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おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

【新規】ホテル法華クラブ札幌

2022年08月14日 | 道央のホテル

一期一会

ホテル法華クラブ札幌

札幌駅ビル(ビックカメラ等)&JRタワー、

雪印パーラー(大きなアイスクリームパフェで有名)、

札幌テレビ塔&大通り公園、札幌時計台、等、

観光名所それぞれから、ほぼ等距離の位置にある、

立地バツグンな日本の老舗ホテル。

 

自身も檀家であった創始者が、その当時、

お寺へお参りに来る人たちの宿が足りてないことを憂慮して、

有志と始めた、日本の草分け的なビジネスホテルだそうな。

法華クラブとは、なんとまあハイカラなお名前だこと!

 

急な検査入院で、お盆休みの予定が、

玉突き事故のように、みな吹っ飛んでしまった。

すべての予定が、わずか1日ずれただけだが。

もうそんな至近距離からでは、

ホテルのキャンセルはきかないし、

友人知人もカツカツでスケジュール組んでるしで、

逆タイムマシンというか、自分だけ、

皆と噛み合わない、1日遅れの時間を過ごすことになった。

凹んだ。死ぬ前にとか、考えたさ。

そういう話になると、なんで、原点とか思うのかねぇ……

 

そんなことがあって、このホテルに来たわけだが。

ホテル法華クラブは、僕の記憶にある限り、

人生で最初に泊まったホテルです。

その札幌店が、ここ。

ビジネスホテルと言う割には、

見通しのよい、割と立派な、

明るいロビーがあったり。

 

五輪以来、近隣にも、

それこそ、雨後の竹の子のように、

いくつものビジネスホテルが建ったけれども。

こういう明るさを持ったところは、

他に無いな。どこも、入口の先は見えない。

大体は、エレベーターホールを兼ねた、

狭い造りのフロントがあるばかりだ。

そしてそういう造りこそが、

ビジネスホテルを、ビジネスホテルたらしめている。

おもてなしの、折り紙の鶴が、出迎える。

部屋は簡素だが、必要十分。

近ごろ有り勝ちな、気取ったデスクライトなどは無い。

あるのは、実用に足る程度の照明と、

幅、奥行きがソコソコはあるデスク。

液晶テレビの前にも、書類を置くスペースがあるほどだ。

加湿器だの、コーヒーメーカーだの、食器だの、

余計なものが乗っかってないのがうれしい。

ポットやカップは、机の右下に、

ちゃんとした収納場所が作られている。

ハイクラスと自称するようなホテルでも、有り勝ちなんだが。

あとづけで色々なものを買い足して、

しょうがないから、机をその置き場所にしている。

そういう、残念なホテルは、割と普通にある。

それが無いだけでも、このホテルの評価点はプラスだ。

背景は、落ち着いた色調の壁とカーテンなので、

リモートでのお仕事にも使える。

LANケーブルを使えば、通信速度も問題なかろう。

そしてこの、一貫したデザイン性を感じさせる、

ソファと丸テーブル、カーテンの模様。

カーテンの遮光性もよい。真昼間の写真だが、

ベッドの枕側は、十分に暗くなった。

京王プラザホテルの、普通ランクの部屋だと言われても、

クローゼットと金庫が無いこと除けば、

違和感が無いほどだ。

老舗らしさというか、ノウハウ持っているなと。

ユニットバスなのはまあ、ビジネスホテルだから(笑

だけど、あなどるなかれ。

壁はタイル調。バスタブには手すりがある。

この手すり、絶対に必要なもの。老いも若きもさ。

だから、ハイクラスなホテルには、必ずある。

ここホンマにビジホなんかな(笑

アメニティーがまたよい。

POLAのシャワー・ブレイクとか使ってるし。

手洗いは、花王のフィエスタってシリーズのやつだし。

肌触りがソフトで、香りもいいのよねぇ。

気が利いている。

振り向けば、地下の温泉へ持っていくバッグに、

かわいらしいユルキャラの入浴姿。

!!!

このプロフ……

このホンワカなお姿からは、想像もできまてん。

 

ホテル法華クラブは、

僕の、今に至るホテル三昧の、

原点にあるホテルです。

しかし、悲しいかな。その舞台となったホテルは、

2011年、東日本大震災で、天井が崩落してしまい、

惜しまれつつ、解体せられたと聞き及んでます。

もしも現存していれば、

飛行機に乗ってでも、今そこへ行った。

 

その日、僕は、

天井スレスレの二段ベッドが入った、

狭い部屋に、数日、滞在していた。

ベッドの上の段に寝ると、

すぐ目の前が天井で、触ると、

吹き付けの砂みたいなものが、

パラパラと落ちてきた。

 

そのころ、僕は、世間知らずの「良い子」だった。

何を思ったものか、ホテルのフロントの人に、

何か手伝うことはないか、と言った。

よそのホテルなら、相手にされなかっただろう。

そのフロントの人は、相手にしてくれた。

今にして思えば、仏教的だったなと思うわ。

とても自然な感じで、

各階のエレベーターの前にある、

エアコンの吹き出し口の結露を拭き取る仕事を、

自分に任せてくれた。

そしてその日の終わりに、

いいものを見せてあげようと、僕はその人に誘われ、

付属ホール(結婚式場)の、大シャンデリアを、

点灯して見せてくれた。

あの真っ白な光が降り注ぐ光景を、

今なお、覚えています。

 

泊まったのは、そのとき限り。

ずいぶん前のことで、そのフロントの人が、

ご存命かどうかも分かりませんが。

ほんとうに、一期一会だったなと。

そんな思い出が、ホテル法華クラブにはあります。

その札幌店に泊まって、

この思い出を、文字にしておこうと思いました。


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メルキュール札幌で朝食など

2022年08月02日 | 道央のホテル

前の記事の続きです。

いっぺんにアップしたかったんですが、

しまいには眠気しか勝たんw

 

で、朝ごはん。

ゴールドメンバーは、これが無料でつく。

もちろん、おかわりしたさ(笑

ただし、メルキュール札幌独自の特典です(この記事現在)

通常は、もう1個上の、プラチナメンバーからのサービス。

 

ひとやすみして、ジムをのぞくと、

めずらしく誰もいない。

国内の予約サイト(じゃらんとか楽天とか)からの予約でも、

これはだいたい、デフォでついてくるみたいです。

人数制限あり(3人までだったかな?)

写ってないけど、写真の右手には、

ウエイト・リフティングやってる人が使うみたいな、立派な機械もある。

ボート漕ぎ(一番手前)やら、階段登り(3つ目)やら……

いろいろあるけど、

僕はロードバイク(手前から2つ目)しか知らん。

画面に映される、おフランスの道を眺めながら、

軽快にペダルを……

ぜぇぜぇ言いながら漕いでた(笑

健康のためなんだか、体壊してるんだか分かりまてん。

 

で、思うんですけど。

朝ごはんなんかも、ですね。

新築のホテルじゃ、これは続かないなと思うんです。

おカネ的にですね。

新鮮味があって、それだけで客が来てる間はいいさ。

でもそんなの、地層で考えたらさ。

1つの崖が、そのホテルの、この先の経営期間だとして、

薄い層にもなりゃしないと思います。

ましてや、途中から始めるとか。

土地建物や家具調度の償却が済んでないのに、

できるわけがない。

ただでさえ、ホテル離れが進んでる昨今、

おまけにコロナですよ。

そんななかでも、こういうのを始められるってのは、

償却が済んでるからじゃないかなと。

新しいホテルには絶対にない、在来のホテルにしかない強みですな。

だから、建物や家具調度は、修理部門を作ってでも、

こまめに直しなさいよ。暖簾を大事にしなさいよって言うんだけどね。

日本製のホテルは、どこも聞く耳ないねぇ。

どんな変なホテルでも、愛する人は、いくらかはいる。

建物や家具調度を大事にするってのは、そういう人を大事にするってこと。

けど、日本製のホテルが着目したのは、そこじゃなかった。

 

