いつの間にか、6月。
新年からあっという間でした!
今日は、塾では、高学年の交流会で
盛り上がりました。
中学生も来てくれて、学校の話を
してくれました。
今日は、「書く」ときの「感覚過敏」について
私は小学生のころ、学校での筆記具の選択は、
「鉛筆」のみでした。
今は高学年の女の子たちは、とっても大きなペンケースに
カラフルなペンなどを入れています。
(学校のよっては、持ち物の約束がいろいろのようですが)
鉛筆を「浮かせるように」書いている子どもを
ときどき見かけます。
小指の側面が紙につかないようにしているようです。
どうしてか、と訊いてみると、
「鉛筆の黒い粉が手につくのが嫌なんだ」と
教えてくれました。
中には、「えんぴつと紙のこすれる音や、感覚が嫌」と
言っていた子どももいました。
シャープペンシルや、フリクションなら嫌ではないようです。
また、
サインペンが紙とこすれる音が嫌で、「〇つけ」のとき、
耳をふさいでいる子どももいます。
「手が汚れるのが嫌」と言っていた子どもは、その子なりの
鉛筆の持ち方でした。
「こすれる音が嫌」と言っていた子は、塾ではフリクションにしました。
サインペンは・・・・「今から使うよ」と前ふりして耳をふさいで
もらっています。
******
ちょっと「がまん」をすればいい、のかもしれませんが、
自分が「書く」ことは、学校にいる限り、かなり多くの機会があると
思います。
さらに、手先の課題などがある場合、ますます「書くこと」に
苦手感、嫌な気持ちがついてくるのでは、と思います。
******
1年生の教室では、今ごろ、「ひらがなの仕上げ」の時期に
なっていると思います。
「書くことが苦手な子」の「ひらがなワーク」を見ると、
先生の愛のこもった「赤ペン」でいっぱいのことも。
正しい字形を覚えてもらうには、この手段がオーソドックスなのかな。
私も前は「赤ペン」いっぱい入れていました。
でも、何回「赤ペン」を入れても、「変化がない」子どもも
いました。
書くことに「感覚の過敏」があったり、
「赤」が見えにくかったり、(後から本人から聞いたのですが)
どこで文字が重なっているかわかりにくかったり(これは、子ども自身が言っていました)
手首がうまく使えずに、「8」が「∞」になってしまったり
「よ」の〇がつぶれてしまったり。
いろんなことが子どもの中で起こっているのではないかしら、と
最近思います。
すべてを一気に「直そう」とすると、先生も子どもも
エネルギーが切れてしまう。
はじめは、「ワンポイント」だけ。
また、その子の「書けない原因はなんなのか」に合わせていくことが
「何かいも繰り返して書く」苦痛からのがれられるのでは、と思います。
特に、「えんぴつの変わった持ち方」をしていたら
感覚の課題があるのかもしれません。
今週は、平日にお休みがとれて、私も少しリフレッシュできました。
6月になり、流れにのれている子どももいるでしょう。
でも、もしかしたらこのところ、ちょっとうまくいかないな、
と思ったら逆に「力をぬいた」方がうまくいったりして
・・・と思います。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
新年からあっという間でした!
今日は、塾では、高学年の交流会で
盛り上がりました。
中学生も来てくれて、学校の話を
してくれました。
今日は、「書く」ときの「感覚過敏」について
私は小学生のころ、学校での筆記具の選択は、
「鉛筆」のみでした。
今は高学年の女の子たちは、とっても大きなペンケースに
カラフルなペンなどを入れています。
(学校のよっては、持ち物の約束がいろいろのようですが)
鉛筆を「浮かせるように」書いている子どもを
ときどき見かけます。
小指の側面が紙につかないようにしているようです。
どうしてか、と訊いてみると、
「鉛筆の黒い粉が手につくのが嫌なんだ」と
教えてくれました。
中には、「えんぴつと紙のこすれる音や、感覚が嫌」と
言っていた子どももいました。
シャープペンシルや、フリクションなら嫌ではないようです。
また、
サインペンが紙とこすれる音が嫌で、「〇つけ」のとき、
耳をふさいでいる子どももいます。
「手が汚れるのが嫌」と言っていた子どもは、その子なりの
鉛筆の持ち方でした。
「こすれる音が嫌」と言っていた子は、塾ではフリクションにしました。
サインペンは・・・・「今から使うよ」と前ふりして耳をふさいで
もらっています。
******
ちょっと「がまん」をすればいい、のかもしれませんが、
自分が「書く」ことは、学校にいる限り、かなり多くの機会があると
思います。
さらに、手先の課題などがある場合、ますます「書くこと」に
苦手感、嫌な気持ちがついてくるのでは、と思います。
******
1年生の教室では、今ごろ、「ひらがなの仕上げ」の時期に
なっていると思います。
「書くことが苦手な子」の「ひらがなワーク」を見ると、
先生の愛のこもった「赤ペン」でいっぱいのことも。
正しい字形を覚えてもらうには、この手段がオーソドックスなのかな。
私も前は「赤ペン」いっぱい入れていました。
でも、何回「赤ペン」を入れても、「変化がない」子どもも
いました。
書くことに「感覚の過敏」があったり、
「赤」が見えにくかったり、(後から本人から聞いたのですが)
どこで文字が重なっているかわかりにくかったり(これは、子ども自身が言っていました)
手首がうまく使えずに、「8」が「∞」になってしまったり
「よ」の〇がつぶれてしまったり。
いろんなことが子どもの中で起こっているのではないかしら、と
最近思います。
すべてを一気に「直そう」とすると、先生も子どもも
エネルギーが切れてしまう。
はじめは、「ワンポイント」だけ。
また、その子の「書けない原因はなんなのか」に合わせていくことが
「何かいも繰り返して書く」苦痛からのがれられるのでは、と思います。
特に、「えんぴつの変わった持ち方」をしていたら
感覚の課題があるのかもしれません。
今週は、平日にお休みがとれて、私も少しリフレッシュできました。
6月になり、流れにのれている子どももいるでしょう。
でも、もしかしたらこのところ、ちょっとうまくいかないな、
と思ったら逆に「力をぬいた」方がうまくいったりして
・・・と思います。
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