沖側にフルキャストしてカウントダウン30。


スローで引いていると、ゴゴン!!
明らかなバイトがあったがのらない。

しかしその時、根拠は無いが絶対的な確信があった。
必ず追い喰いしてくる!!

と次の瞬間、ゴゴンッ!!!

キターーーーw( ̄△ ̄;)wーーーーッ!!

誰もいない堤防で独り雄叫びを上げて、アワセを3発ほど叩き込む。


手元で10.5㎏に設定しているドラグの悲鳴を聞きながら、グリップエンドをロッドベルトに刺しロッドを引き起こす!
ヘッドライトを点けてリールを見るとスプールが物凄い勢いで逆回転している。

魚はリーフに向かって一直線に走っていく。
ヒットラインが約30mで、既に40mくらい走られている。
リーフにはまだ到達しないが、そろそろ止めないと回収が大変になる。

ロッドを更に立て、逆回転を続けているスプールを掴みハンドドラグでプレッシャーを掛けるとようやく魚が止まった・・・ε~( ̄、 ̄;)ゞフー


ココからラインを回収すべく、ポンピングを開始する。
4回ほどポンピングをした時、止まっていた魚が再びラインを引きずり出して走り出した。
向かっているのは間違いなくリーフ。
さすがに焦った(O.O;)
再びハンドドラグでプレッシャーを掛ける。

この時、こいつはデカイ!!と確信した。

20m以上走られてようやく魚を止めることができた。
これ以上走られると正直ヤバかった、リーフに到達してしまう。。。


そしてポンピングで30mほどラインを回収したとき、またもや魚は走り出した。
今度はリーフではなく沖に向かっている。。。
沖に向かっているなら大丈夫、ここでチャンスとばかりに携帯を取り出しておっちゃんに助けを求める・・・

・・・が、でない( ̄Д ̄;;
そうだ! トビウオ漁やってんだった!!w( ̄Д ̄;)w!!

あきらめて携帯をポケットにしまい、ポンピングを開始する。
電話してる間に恐らく15mはラインを引き出されてしまった。。。



引き起こすロッドが魚の重さを物語っている・・・ハンパ無し重い(゜o゜;;



あと30m位というところまで寄せた時、ダメ元でもう一度おっちゃんに電話してみる・・・が、やっぱり出ない(〒_〒)


完全に腹は決まった!
「ヨッシャー! 来い(`□´)コラーーッ!! 独りでヤッたる!!!」
思わず叫んでいました。


抵抗を繰り返す魚を強引に捻じ伏せ、ポンピングで魚を寄せてくる。
少しでもポンピングを休もうものなら、すぐにラインを引きずり出していく。

堤防際に寄せてからもヒラを打って抵抗を続ける。
魚は堤防の沖側の角に向かって走っていく、角でラインを擦られないように魚より先に自分が角を回る。

魚は反転し今度は港側の角に向かって行く、自分も付いて行くがその時ヤバイことに気が付いた・・・

魚が向かっている港側の堤防の角には、タモがブラ下がっているw(゜ロ゜)w!!
このまま角に行かせてしまうとタモにラインが絡んでしまう!

ココが勝負処だ!!と直感した。

かなり疲労していたが、最後の力を振り絞り体全体を使って全力で魚を浮かせにかかる。
あと3mで角に到達するというトコロで、何とか魚を浮かせるコトに成功した。

浮かした魚をタモまで誘導し、
片手でロッド、もう片方の手でタモのロープを操作するという
今まで経験したことの無い地獄のタモ入れ作業を10分程かかってやり遂げた・・・( ̄‥ ̄) = =3

 直径120㎝のタモ枠に入りきらない・・・( ̄□ ̄;)!!

後はコイツを引き上げるだけ・・・(ーー;)

鉄パイプにくくり付けてあるロープを解き、自分の体に巻きつける。
乳酸の備蓄基地と化した体に鞭を打ちタモを引き上げる。
水面から1mくらい引き上げたところで力尽きてしまう。
何度繰り返しても1m以上引き上げることはできない・・・ε-(。_。;)ノ

ここまでか・・・と諦めかけた時、ふと港の奥を見ると
漁船が全て漁をやめて港の奥に入っている!

とっさにロープを再び鉄パイプにくくり付け、軽バンに飛び乗り港に向かう。

思ったとおり港には人がたくさんいた。
その中から知らないおっちゃん2人に声を掛けて、救助を求めると快く引き受けてくれた!


知らないおっちゃん2人と自分の3人がかりで引き上げてみると。

 GT48㎏(実測)!!
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ

48㎏!・・・疲れるはずだ。。。

 見てくださいよ! このGTの腹とオレの血走った目!!
クリックするとデカくなるよ(o^∇^o)ノ


見事、48㎏のGTに喰われ、最後まで闘い抜いた勇者トビペン18㎝シンキングは・・・殉職しました。

 折れてL字型に曲がってしまった。 しかし貫通ワイヤーは強い!!



 やっとの思いでブツ持ち写真・・・重てぇ(^。^;)フウ



このあと、疲労でしばらく天を仰いだまま動くことができなかった。

助けてくれたおっちゃん達は帰り、再び堤防に独りになった。
目を閉じるとヒットしてからタモ入れまでのファイトが思い出される。
孤独な闘いだったが、独りで完遂したことで喜びも充実感も今までに無いもがあった。


30分ほどして、再びロッドを振ろうかと考えたが
疲労が溜まったこの体で、再び全てを独りでやり切る自身が無かったので今夜は終了とした。



ROD : ZENAQ JIGGER TRUST FOKEETO FC83-7 Trevally
REEL : DAIWA SALTIGA-Z 6000GT
LINE : YGK YOZ-AMI GALIS ULTRACASTMAN X8 #8 113Lbs
SPACER : SUNLINE DEEP ONE #30 220Lbs
LEADER : Momoi's Hi-Catch NYLON LEADER #94 250Lbs
FIGHTING LEADER : YGK YOZ-AMI SEAHUNTER #80 330Lbs
LURE : SAURUS Tobi-Pencil 18cm
HOOK : OWNER STINGER-66 TREBLES 5/0






            


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