まあだけど、ホテルなんて、元来が外国産なんだから、

外資には勝てないってのも、当然ちゃ当然で。

日本人は、真似っこが苦手なところがあるからな。

だけどこれだけは、そういうところを、真似て、学んでいくべきだったと。

経営者でもないのに書いてみるテスト。


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メルキュール札幌ゴールドメンバー宿泊

2022年08月01日 | 道央のホテル

やっぱ外資はすごいや……

メルキュール札幌

 

このホテルの名前、

メルキュールホテル札幌だと思ってたんですが。

母体のAccorの公式サイトを見ても、

メルキュール札幌になっているので、

以降、このブログでもそうします。

なんか省略してるみたいで嫌だったんよ。

けどこれが正式名称だったのね。

 

ウェブ上に方法が載ってますが、

その、とある方法でゴールドメンバーになって、

今回、初めての宿泊になります。

 

その、とある方法なんですけれども、

日本のカード会社だと、

取引不成立みたいな表示が出るんです。

でも待っていると、おめでとう!みたいなメールが来て、

週末に計上するんだと思いますが、

火曜には、クレジットカードの明細に載る。

お値段は、計上された時点でのレートらしく、

僕はユーロ高のときにやっちゃったので、

ちょっとだけ、お高くついてしまいました。

 

でその、ゴールドメンバーですけれども。

日本製のホテルのゴールドステータスとは、雲泥の差で。

ゴールドっていうか、上から3つ目のステータスですけれども。

日本製のが、わずか3時間のレイトアウトしかつかないのに、

こちらはもう、大盤振る舞いで。

 

しかも、メルキュール札幌には、

他のグループホテルには無い、

特別の特典が用意されていたりする。

正直、ちょっと驚いた。

テーブルには手書きのウェルカム・メッセージ。

ゴールドごときで、ここまでしてくれる。

日本製ホテルの規格では、ありえないわ。

 

詳細は、申し訳ないが、ここには書かない。

そこが一番知りたいところなんだろうけど。

ほんとうに必要とする人は、これだけ伝えれば、

その先は自分でクエストを楽しむだろう。

 

ただ、元をとりたいという人のために、

ゴールドメンバーになるための出費については、

ハイシーズンだと3回、ローシーズンでも4回泊まれば、

元がとれるということは、書いておこう。

アップグレードと2時間程度のレイトアウト必須としてだが。

それ以外にも、メルキュール札幌の特典があるので、

それで元が取れてしまうのだ。

 

なお、不定期ながら、マスターカードをお持ちのかたは、

もうひと息、お得が加わるようだ。

詳しくは、Accorの公式サイトで確認。

Accorの公式サイトは、古いページが残っていたりするので、

グーグルさんとかで、「Accor マスターカード 2022」とかって、

検索かけたほうが早いかもです。


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ボルドーでランチ(2022年07月)

2022年07月04日 | 道央のホテル

やっぱり外資系はすごいや。

メルキュールホテル札幌

レストラン「ボルドー」でお昼。

 

「うだる」ような暑さというのは、こういうのかと。

これまだ7月なんだけどね orz..

みなさまお元気でお過ごしでしょうか。

 

7月になってようやく、

ランチビュッフェの開催日と、

休日(仕事がない日という意味)とが、

重なるようになってきた。

迷わず、予約を入れた。

 

このブログでも、何度か紹介した、ランチ・ビュッフェ。

しかし当時は、野菜がまだ、平年並みのお値段だった。

状況が変わった今、野菜はどうなっているのか。

不安を感じながらの往路となった。

 

事実、過去には、

不安が的中して、最後のランチになった例がある。

「リニューアル」「新企画」

今の日本の経営者がやる、そういうので、

成功したのを見たことがない。

 

うん、確かに、入口は変わったようだ。

このジメジメとした札幌らしからぬ暑さのなか、

救いのそよ風に颯爽となびくフラッグを見上げて、

「そうだ。こういうのを見たかった。」

初めて利用したときのことを、思い出した。

 

市の商業施設のなかに、

テナントの1つとしてある、このホテル。

フロントは3階だ。

その先は、ホテル専用のエレベーターになっている。

フロントの前を通りぬけ、角を曲がると、

正面に、レストラン「ボルドー」がある。

久しぶりだね。

ちなみに、正面の階段の、右手奥はトイレ。

レストラン内にトイレは無いので、

手を洗うのも兼ねがね、利用しておくのもいい。

 

いつもの店内。料理の場所もいつも通り。

まあとりあえず、ハズレのないところをと。

あれ?

パンの種類が増えている。

ワッフルまであるわ。蜜とバターでいただこうか。

そしてやはり、安定の美味しさだ。ブイヤベース。

いつ食べに行っても、変わらぬ味があるってのは、いいね。

ロールパンをひたして食べると、これがまた美味いのだ。

よし。これで、とりあえずの目的は果たした。

さあこい。どんなガッカリも、清く受け止めてやろうじゃないか。

 

あれ?

 

うまい。

 

うまいよ……

よかった。

 

どうしたの、ボルドーさん?

何かあったの?

ってくらい、地味にどれも美味しい。

このセロリの食感。

サバは、市井の惣菜みたいに生臭くもないし、

ボソボソの酸っぱすぎるやつでもない。

このアスパラのお味。ナスとトマトは、焼いてくるかぁ。

やってくれるなぁ。今回は、久々ということもあり、

+800円でお肉をオーダーしてみることに。

(追加料金なしの2品いずれかか、+800円のお肉か。)

ランチの、たかが800円+のお肉だから、

ファミレスの肉みたいに、

かたくてボソボソに焼けてくるんだろうと。

待ち時間は、他のオーダーと、ほとんど変わりませんでした。

赤みの残る、いい焼き具合で到着。

+800円なりのジューシーさがあり。びっくり。

さすが、食通のおフランスざますわ。

 

面白いことには、

これだけの美味しい料理がありながら、

ゴハンが欲しいと思わないこと。

味なんだろうなぁ。

ゴハンが欲しい味。

パンが欲しい味。

 

ゴハンが欲しい味ってのは、例えば、

名寄、三星食堂の「鳥の甘酢風味定食」。

これはもう大盛りでしょ。

 

いい方向へと、すっかり予想を裏切られ、

食後のデザート&コーヒーまでガッツリ(笑

僕はランチのケーキに、ほぼ手を出さないんだが。

このあと別途に、どこかのラウンジ・カフェでいただくから。

そこは別腹で残しておきたいスペースなんだが。

そしてこのプリンやケーキの美味しいこと。

マンゴーとブドウも新鮮で甘くて。

 

このあと、その、どこかのラウンジ・カフェで、

次回のランチの予約を入れた。

前に紹介したモクテルは、

これからの季節だというのに、終了してました。

去年にはもう、メニューにあったものね。

写真からは想像もつかない、素敵な中身でした。

もっと早くに試しておくんだった orz..

なんてことを、帰りの列車でボーっと考える。

指定席は、やっぱりいいよねぇ。

慌てて並ぶ必要ないし。

席はもうあるから、ベンチに座ってノホホンとしてりゃいい。

時間まで、立ち食いもできるしさ。

♪汽笛一声新橋を♪で目を覚ましたら、

遠くに、富士山もビックリな、

五重の吊り雲?が出ていた。

おいおい……

明日は1日中お外だぜ。

でもオジサン我慢しちゃう。

苦しくったって、悲しくったって、

週末になれば、必ず、あのランチに行ける。

もう席はとった。

そして、今度はもう、余計なとこへ行かないで、

時間まで、ここでマッタリ過ごすわ。


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前回の続き(ミルフィーユ・リベンジ

2022年06月19日 | 道央のホテル

ただそのために舞い戻り

JRタワーホテル日航札幌1階

TheLobbyLounge

前回、満席でいただけなかった今月のケーキ

「いちごのミルフィーユ」

実は今回も満席 orz..

