You talkin' to me ? β ~野球狂のウダ~

HawksとGiants中心にああ言えばこう言う屁理屈と結果論だらけなオッサンのブログです。

改めて追想

2006年03月22日 | 【エッセイもどき】へなちょこファンの呟き
しつこいけどもう少しWBCの話。

みんなもう忘れていると思うが、当初この大会の概要が発表されたときに世間の感心はひじょうに低かったのである(実際アジアラウンドが始まっても東京ドームは最終戦でも満員にならなかった)

それが2次リーグ以降あれよあれよと盛り上がってしまったのは本当に意外だったし、野球というコンテンツがまだまだ魅力のある物だというのをファン歴30年以上になるワシが改めて思い知らされる結果となった。

あとはまるで構成作家でもいたのかとさえ思えるドラマチックなシリーズの流れ。アレはまるで映画を見ているとさえ感じるほどのものだった。遠く極東のマイナー王者チームが世界の舞台に登場し、陰謀に次ぐ陰謀で窮地に立つもなんとか生き残り最後のチャンスに挑戦。しかし敢えなく破れ奈落の底に落ちたはずが「陰謀を企てた側の迂闊なミス」により奇跡の復活。そしてその後は壮大なるフィナーレが彼らを待っていた・・・

って、やっぱり映画だよなあ(__;)「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観の中で「メジャーリーグ」と「ロッキー4」をごちゃ混ぜにして見たようなそんな感覚だった。

日本の球界関係者はコレを見て巨人偏重のテレビ編成の無意味さをそろそろ理解した方がよかろう(書いてるワシは巨人ファンだけどさあ(^_^;))良い試合をきっちり放送すれば見る人(観客)は後からついてくるのだよ。