うなぎ屋さんの めおと漫才! (うなぎ専門店 本多)

長野県飯山市で 「うなぎ専門店」 を営む夫婦のブログです。
 長崎県佐世保市から嫁いできた女房との、楽し~い奮闘記!

お知らせ!

当店の定休日木曜日ですが ・・・
11月26日~28日は、3連休となります。
ご来店の際は、HP等で確認をお願い致します。

№316 キモ吸・・・!

2012-07-24 07:01:47 | お店のこと!

夫 筆

普段、自分達がブログを綴っていますので、

お客様が当店に触れているブログも定期的にチェックする事にしています。 

読み進めてみると、お褒めの言葉が多いのですが、 

自分達には気付かない点も色々ご指摘いただいていますので、

その都度、参考にさせてもらっています~。 

書き込みの内容を見て店内の設備やサービス方法を変更した事もありましたし、

クレーム等の書き込みがあれば、朝礼で社員に報告する事にしています。

最近では、キモ吸に関する書き込みが数件ありましたので、

この場で補足説明を加えさせて頂きたいと思います・・・。 

当店ではキモ吸(350円)が別注文となっておりまして、

ビックリされるお客様も中にはいらっしゃいます。 m(__)m

普通は ”うな丼とセット” で付いてくるお店が多い中で、当店は別注文だからです。 

当店と同じシステムのお店は今まで知りませんでしたが、

4月に大阪のうなぎ屋さんへ伺った時にはキモ吸は別注文となっていました。

多分、当店と同じ理由なのかもしれませんネ~。

では、その理由とは・・・。 

当店では30年程前までは、キモ吸そのものがメニューにありませんでした。

キモはキモ焼にしていましたが、しかし、その全部を商品にするには無理がありました。

閑散期にキモを串に刺す時間は十二分にありますが、キモそのものが出ませんし、

繁忙期にはキモを刺すより蒲焼を焼かなければお客様に怒られてしまいます。 

よってその当時、忙しい時期のキモは生のままご近所にお配りしておりました。

№283で紹介した鰻のヒレと一緒ですネ!

ご近所の方も心得ていて、キモ煮にして楽しんでいたようです・・・。

 > そんな貴重なものをネ~

その後、自分がお店に入り、ついでに女房も連れて来て ^^; 社員が増えましたので、

キモ吸も始めよう~って事になりましたが、 

総てのお客様にお付けしてしまうと人気のキモ焼が出来なくなってしまいます。 

キモ焼一串に、鰻6~7匹分のキモが必要となりますので・・・。

つまり現在では、キモ吸をご希望されないお客様のキモをキモ焼にしています。

Photo

写真は生の状態の鰻のキモですが、中々見れませんヨ~! 

 > 見たくあらへんがナ~

しっかし、綺麗に刺してありますネ~。

№292で紹介した当店5年目の若手の仕事です。

お見事・・・。 

自分にはここまで綺麗に出来ませからネ~。 

さてさて、ではでは、必ずキモ吸が付いてくるお店で、

キモ焼もあるお店ってどうしてるんだろうと疑問が湧いてきますよネ~。

鰻一匹にキモは一つしかありませんから・・・。 

 > そんなん、あたりまえやないの~。我も一っこしかあらへんしナ~^^;

自分もどうしているのかハッキリとは分かりませんが、

蒲焼加工場等から出たキモではないかと思います。

以前に ”生のキモを買いませんか?” って電話がありましたので多分そうだと・・・。

勿論、お断りしました。

どんな鰻だったのか、また、どんな処理がなされているのか定かではありませんし、

何と言っても生の内臓ですから、時間との勝負って事もありますので怖いです。

大変申し訳ありませんが、そんなこんなで当店ではキモ吸が別注文となっております。

お客様各位に於かれましては、何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

コメント (4)
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