と、諦めたところが、店員さんの機転で、

カウンター席を確保。

いよいよ、念願のミルフィーユとご対面。

 

の、前にですね。

 

実はそこへ至る前、旅の始まりのところで、

もうひとつのリベンジが決行されていたのでした。

そう、あの、

夜空に燦然と輝く、三星食堂です。

前回は、列車との連絡で時間が足りず、

生姜焼き定食をいただいたのですが。

メニューに、あったのです。

道民ならば、無視できない料理が。

ジンギスカン定食!!

そしてやはり、普通盛りでこの量 \(0o0)/

ジンギスカンって、生臭いイメージあると思うんです。

油ぎってるってイメージも。

その両方を消すために、あの帽子みたいな鍋が考案された。

油と一緒に生臭さも下へ流してしまおうと。

もやしの上に肉を並べるのも、そのためで。

肉の臭みによっては、もやしを食べないことすらあります。

ところがコレ、臭みがない。

脂ぎった感じもありません。下処理なのかな?

これは……

久々に、やれる。

アレを、やるしかない。

このタイミングで、小ライスを追加オーダー。

何をするのかというと、

汁だくジンギスカン丼ですよ。

ラーメンに追い飯は、悪魔の食べ物ですけれども。

あれはラーメンの中に飯を投入する。

こちらはいわば、「追われ飯」。

世にジンギスカン定食は沢山ありますが、

これができるのは、なかなか稀なチャンスです。

美味いから(笑

そうそう、この食堂の追加メモですが、

この記事現在、夜は午後8時半ラストオーダーだそうです。

日曜は半ドン、月曜定休は、前回お知らせしてます。

 

それでは、

札幌へ、TheLobbyLoungeへと、

向かうとしましょう。

列車内に、

札幌到着を告げるアナウンスが流れ。

なんとなく外を眺めていたんですが。

札幌だけ、風景が違うんです。

建物が大きい、高いというのは、

東京や大阪でも十分に体験できる。

けど札幌のは、それとは違うなと。

結局、すき間なんだろうと思います。

余白というか、余裕というか。

ギチッと建て込めていない。

なんかその辺が、気持ちいいなと。

ヒルズっていうか(笑

それに比べて、

近ごろの、庭の無い住宅の貧相なこと。

おまけ。ゴジラ目線で見おろす、

「そらのガーデン」

これから秋に向かって、

いろいろな草花が楽しめるそうです。

 

で。

 

着きました。JRタワーホテル日航札幌。

花の色が白くなってる!

そういう種類なのかしら。

まあ、まずはやっぱり、

せっかくなのでSKY Jのランチを。

今回はミルフィーユがあるので、

美味しいとこだけつまんで退散(笑

コーヒー飲んでしまったので、

今回は紅茶をオーダー。

砂時計が飲み頃を教えてくれます。

さあ来ました。紅茶もいい色が出ています。

カップが可愛らしい。これもノリタケです。

と、なにこのデカい皿(笑

20センチはあろうかという大皿に、

小山のような。なるほど。景色とすれば、

このくらいの皿は要るな。

雲の上にひょっこりと出来た雲の山かな。

どこかのモント・ブランク(白い山)の頂でもいい。

道北出張の身の僕は、見るなり、

宗谷岬のあの碑

を思い出しました(笑

流氷に閉ざされた岬のイメージ。

どちらにせよ、夏にはいい感じの、涼しげなデザイン。

でもたぶん、正解は別にあるんだろうなぁ。

皿を回してみると、

中には、ベリーを散りばめたケーキが。

あー、これは、アイデアだわ。

ミルフィーユって言ったら、

横に倒して入刀からのあ゛~~~な、

大惨事ケーキとして、広く知られているわけですけれども。

パイ生地(でいいの?)を分離してくれたら、

そうならずに済むよねぇ。

食べやすさ。

このケーキのテーマのひとつは、それだな。

食べやすいということなれば。

じゃあ、遠慮なく、と。

ディップみたいにして、いただくことに。

この大きなサイズの生地がまた、

手で食べやすいんだわ。

ミントとベリー、2つのフランボワーズ・ソースを、

その上に存分にかけていただく。

これは……

あー、なんか、

ミルフィーユって、こんな食感&お味だったのね。

これは、今月で終わりなのは、実に惜しいな。

満足でありました。

 

こういう楽しみが、

以前は、ほかにも何店舗かあった。

痛いな。本当に痛い。

京王プラザホテル札幌が、

ロビーラウンジ「デュエット」をやめてしまったのは。

あそこも、本当にいいラウンジ・カフェだった。

コロナ禍で全館休業という、ビックリな対応がなされる前の、

ANAクラウンプラザホテル札幌1階ラウンジなんかも、

僕の愛したラウンジ・カフェでした。

そういうのが、どんどん消えていくのは、

寂しい限りですな。

 

おまけ。念願の、

SKY Jのランチでいただけるパン各1種類ずつを、

買って帰れるようになってました。

会場内のレジ・カウンターにあるので、

パンだけ買って帰るというのは、ダメなのかな?

前から書いてますが、このホテルは粉ものが上手いので、

こういうのは嬉しい。1袋200円(この記事現在)。

 


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JRタワーホテルで1日まったり(2022年6月利用)

2022年06月07日 | 道央のホテル

あちこち移動が面倒な日は

SKY Jのランチの予約などを入れつつ、

書いて、休日までは気分をまぎらわそうと、

思ったんだけれどもね。

寮へ曲がってく交差点、曲がれなくて、

そのまま、会社の制服のまんまで、高速乗ったわ(笑

途中からシャワー入りたくて入りたくて。

着いたの夜中の1時過ぎ。

 

翌朝は当然、疲れ果てていたので、

自分で運転するのも、場所を移動するのも面倒。

JRタワーホテル日航札幌に場所を決めて、

この際、タクシーで向かうことに。

いいねタクシー。

路上の面倒なかかわりを、全部やってくれる。

とりあえずSKY Jのランチ。

定番と、今月の実演(中左のお肉)。

相変わらずの、ブレない美味しさです。

そして今回、久しぶりに、

こぶみかんの香りスープが登場。

出会いの当初から気に入ってしまって、

何度となくお代わりしてきたスープですが。

こぶみかんが何かは、いまだに知らない(笑

何か、ポップに写真でも出れば、新鮮だなぁと。

これも定番、ティラミス。

今回は食べ過ぎてしまい、

いつものフルーツポンチにまで手が出ず、

ティラミスと相乗りでアイスみたいな、

無理なことをやってます(笑

紅茶が出来るまで、HOPEを一服。

ごちそうさまでした。

 

