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映画「花の生涯~梅蘭芳~」の感想

2009-06-14 | 映画の感想


◆№26 06月13日 「花の生涯~梅蘭芳~」(★★★★☆)
(感想)監督は、花の生涯を生きたメイランファンを題材に、1900年代初頭の京劇の状況を通して中国や世相を描いている。メイランファンの人生から京劇が透かし絵のように見えてくる。▼実在の人物が題材名だけにキャラクターや史実では大胆な冒険をしなかったとも考えられるが、作品の狙いからメイランファンに目が向きすぎないよう演出したのだろう。人間関係も濃厚なのだが、あえて愛憎ドロドロの人間ドラマに描たりしない。時代と京劇を俯瞰しているような作品。この場合メイランファンは優秀なガイドといったところだろうか。▼衣装や住宅、街並みなど一つ一つを丁寧に細やかに描いた歴史絵巻。私もそうだが、あまりドラマチックを期待するとあてが外れることになる。(データ

総合 4 テーマは京劇そのもの
監督 4 灰汁が抜けて見やすい反面マイルドな印象
脚本 4 
演技 4 好演でもあるが、押しが足りない気もする
音楽 3
映像 5 一つ一つが丁寧で細やか


杜人

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花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)~(2008)
MEI LANFANG

メディア 映画
上映時間 147分
製作国 中国
公開情報 劇場公開(アスミック・エース=角川エンタテインメント)
初公開年月 2009/03/07
ジャンル ドラマ/伝記/ロマンス


【クレジット】
監督: チェン・カイコー
製作: ハン・サンピン
製作総指揮: ハン・サンピン
脚本: ゲリン・ヤン
撮影: チャオ・シャオシ
音楽: チャオ・チーピン

出演: レオン・ライ /メイ・ランファン(梅蘭芳
チャン・ツィイー /モン・ツァオトン(孟小冬)
スン・ホンレイ /チウ・ルーパイ(邱如白)
チェン・ホン /フー・チーファン(福芝芳)
ワン・シュエチー /シーサン・イェン(十三燕)
イン・ター /フォン・ツーコアン(馮子光)
ユィ・シャオチュン /メイ・ランファン(青年時代)
安藤政信 /田中隆一
六平直政 /吉野中将



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