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映画「パンズ・ラビリンス」の感想

2007-11-11 | 映画の感想
◆№64 10月30日 「パンズ・ラビリンス」(★★★★☆)
(感想)シンプルでよくできたファンタジー。日常に寄り添う牧神や妖精の伝説を使い、現実とファンタジーを一体化させている。ファンタジーを意識させないファンタジー。大人の世界の展開を軸にしているのでファンタジーぽくない。子供にしか見えない世界を垣間見ることができる。戦争という現実も厳しいが、パンが誘惑する世界も厳しい世界に思える。現実逃避かと思わせ、もしかすると子供の想像の世界のような味付けもしている。-西洋、東洋を問わず子供の頃にしか見えない世界があった。いまもあるかもしれないし、信じる人はいつか見ることができるかもしれない。

総合 4 牧神伝承の秀逸なファンタジー
監督 5 構成力によって引き込むファンタジーに仕上げた
脚本 4 シンプルだが魅力がちりばめられている
演技 4 感情が眼に表れている、監督と俳優の気持ちが一致している
音楽 3 
映像 4 ファンタジーの斬新さはないが、自然さがいい


杜人

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