食べたら眠くなるのが、生きもののサガ。

22階のスパで、昼寝でもしようと。

ここからは撮影不可なので、

落書きでご紹介しますね。

エレベーターを22階で降りると、

左手に受付がある。右が殿方。

ごめんなさい男性のほうだけの紹介です。

マッサージなどの施術も、ここで予約。

後払いですが、招待券や優待券、

OneHarmoneyの会員カードなどは、

先に出しておきます。

キーをもらって中へ。

この番号で、靴箱から食事のオーダーまでやります。

小銭不要。ですので、

番号はあまり、見せびらかさないほうが無難です。

さて。

まずは、靴を脱いで上がります。

上がったなり、奥の矢印の先にある端末で、

飲みものや軽食をオーダーします。

詳細はのちほど。

で、上がったなり、廊下のすぐ右手に、

靴箱があります。

常時施錠されていますので、

もらったキーの番号を探して開けます。

靴箱のほか、ロッカーもそうですが、

鍵は、閉めないと抜けない構造になってます。

廊下の道なり、奥の奥が、ロッカールームと、

風呂場と、メイクアップ・ルーム。

ロッカー内には手ぬぐいとバスタオル、

上下セパレートの部屋着があります。

この風呂場の区画以外は、部屋着必須です。

風呂場(殿方)の配置は、

入口にまず、上がり湯があり、

これを全身に浴びてからの入浴となります。

すぐ左がジャグジー、向こうが温泉水の湯。

恩泉水の湯の右手に区切られている所は寝湯。

それから、サウナ用の水風呂。

隣はガラスで仕切られた湿式(ミスト)サウナ。

そのさらに隣が、一般的な乾式サウナ。

手前は洗い場です。もちろん洗剤完備。

シェーバーは入口でセルフでゲットです。

で、先の矢印の先の端末ですが、

タッチパネル式で、飲みものや、

スープカレーなどをオーダーします。

商品名に触れるとカートに入り、

数量を指定して(何もしなければ1)、

注文ボタンを押す。画面の下から食券が出てきます。

それを持って、

手前の席で待つこと数分(飲みものの場合)。

ソフトドリンクは、受け取ったあと、

奥のリラックス・ソファの席へ持ち込み可。

お水とイオン水はオーダー不要。無料で飲めます。

あ、そうそう。僕は、風呂は手ぬぐいだけ使って、

バスタオルは濡らさないのです。

リラックス・ソファを使うときに、

ひざ掛けや、かけ布団代わりに使います。

そんなこんなで、風呂を出たり入ったり、

リラックス・ソファでウツラウツラしたりするうち、

時計の針は、はや、午後5時を回って。

 

そろそろ、ロビーラウンジも空いたころだろう。

初めて利用したころから、変わらない。

明るいが、落ち着いた店内。

建物の中の建物だから、

地上の騒音とも無縁。

もう仕事なんか完全に忘れちゃって、

黙ってコーヒーを飲んだり、

スマホで好きなサイトを巡ったり。

趣味の世界に没入してると、

あらもう午後7時前。

オーダーストップが午後7時(この記事現在)なので、

しかし慌てることなく、いつもの、

カレーライス。

こちらの厨房で調理してくださる。

ラウンジ内に厨房があるってのは、なんか空港の、

ビジネスクラスとかのラウンジの雰囲気だな。

しかしここで、何気にメニューをめくっていて、

最後のページに、今月のケーキを発見。

オーダー午後5時まででガッカリ。

間に合ったじゃん……。

メニューとは別に置いとけよぉ~ orz..

ミルフィーユとイチゴのケーキでした。

もう今月来らんないよ(涙

 

 


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中央区南区ちょっとだけ散歩(SKY J&TheLobbyLounge)

2022年05月16日 | 道央のホテル

札幌の匂いがする

長い長い高速道路の旅を終えて、

車のドアを開く。

んっ!と背伸びをすると、

香る札幌の匂い。

荷解きしたばかりの新品のパソコンのような、

少し電子的な香り。

おろしたてのYシャツのような、

少しケミカルな匂い。

都会にも村にも、それぞれの匂いがある。

その匂いを嗅ぎつけて、それでようやく、

あゝ帰ってきたという気持ちになるのは、

遺伝子のなせる業かな。

雨というはずの予報がまた外れて、

なにやら穏やかではない空模様ながら、

日差しは確かだ。もう夏の気配がするなぁ。

しかしまず、今回は、JRタワー日航札幌35階、

SKY Jのランチへ行かねば。

前回うなった、これらの料理に再会すべく。

そのために戻ったようなものだ。

この5月限りの、エッグベネディクト。

パンではなくクルトンが添えてあり、

時折カリッという心地よい食感がある。

そしてもうひと品。

これは今後も残るであろう、

自分的にはSKY J初と言ってもいい、

和の味わい。つぶあんの粒入りヨモギパン。

頭にちょっと焦げ色のつくくらい焼いて、

バタを少々つけると、なお美味しい。

メニューにあれば必ず食べるカレー。

トッピングが面白い。

そしてサラダコーナーの常連となった、

自家製のピクルス。

奥の皿でこっちを向いているキュウリの辺りだ。

あれ?

どうやら、撮るのを忘れたらしい(笑

この前に食べた、新しい料理。

いやたぶん、新しいと思います。

その一角、アペタイザーの存在を忘れていたので(笑

薄焼きのクラッカー?みたいなものに、

アボガドのディップや、そぼろ肉のディップをつけていただく。

当然、ディップは美味しいんだけどね。

後味に驚いたのさ。その薄いクラッカーの、

香ばしい後味。まさかクラッカーがさ。

ディップを口へ運ぶだけの存在じゃない?クラッカーって。

ディップの味からの、クラッカーのほどよい香ばしさ。

これは、こういうのを「小気味よい」って言うんだろう。

などと勝手に心酔しつつ、

今回も、あっという間の2時間でした。

ごめんなさい盛りかたが下手でイマイチの見栄えですが、

手前右のティラミス、食べるのお忘れなく。

食べ忘れたら後悔しますから(笑

どこの会場も、カップはいいものを使っているようですが、

ここみたいに、カップの皿まで提供してるところ、

意外と少ないです。洗うの面倒なんだろうけど。

これがないと、紅茶を蒸らすことができない。

香りが飛んでしまうんです。

パックを整えてお湯を注いだら、

カップの皿をこうしてかぶせて蒸らします。

その間に僕は、

僕にとってのもうひとつの札幌の香りを。

HOPEってちょうどいい長さなのよ。

雑に扱っても、粗相をしないタバコです。

場所を1階のTheLobbyLoungeに移して、

膨れたおなかを落ち着かせる。

このカップ、柄がブルーダニューブみたいだな。

ノリタケのだけど。

ここはニッコーとノリタケが主流。

大倉陶園の青いバラも、今はノリタケですね。

あれもいい器ですわ。

 

さて。

今回はこの写真の方角へ、ちょいと散歩に出てみようかと。

右手の赤い矢印の先に、何かとんがった白いものが見えますが。

南区のその辺りへ行ってみます。

北区と東区は、すでにご覧いただいたような、碁盤目の区画ですが。

南区(より正確には西線11条旭山公園通りよりも南)は、

「路地」が残っており、下町風情に似たものもあったりで、

本州方面からお越しのかたには、親近感がわくかもしれない。

今回は路面電車(内回り)に乗っていきます。

内回りでも外回りでも、時間は違いますが、

結局は同じ路線を回りますので、

お急ぎでなければ、すすきののほうを回っていく、

外回りに乗っても大丈夫です。

の、前に。

札幌観光で、やはりオススメしたいのが、

ほぼ札幌オンリーな交通系電子マネー「サピカ」です。

JRの「キタカ」と違って、

こちらはほぼ札幌とその近郊でしか使えませんが、

地下鉄駅構内のコインロッカーの支払いやら、

- - - - - - - - - -

(2022年10月追記)地下鉄駅構内ではもう使えるロッカーはなくなってました。代わりにというか、なぜかJR札幌駅構内のコインロッカーが、電子マネーという形でSAPICAも使わせてくれてます。おいおい、自前で導入したカードじゃん札幌市……。なんで自前の札幌市営地下鉄で使えなくしてるんだよ。そしてありがとうJR。

