最近、仕事の帰りに通る山道の脇や、実家の駐車場のそばに咲いている白いユリの花
「立ち姿も色もとても綺麗です」
とブログで紹介しようと思って品種を調べていたら、
なんとあまり喜んでもいられない花だった!?
白くてスっとした姿の テッポウユリ だと思っていたのですが
テッポウユリは沖縄・奄美が原産で開花期が4~6月。
お盆の頃に咲くのには無理があるのだそうです。
それではよく似た 台湾原産の タカサゴユリ というユリでしょうか?
でもタカサゴユリの特徴である花の外側の赤いラインは無し。
( ↑ タカサゴユリ よそのサイトからお借りしました)
どうやら「タカサゴユリ」と「テッポウユリ」の自然交雑種で「シンテッポウユリ」と呼ばれているもののようです。
「タカサゴユリ」と同様に外来植物として警戒されていて、いずれ駆除対象になるかもしれないそうですよ。
日本原産のテッポウユリが花を咲かせるまで5年かかり、育てるのも大変なのに対し、
タカサゴユリは生命力が強くて、植えた翌年には花を咲かせるとか・・・
外来生物って、生き物にしても植物にしてもたくましいですね
その交雑種もあちこちで見るということは、
知らない間に、交雑が進んでるんでしょうね
日本に昔からいた生き物や植物だけを増やすって、
けっこう大変なことなんですね