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最近観た映画

2006-10-29 | 映画の感想
◆№53 10月29日 「ブラック・ダリア」(★★★★☆)
(感想)良かったんだけど、何か物足りない。一工夫足りない。せわしい感じ、見ている人に考えさせないためか、展開が無意味に速く、観ていて疲れる感じ。せっかく手をかけたセットなどが活かされていない。もっとじっくり画面に引き込む感じで撮ってほしかった。手の込んだ懐石料理も立ち食いそばのように出されては、味わいも半減してしまいますね。ああ、もったいない。ラストもあまりいただけない、せっかく込み入った謎解きなのに安っぽいミステリーにしてしまった。

総合 3.5
監督 3 これだけ揃っているのに、もったいない
脚本 3
演技 3+
音楽 4 音楽はおすすめ
映像 3+


◆№52 10月29日 「蟻の兵隊」(★★★★☆)
(感想)ドキュメンタリーの原点のような映画。完成度に多少不満はあるけれど、映画のテーマと執念で補って余りある。この映画の本来のテーマではないけれど、役人の弱さというテーマがあった。法律違反を認めることは役人を捨てることと同じ。明らかな法律違反でも、無かったことにしてしう。それが役人の弱さなのだ。法律違反は死んでも認められない。無かったこと、見なかったことにする。さて、本題。本題はここで何かを語ることでない。この映画をひとりでも多くの人に観るように薦めること。自分のめで見て、耳で聞いてください。

総合 4
監督 3
脚本 3
演技 -(ドキュメンタリー)
音楽 -(対象外)
映像 3

◆№51 10月25日 「フラガール」(★★★★☆)
(感想)狙って泣かせる映画ではあるけれど、それが嫌味ではない。気持ちよく泣かせてくれる映画。サクセスストーリーではあるけれど、単純ではない。それぞれが、成長していく過程を見せてくれる。少女たちも、ダンスの先生も、親も、家族も、町も、それぞれみんなが、ハワイアンセンターを中心に成長していく姿が清々しい。人はどんなとき成長できるのか。それは心が素直になったとき、偏見もなく真実が見えてくる。どんなきついことを言われても、心が素直なときには、怒りなど感情に勝つことができるのだ。這い上がることは簡単ではない、でも、それは不可能ではない。希望や望みは、見ようとする者、掴もうとする者だけ訪れるものなのだ。

総合 4+
監督 4
脚本 3
演技 4 なによりフラダンスのシーンはすばらしい
音楽 4 音楽はジェイクシマブクロ
映像 4



杜の都

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