- - - - - - - - - -

札幌市内のジュースなどの自販機の支払いやらに使えますので。

あと観光施設の入場料とかも確か。

ジュース「など」(笑

自販機もいろいろあります。虫とか汁とか。

運賃についてはポイントもたまるので、

ある程度たまった段階で、

自動的に1乗車分がタダになる(この記事現在)。

観光を終えてお帰りになる際は、

地下鉄駅の窓口(たいてい改札口の近くにあります)に、

「もう使いません」と持っていくと、

デポジットと残高(手数料以外)が戻ってきます(この記事現在)。

東西線でも南北線でも東豊線でも、札幌市営地下鉄の窓口ならどこでも。

地下鉄の券売機の、このボタンを押し、

新規購入のこのボタンを押し、

無記名のほうを選びます。

記名のほうは、本名をカタカナ(濁点なども1字)で入力して、

万一落とした場合など、カードの利用を止めたり、

残高を移行したりする機能を追加したい場合に押します

(無記名はそういう保障制度がありません)。

初回のみ、デポジット分とチャージ料金は1種類だけ。選べないです。

次回以降は、

左のピンク色の装置で、チャージ額をいくつか選べます。

では、「サピカ」を持って行きましょう。

「内回り」の駅は、前回ちょっとだけ触れた、

ライオンのお尻が見える場所、

「パルコ」の向かい側にあります。

そうそう。お尻ばかりでは失礼なので、

御尊影。

実は僕も、この像をまじまじと見るのは、

初めてだったり……。

ポルチェリーノの類(ある意味R18指定な像)かと思ってたら(笑

この憎めない表情。日本最古級の「ゆるキャラ」かと。

なんでも、外国のライオン像をモチーフにしているのだとか。

こういう顔してるものライオン(笑

「西線14条」という駅で降りると、

昔の札幌の町並みが見えてきます。

僕が生まれた町も、

こういう一角にありました。

まだ舗装された道路が珍しかった。

うまれた家はあとかたもない(山頭火)

 

おまけ。

札幌時計台の真実(笑

 

今回は、なつかしい物や場所を撮る予定だったので

(半分取り忘れたけどw)、スマホではなくて、

なつかしのデジカメで撮影してみました。

食べものも街並みも、デジカメのほうがよく撮れた気がします。


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札幌散歩北へ東へ(2020年5月メルキュール札幌)

2022年05月03日 | 道央のホテル

あゝ札幌、札幌。

一日中雨の予報が、夕方へとずれ込んだので、

北区と東区とを、ちょっとだけ歩いてみようかと。

朝の地下鉄(南北線)に乗り、

まずは北区のはずれ、麻生(あさぶ)を訪ねることにした。

さすがにGWとあっては、ほぼ貸切り状態。

他人に気兼ねすることもなく、悠々と写真を撮る。

お隣の石狩(いしかり)市が、まだ石狩町とか花畔(ばんなぐろ)村だとかのころ、

ここ麻生は、札幌市の北の玄関だった。

中央バスに長々とゆられて、その終着駅が地下鉄麻生駅前。

まだ床が木の板敷きの、ヘッドライトが丸いバスな。

壁についてる四角い緑色の、下向きに白い押しボタンがついているやつを押すと、

チンという音とともに、前の、運転席の上に、

「とまります」っていう、緑色の表示が灯る。

その終着駅の辺りに、ダイエーがあった。

そのダイエーへ行くために、

1時間もバスに揺られて来るのさ。

71年に地下鉄南北線が開通するまでは、

さらに小一時間、バスに揺られて、

中央区のバスターミナルまで。

その建物が、今も現役だ。

札幌市内で、最古の部類と言われる商業ビル。

道内で最古の現役エスカレーターは、

野幌(のっぽろ)の旧開拓記念館にあるエスカレーターだが。

このバスターミナルの2階へ上がるエスカレーターは、

記念館のものに次ぐ古さだと、聞いたことがある。

あの日、かけだしのサラリーマンだったひとたちが、

今もう、杖をついて歩いているが。

爺ちゃんはここから出張へ出たんだぞと、

孫に話せる建物になったわ。

バスターミナルの地下は、食堂街。

当時、まとまった飯屋街と言えば、もう、ここくらいしか無くて。

僕もガキの時分から、学生時代、社会人を通じて、

ここの食堂街には、まま、お世話になってきた。

このカレー屋のところに、かつては別のカレー屋があったのさ。

これでもかというくらいに叩きのめしたサクサクのカツ。

そんなのが乗ったカツカレーなんて、他所じゃ、まず注文しないけど。

ここへ来て、ここで食べると、味わいがあった。

これじゃなきゃっていう。

食べなれた、というわけでもないんだけれど。

ルーがあったまる頃合いに、ザクッ、ザクッと聞こえたカツを切る音がね。

妙~に、食欲をそそったんだわ。僕の親父やお袋の世代も食べたし、

その親の世代(僕の祖父母の代)が老後になった頃、できた店らしい。

知らずに来て、さびしい閉店の挨拶文を見たときには、あッと声が出た。

 

バスターミナルから東へ歩いて、札幌ファクトリーの辺りを歩くことに。

札幌というところは、元より、碁盤目の都市設計だから、

路地というような場所が無い。

雑多な形の建物はあり、新旧入り乱れてはいるんだが、

窮屈を感じさせない。それにはおそらく、

下町という概念が、およそ北海道には無いというのも、

手伝っているんだろう。

まだ冬の感覚だったんだが。満開だ。

なんて公園?と思って、看板を見れば、

役所のひと、いいセンスしてるわ(笑

北海道弁まるだしだな。

東京弁(共通語)に訳せば、あそぼうぜ公園ですか。

公園の少し先に、見えてきた赤レンガの建物。

さっき、旧開拓記念館の所在地で触れた野幌は、

支笏カルデラの火山灰に覆われていて、

焼きレンガの材料がいっぱいあるところ。

この赤レンガも、旧道庁赤レンガと同じく、

野幌で焼かれたレンガが沢山使われたんだろうな。

開拓使麦酒醸造所。現、サッポロビール。

サッポロと言いながらも、

もはや札幌市にはないサッポロビールが、

かつてここにあったという記録が、

建物から大分離れたところに、色褪せた写真とともに、

ぽつんと立ってます。

この高い煙突が、5本も6本も並んでいた当時のこの辺りは、

札幌市(札幌村かな)の食品製造のメッカでもあったらしく。

お茶うけや駄菓子で知られた札幌第一製菓も、

この辺りにあったそうな。

大英博物館みたいな、新旧建物のコラボレーション。

札幌市でも、一時期、そういうのが流行ったことがありました。

どこだっけ、郊外の大きな公園(元は何かの埋立地)に、

ガラスのピラミッド建ててたっけな。もうみんな忘れてる(笑

ガラスのドームの内部。

ここもまた、北海道らしい建物で。

最寄の公共交通機関と距離があるために、

車必須の商業施設です。

歩いて行けないわけじゃないけどさ。

観光でお越しになる際は、タクシー使うことをオススメします。

そして入る前に、入口にあるはずの、

館内地図のリーフレットを入手してください。

ここ何度来ても迷うわ(笑

この記事現在、赤レンガの建物は、耐震補強工事のため、閉館中です。

1条館正面から半田屋を望む。

あらまだやってるわ半田屋。

だいぶん前になるが、夜勤明けにはお世話になった。

大学の食堂経営が母体だそうで。

昔の飯場みたいに、一品一品選べるのが楽しい。

楽しくて、つい取り過ぎちゃって、食いきれない(笑

手前にある紺色の建物は、製麺屋の老舗。

ラーメン好きな道民は、わざわざここへ出向いて、生麺を買って帰る。

 

