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映画「ロンリーハート」の感想

2008-01-18 | 映画の感想
◆№05 01月09日 「ロンリーハート」(★★★★☆)
(感想)最近の映画でジョン・トラボルタを知った人が「サタデー・ナイト・フィーバー」を見て同じトラボルタと思うだろうか。それほど貫禄がる演技を見せてくれる。刑事の役だからといえば、それまでだが、渋い演技が不思議と似合う。ミュージカル映画「シカゴ」のビリー・フリン弁護士役を断ったそうだが、私はその理由は知らないが、知ったときには残念な気がした。トラボルタのダンスを想像してしまったから。この映画にはダンスはなかったが、犯人を追う刑事の執念がにじみ出ていた。カチカチの刑事映画にしないで自らの不幸(妻を失う)と息子との確執などが絡む、刑事同士の友情もさりげなく含まれて人間味のある作品だ。人が人を裁く死刑の過酷さもちらりと見せる。死刑は過酷だが、死刑が相応と感じる犯罪者が後を絶たないのも確かな現実だ。また犯罪者の闇の深さも感じる。しかし、何が人間をあそこまで残酷にさせるのだろう。(データ)

総合 4 オーソドックスですが、佳作です
監督 4
脚本 4 堅実な脚本
演技 4 トラボルタという快男児を見てほしい
音楽 4 渋い
映像 3 硬い映画のためにオーソドックスにしたのかな


杜人

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原題: LONELY HEARTS
製作年度: 2006年
別題:-
製作国・地域: アメリカ/ドイツ
上映時間: 107分

解説: 1940年代のアメリカで20人以上の女性を殺害した、凶悪カップルを追う刑事の奔走を描くクライム・サスペンス。当時のアメリカを震撼(しんかん)させた“ロンリーハート”事件をモチーフに、脚本家としても有名なトッド・ロビンソン監督が映画化した。事件を執拗に捜査するエルマー・C・ロビンソン刑事に、『ヘアスプレー』のジョン・トラヴォルタ。ロビンソン刑事の実際の孫にあたる監督によるリアルな取材源と刑事の視点から再構成したドラマは必見。(シネマトゥデイ)

あらすじ: 1951年3月8日。ニューヨークのシンシン刑務所で、アメリカを震撼(しんかん)させた凶悪な殺人犯、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レト)とその恋人マーサ・ベック(サルマ・ハエック)の死刑が執行されようとしていた。しかし、彼らを逮捕した張本人であるエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラヴォルタ)は、浮かない顔で執行を見つめていた。(シネマトゥデイ)

キャスト・スタッフ
監督 トッド・ロビンソン
製作総指揮 ランドール・エメット ほか
原作 -
音楽 マイケル・ダナ
脚本 トッド・ロビンソン

ジョン・トラヴォルタ (エルマー・C・ロビンソン)
ジェームズ・ガンドルフィーニ (チャールズ・ヒルダーブランド)
ジャレッド・レトー (レイモンド・フェルナンデス)
サルマ・ハエック (マーサ・ベック)
スコット・カーン (ライリー)
アリス・クリーグ (ジャネット・ロング)
ローラ・ダーン (レネ・フォーディー)
マイケル・ガストン (-)
ブルース・マックヴィッティ (-)
ダン・バード (-)
アンドリュー・ホイーラー (-)
ダグマーラ・ドミンスク (-)
ジョン・ドーマン (-)
ベイリー・マディソン (-)
エレン・トラヴォルタ (-)
ジェイソン・グレイ=スタンフォード (-)

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