そろそろ飯の時間かなと。回れ右して、大通り方面へ。

創成川(旧運河)を渡って、東区をあとに。

札幌市の前身、札幌村は、東区から始まった。

郊外には、開拓の時代から続くタマネギ畑が、今も残っている。

大通公園を南へ渡って、電車通りへ向かうと、

ライオンの大きなお尻が見えてくる。

向かいは閉店した四丁目プラザ(略して4プラ)。

次の建物も決まらぬ先から、なぜサッサと閉店しちゃたのか。

謎はしかし、都市伝説を生むこともなく、

ひっそりと解体を待つ4プラである。

空の広さがさびしい。

隔壁にはっきりと読める4の字。

向かいのパルコは元気なのになぁ。

札幌で電車通りと言えば、この4プラとパルコ。

そして、前に立ち食いソバを紹介した、日の出ビル。

大通りの丸井今井、

札幌駅周辺の東急、五番館、○スステーションデパート

(今でいう旧そごうの地下街ですかね)。

札幌にはそういう3大商業地があったんですが。

地下歩行空間でシームレスにつながってしまった結果、

客のこだわりも失われて。活気がなくなったなぁと。

旧そごうの地下街付近から、

札幌駅(ステラプレイスだけど)の大時計を望む。

地面の中とはいえ、そんなに潜ってはいないんだなと。

せっかくなので、ランチはSKY J。

GWじゃ席は取れないかと思いきや。

直接電話して、通路側の席をゲット。

電話の向こうの店員さんは、通路側でごめんなさいと言っていたが。

実は、この通路側の席こそは、

もっとも札幌らしい眺めを楽しめる、レアな席だったりする。

店員さんが恐縮して、なかなか、あてがってくれない席だし(笑

それは、このビル街の向こうにあります。

日本中探しても、なかなかない。

200万都市で、目と鼻の先に、こんな、

4万年前の大きなカルデラを見通せるというのは。

この眺め、会場内のわずかな席でも見えますけれども、

体が横を向いてしまって、

この通路側の席のように、対面するということができない。

4万年という歳月とご対面。

東京~横浜くらいの距離でご対面。

んで、横浜~川崎くらいの直径の穴があいている感じ。

今そのカルデラ湖を支笏(しこつ)湖と言う。

昔は死骨と書いて読ませたそうな。

ようよう、日本列島に人類が足跡を残しつつあったそのころに、

莫大な量の火山灰を撒き散らし、

絶滅寸前にまで追い詰めたこのカルデラです。

その爪あと。二度と猛威をふるうことのない痕跡が、

札幌市の目と鼻の先に横たわっているわけです。

札幌の食を支えたタマネギやジャガイモは、

この火山灰が変質してできた、養分豊かな土壌がもたらしたもの。

なんてことよりも、今日は素敵なランチですよ奥様。だって、

実演コーナーがエッグベネディクトじゃないですか!

そしてこの、新しいパン。

何か、和風なものがいただきたいと、思っていたんです。

そしたら、小倉あんとヨモギパンのコラボですよ。

あんぱんじゃなくて、小倉あんの小豆部分が、ヨモギパンに散らばってる。

入りすぎず、足りないということもなく。ヨモギパンの風味もいい。

この柔らかなもの。ぜひ、ラウンジで売っていただきたいくらいの出来でした。

本日のスープは、くしくも、北海道産タマネギのスープでした。

これがまた美味い。

2時間は、瞬く間に過ぎて去り。

気づけは、残り20分でデザートを。

要らんウンチクかましてないで、もっと食えばよかった(涙

というわけで、1階のラウンジへ移動して、

久々のビーフカレー。

写真撮るの忘れてた(苦笑

〆はショートケーキ。

人気のあるケーキで、早くに無くなってることが多いんですが、

今回はゲットできました。

 

GWということで、ススキノは、

以前の活気を、つかの間、取り戻した感じ。

活気ってか、どっかで大声で喧嘩してる(笑

焼肉なのかチャーシューなのか、美味そうな肉のにおいがする。

へべれけになって歩いてるカップル。何かの店先には長蛇の列。

でも客引きはいないなぁ。

今回はこのお部屋。

ゆったりしたいので、少しでも広い部屋をと、

ダブルじゃなくツインの部屋にしました。

ではみなさん、おやすみなさい。

 

蛇足ながら、
札幌の風景をアレンジして、
Tシャツにしてみた。

売れても1枚あたり45円の収入(笑

それでも、他所よりはずいぶん安く作ってくれる。

前使ってたとこと比べたら、千円くらい安いです。

 

 

 

 


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ロイトン札幌ロングステイプランで満喫

2022年04月09日 | 道央のホテル

とある1日

目を覚ますと、夜明けだった。

ロイトン札幌でぐっすりと眠った翌朝、

もう明るいだろうと、遮光性のよいカーテンを引くと、

ちょうど夜明けの景色だった。

カーテンを開けたまま、ベッドにもぐりこんで、

枕を背に寄せて、この景色を眺めた。

次にこの景色を見られるのは、いつだろうか。

 

寝落ちて、目を覚ましたら、雨になっていた。

なかなか解けない今年の雪も、

この雨でだいぶん解けるだろう。

チェックアウトまでには、まだまだ時間がある。

身支度をして、サピカが財布にあるのを確かめて、

円山(まるやま)のほうまで、少し散歩をすることに。

濡れるの嫌だから、地下鉄で行くんだが(笑

 

この辺りはまだ、冬の装いだな。

どこか喫茶店にでも入ろうと思って来たんだが、

あまりにも寒いので退散。

いつもの The Lobby Lounge で、

新作の焼きチーズケーキとコーヒーをオーダー。

写真撮るの忘れたw

これ美味いわ。食感がたまらない。

ケーキに平面のままで刺さっている、

JRタワーホテルのロゴ(右下のオレンジのやつ)。

実はこんなふうに開くのねぇ。

相変わらずの丸い柄のフォークは、やっぱり食べにくいなぁ。

 

必ず帰ってくるよ、札幌。

僕のふるさと。

 


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メルキュール札幌(2022年03月利用)

2022年03月15日 | 道央のホテル

あの朝食に会いに……来たんだが。

メルキュール札幌

 

どこのホテルも、そこなりのよさがあるのは、

改めて書くまでのこともなくて。

そのよさがあるから泊まるんだし。

3ヶ月ほどご無沙汰の間に、別の気に入ったホテルを使っていて、

ここへ来ると、やっぱ、よくできたホテルだなと思います。

こぢんまりとしている分、いろいろ行き届いているんだなと。

この不況のさなか、どうにも陰りが見えはじめてしまうのは、

どこのホテルも同じでした。

はやくコロナ禍が過ぎて、以前の状況に戻ってほしいわ。

ホテル側も望んでいるのは勿論だろうが、

僕みたいなホテル好きな客は、もっと望んでます。

 

1階のエントランス。

この座り心地のいい赤いソファに座って、

天井や壁のしつらえを見渡して、かすかな香りを楽しんで、

ああ来たな、と、しみじみ思うわ。

こういう、気分を整えてくれるエントランス、

これからの日本製のホテルにも、備わってほしいものです。

ホテルにとっては、たいしたことのない場所なんでしょうが、

客にとっては、ホテルの顔なんですから。

初めての最上階。

部屋が早くに埋まってしまうらしく、

今まで泊まれたことがなかったけど。

相変わらず、札幌の空は広いね。

ん?

あんなところに古民家があったのか。

駅前再開発とかいう、どうやって採算とるのか分からない事業で、

急速に消えていく、古い札幌の面影。

すべてがというわけじゃないけれど、

リアルな札幌の昔を伝える存在として、

古民家にもちょっと関心がある。

手前の運河の名残りは、創成川(そうせいがわ)だな。

すぐ近くだ。さっそく、歩いて行ってみようと。

そっか……。まあ、ね。

今年は驚くほどの雪の量だったが。

川はもう、春の気分でいっぱいだ。

振り返れば、

札幌テレビ塔。

あれはこれからも、世代を越えて話の通じる場所なんだろうな。

 

ホテルの近所には松屋があって、

その隣が、とんかつの「松のや」になってる。

ビュッフェが休止のとき、僕は大体、

そこの弁当を部屋で食べる。

松屋のほうから入って、券売機でお弁当の食券を買い、

振り向いた手前のスペースで、チンを押して店員を呼ぶ。

とんかつカレーもまあ美味いが、

カレーにキャベツの千切りはついてこないので、追加で。

宿泊階の廊下、奥がなんか神々しい(笑

路地や隣のビルの壁なんかがあると、

窓にはしないか、カーテンで塞いでしまうんだが。

このホテルは夜も美C~!

今時めずらしい、型押しのガラス。

このガラスの技術も、多くは過去のものになったそうな。

こういう機会でないと、ダブルのベッドなんか使わない(笑

やっぱ、ゴロンゴロン寝返りうてるのがいいわ。

高さもあるし。仕事の疲れもあるから、気づくと寝落ちてる。

パソコンつけたはいいが。仕事の残りなんかもうね(笑

 

おいおい……

昨日の青空は、どこへ行ったんだよ……

ニュース「北日本は暴風雪に警戒して」

まじかっ!!!

もういいって雪は。 orz..

で、実は今回、予定外のことがあって。

いや、事前に調べなかったからなんだが。

知人から、コロナ禍で朝食が弁当化してるって聞いたもので。

すわっ!あの弁当がもう一度食えるのか!

と、無い休日を探して予約を入れたものだが……。

ビュッフェ形式に戻ってった(涙

みなさんも、予約前にちょっとホテルの公式サイトご覧あれ。

でもやっぱりビュッフェのほうがいいねぇ。

好きなもの好きなところへ盛れるから(笑

お茶碗は料理の下の棚。これは覚えた。

窓際は寒いかとも思ったが、

窓付近から温風が出ていて寒くなく。

そういうちょっとした気遣いが、日本製のホテルにも欲しいね。

デザート。残念ながらアイスクリームは休止でした。

これもビュッフェで、ヨーグルトに好きなフルーツを好きに乗せられる。

今回はアールグレイにしました。できたら小皿を置いてもらって、

カップにかぶせて蒸らせるようになればいいなと。

 

まあもう、あっという間に時間は過ぎて。

ほんとは連泊して十分に楽しみたいところなんだが。

マックス14時まで(この記事現在)のレイトアウトをつけて、

今回は我慢いたしました。


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【緊急】札幌近郊で駐車場難民のかたへ

2022年02月22日 | 道央のホテル

なんかすっごい雪なんだがw

仕事で疲れて、帰ったけれど駐車場に入れない。

そんなかたは、ホテルへ避難してはどうか。

明日は天皇誕生日で祝日だし。

 

探したあげく、ロイトン札幌がベストだと。

ただし「じゃらん」からの予約だが、

地下駐車場無料で、

翌日18:00まで泊まれる。

しかもこの悪天候で、キャンセルが出ているらしく、

月末なのにまだ割引クーポンに空きがあって、

1500円引きクーポンが使えた。

 

ロイトン札幌

https://www.jalan.net/yad338250/

【最大30時間ステイ★駐車場無料特典】

ロングホテルステイプラン

石山通を、大通公園を越して少し北上。

駐車場へは、南から北へ向けて走ったほうが入りやすい

ホテル正面南端から場内へ入り、

道なりに右(北)へ曲がって直進すると、

地下駐車場への入口に突き当たる。

ホテル正面左手(南側)にあるのは出口なので注!

 

札幌テレビ塔も雪にかすんでいるわ。

もうね、雪要らない。

夏の渇水も怖いが、

雪要らないわ。


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TheLobbyLoungeでケーキ三昧(2022年1~2月利用)

2022年02月18日 | 道央のホテル

おいしいケーキを求めて

JRタワーホテル1階

The Lobby Lounge

https://www.jrhotels.co.jp/tower/restaurant/lounge/

 

_/_/_/_/_/_/_/_/_/

の前に、ちょっと寄り道(笑

旬の「ふきのとう」をいただいた。

サックリとあがっていて、お塩でいただくと、

香りとほろ苦さとを堪能できました。

JR札幌駅地下街APIA(南口側)

天丼てんや

https://www.tenya.co.jp/shop/hokkaido/sapporoapia.html

まさか市井の天丼屋で旬を味わうことになろうとは……。

高級ホテルは、いつも変わらずの料理を出し続けてますが。

市井の天丼屋のほうが、季節感もあって、

なんか生き生きとしてるなぁと。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 

で、ケーキですけれども(笑

なんか、このところ仕事忙しくて、

クリスマスの翌日も、バレンタインの翌日も、

おいしいケーキにありつけなかったりで。

(←半額狙い

思い立ったように、おいしいケーキを求めて、

JRタワーホテル1階のラウンジへ。

雰囲気のよい店内。割と席数もあって。

このホテルのビュッフェで、何度も実感してますけれど。

ここは小麦とか米粉とかの、粉物の焼き物が上手いなと。

パン全般もそうだし、ケーキ、ビスケット、

はてはスープのクルトンまで。美味しいのもそうですが、

お料理と一体になってる。勝手な自己主張しない美味しさです。

カウンターのこのソファがまた、座り心地がよいのです。

つい寝そべってしまう(笑

カウンターには電源もあり。

ちょっとした残りの仕事をやるには、いい感じです。

環境よすぎて眠くなるな(笑

とりあえず、期間限定のチョコケーキから。

無くなり次第、キャラメルケーキになるんだとか。

んー、濃厚。スポンジではなくパンケーキみたいね。

左上は、なんでかオーダーしてた「プチフール」。

ここで「コーヒー」言う時は、いつもたのむので(笑

おいしいんだ。コレがまた。

後日はテーブル席にした。

このソファも個人的に気に入ってたり。

新作の焼きチーズケーキをば。

んー。おいしいわ。くどくないのがいいね。

ピスタチオかな?ナッツ類のかけらが乗ったメレンゲが、

見た目も色合いもかわいらしく。

 

そしてこの日、とある発見が。

 

僕は飲み物も大体決まっているので、

メニューとか普通見ないです。ショーケース見て、

アレとコーヒーのセットとか言って済ませてしまう。

この日はなぜか、メニューに手が伸びて、

そこに見つけた、レアものです。

前にも書きましたが、僕はカレーを食べます。

メニューに載っていれば、必ず食べる。

実はそのほかに、もうひとつ、

メニューにあれば必ず食べるものがあるんです。

サバラン。

パールモンドールで、

http://www.pearlmontdore.com/showcase/rare.html

亡くなった先代の手になるサバランに会って以来、

メニューにあれば必ず食べるケーキとなった。

生地を作るのに手間がかかるし、

洋酒を贅沢に使うのでR20だしで、

商品としては、なかなか出しにくいケーキですが。

ので、まずは「サヴァラン」の文字を見て、テンション↑↑。

写真を見て……

と、とりあえず、注文しなきゃ。

紅茶をオーダー。

コーヒーだと味も香りも強いので、

イマイチ合わない印象です。

砂時計が飲み頃を教えてくれる。

ノリタケのカップもかわいらしい。

ここはノリタケのカップがよく出てくるんですが、

選びかたがいいなと。このカップは軽いのもよかった。

あーコレ、

食べやすいんじゃなく、作りやすいほうのやつだ。

紅茶の銘柄が分からないのは残念でしたが、

香りも味も、かすかに深くて、美味しい紅茶でした。

ポットの紅茶、全部飲むこと、滅多にないんだけどね。

いい雰囲気に包まれて。癒しの空間だな。

さて。宿へ帰るとしますか。

いつもの、ロイトン札幌。

 

初めて、札幌テレビ塔(STvT)の見える部屋になった。

エレベーター降りて右側の列の部屋の、

12(13のことも?)よりも若い数字の部屋が、

札幌テレビ塔の見える部屋らしい。

雪祭りは中止になったが、

テレビ塔は頑張っていた。

なんか、色がちょっとずつ変わるのな。

地下にカレー屋があったころの札幌バスターミナルで、

春夏秋冬、出張へ出るたびに間近で見た札幌テレビ塔。

あのころは、こんな洒落たこともしてなかったがな。

 

 


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札幌プリンスホテルでひとやすみ(2022年1月利用)

2022年02月10日 | 道央のホテル

街の騒がしさを離れて

札幌プリンスホテル

https://www.princehotels.co.jp/sapporo/

1階 宮の森珈琲

https://miyanomoricoffee.com/princehotel-cafe/

モーニングは朝11時まで(この記事現在)。

支払いは、西武プリンスクラブのポイント対象(同)。

 

ロビーに入ると、向こうには何やら、見かけない展示が。

そうその、奥の水色のところです。

怪獣映画のセットかしら、とも思わせる、

割と精巧な、札幌プリンスホテルの模型。

何だろうと、眺めていると、左上に50の文字をみつけた。

これを背景にして、写真を撮ろうという話のようだ。

ご丁寧に、50周年おめでとう!な、プラカードまで作ってある。

客にそれをさせるのか……。と、ちょっと先行きが不安になったが。

そこ以外は、普段の札幌プリンスホテルだった。

 

不思議な空間。

デザインの面白さには、定評があるようだ。

この建物は、横幅はそうでもないが、

上下に広がりをもっている。

駐車場も、地下3階まである。

そういう、縦の広がりを活かして、天井の高さや、

こうした不思議な空間なんかが、実現されている。

これを見上げるたびに、いつか泊まってみたいとは思うが……。

なかなか条件が合わない。石山通(札幌を南北に走る国道)の、

西側のエリアに限っては、ロイトン札幌に軍配があがる。

 

以前から目をつけていた、苺ショートケーキ。

「本日のケーキ」というセットでお願いした。

なんて言ったか、ショートケーキという名前じゃなかったけど、

ショートケーキで通じた(笑

クリームがデラ美味い。ことに、皿にディップしてあるの。

凍らせたベリーがパラリと乗っているんだが、

それがいいアクセントになってる。

紅茶もたのめるというので、今回は紅茶を。

一杯だけかと思ったが、ちゃんとポットで来た。

残念ながら、紐の先の紙が白紙で、

銘柄も種類も分からなかったが。無難な味わいの紅茶。

クリームにも合うナ。

 

ひとやすみのつもりで来たけど、

ちょっと長居してしまいました。

 


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ロイトン札幌&宮の森カフェ(2022年1月利用)

2022年01月26日 | 道央のホテル

家まで帰るのが面倒な日は

ロイトン札幌

札幌市中央区北1条西11丁目

https://www.daiwaresort.jp/royton/index.html

宮の森珈琲 

札幌プリンスホテル1階

https://www.princehotels.co.jp/sapporo/restaurant/miyanomoricoffee/

SEIBU PRINCE CLUBのポイント加算対象です(この記事現在)。

仕事で疲れ、帰れば、多量の雪かきが待っている。

そんな日は、ドロンと雲隠れ。

朝のラッシュに巻き込まれるのも嫌なので、

オフィス街から少し外れたホテルをチョイス。

札幌にも、そういうのにうってつけのホテルがあります。

しかもここ、ロイトン札幌は、ハイクラスなのに、

お昼12時からチェックインできる。

そういう型破りな、利用者側に優しいプランが常時走っているので、

アーリーチェックインの手数料とかも無い。

ほかのところは、おしなべて、15時イン。

アーリーチェックインやレイトアウトの札幌の相場は、

税抜きで1時間千円(この記事現在)。余計に3千円も払わにゃならん。

 

ちょっと歩くが、近所には吉牛も、すき屋もある。

僕はもう少し歩いて、札幌プリンスホテル1階に入っている、

宮の森珈琲まで行く。わざわざホテルの中の喫茶に入るのは、

世の中の喧騒と、隔絶された空間だから。

静かなんだ。雰囲気も、気分も。

ロイトンのレストランが開いていれば、出歩くまでもないんだが。

ホテルのレストランって、朝晩ってのは苦手な時間だよねぇ……。

 

夜半から大雪だと聞いて、もう全然、家へ帰る気がしない。

休みをいいことに、ホテルへ逃げ込む。

翌朝、雪を踏み分けて、モーニングをいただきに。

あー、やっぱ北の大地だわ。

スクランブルエッグとソーセージ。

バタのたっぷり乗った、あったかいトースト。

そして、ホットコーヒー。

冬だから。雪国だから味わえる、ぬくもりだな。

ふぅぅぅ。コーヒーうめぇ……。

 

札幌プリンスホテルもそうだけど、

1階をガラス張りにするのが、当時の流行りだったんだろうか?

ロイトン札幌なんか、見た目は総ガラス張りみたいな。

ピンボケだったので撮り直してきた(笑

まだ1月だってのに、なんかもう春の雰囲気だな。

今年の雪は異常な量だよ。といっても、

ガキの頃の量が戻ってきた感じだが。これが普通かも知れん。

今回のお部屋は、ソファもロイトン色に張り替えられていて、

手触りもよく。近所のファミマであったかいコーヒーを買って、

備え付けの背の高いマグで、のんびりといただいた。

家の雪かきも、時間が解決してくれそうな気がした。

 

(追伸)暖気で解けて、

氷の塊みたいになってました。orz..

 

みなさん雪かきは降った日に済ませましょう。


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ボルドーで昼食からの

2022年01月12日 | 道央のホテル

昼間に彷徨うのも嫌なので

メルキュールホテル札幌3階ロビー奥

レストラン ボルドー

https://mercuresapporo.jp/restaurant/lunch/

 

_/_/_/

三昧と言いながら、2、3のホテルで済んでいる。

三昧ってのはもっと手広くやるもんだ。

でもしょうがない。選択肢はせいぜい5つだものさ。

三昧だって、元はそんなもんじゃない?

_/_/_/

 

あちこち歩いたあとで、さらに昼飯の場所を探し回るのも、

なんだか滅入るなぁと思って、あらかじめ決めてしまった。

昼飯くらいはゆっくり食べたいし、

食後も気兼ねなくマッタリしたい。

早く食って席空けてやらにゃ、なんていうのは、

体にもよくないしなぁ。

 

今回はススキノ方面だったので、ボルドーにした。

もう花壇がしつらえてあって、気持ちは春だな。

季節の一皿を選ぶ、いわゆるハーフ・ビュッフェ。

アンコウかポトフで、ポトフに。

油っぽくなくて、なかなか美味しいスープ。

お肉もやわらかい。見た目も可愛らしい。

バタを多めに塗ったパンとの相性もいい。

パンをスープにつけていただいてもgoo。

 

とりあえず美味しそうなものを集めてみた(笑

窓の外は突然の雪景色。昨日までの過ごしやすさは何だったのかと。

雪さえ降らなきゃ、冬もなかなかいいんだがなぁ。

 

そしてこれは外せない、具沢山のブイヤベース。

スープにフランスパンを、チョイチョイとひたしていただくのもよし。

 

デザート。惜しげもなき、ざく切りのフルーツに、アイスをトッピング。

今回はさらにムースケーキなんかあしらってみた。

結果、ムースに限らずケーキはアカンなと。

スポンジが果汁吸って酸っぱい(笑

 

ベストは、JRタワーホテル1階のザ・ロビーラウンジで、

ホットコーヒー & プチフールなんだが。

年始の都合か、混みあっていて敬遠した。

あっという間に銀世界。

スキー場も今年はいいらしい。

同じ風景とは思えないねぇ。北海道の夜は。

 

ごちそうさまでした♪

 

 

 

 


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