皆さんにご心配をおかけしています。
今日も仕事を休み、結局今週は月曜日しか仕事へ行きませんでした。
うちの職場は月末が給料日なので、先ほどWEB通帳を見たら給料が振り込まれていました。こんな状況で給料をもらうのはとても心苦しいです。今年から銀行振り込みなっていたのがせめてもの救いという感じです。会計担当の理事もさぞや嫌な思いで振込み手続きをしたのだろうなと思います。
たぶん週が明けて早々には理事長と話し合って退職の相談をします。私に代わるサービス管理責任者は現在募集しているのですが(元々先週からそういう手はずになっていたので)、早く決まってくれることを祈るばかりです。やり残している仕事は山ほどあるので、どういうふうに引き継げるのか…とまた考えたりしています。本当に楽な気持ちになれるのはまだとうぶん先だと思います。
こんな状態でいながら、これから先のことを考えたりしています。
もちろん早く心と体の状態を良くするのが先決なんですけどね。
福祉の仕事で挫折するのはもうこれで4回目。自分としては精一杯やったので、もうこれで終わりかなと思っています。
そして本気で「コーヒー屋になるにはどうすればいいだろう?」と考え始めています。
大学を卒業して初めて就職した児童養護施設を3ヶ月で辞めてしまった時、それまで決して順風満帆というわけではなかった私の人生ですけど、幸運にも大学も浪人や留年などせずに来ていた私としては初めてと言っていい大きな人生の挫折でした。
身も心もボロボロの状態でカフェバッハへ行き、カウンターに座り、カウンターに入っていた当時の店長や他のスタッフに
「仕事辞めちゃったんですよ…」
と自嘲気味に話すと、
「とうとうコーヒー屋になる決心をされたんですか?」
と笑いながら皆に声をかけられました。
コーヒー好きの私に対するカフェバッハの人達のあたたかい励ましの言葉だったんでしょうけど、その時の私は苦笑いを浮かべるだけでうまく受け答えできなかった覚えがあります。
それから16年経った今、本気でコーヒー屋になれるのだろうかと考え始め、実は一昨日カフェバッハのマネージャー(番頭さん?)のNさんにメールを送りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カフェバッハ ○○様
こんばんは。神戸の吉田です。
このメールの内容、もし不愉快でしたらどうかお許し下さい。
今、私は仕事に行き詰っています。
いや、行き詰るというより、もう限界を感じています。
〈中略〉
今の職場を退職したら福祉の仕事はもう就かないつもりです。
私の能力の限界を感じてしまいました。
では、福祉以外の仕事をするとしたら、私に何ができるのか…?
これというものは見出せないのですが、
正直珈琲屋というものに気持ちが惹かれています。
珈琲屋を馬鹿にしているのかとお叱りを受けるのは覚悟しています。
珈琲屋になりたいというのはバッハに出会った学生の頃からの憧れではありました。
でも、それはずっと心の中で封印してきました。
私は福祉の仕事をするんだと。
〈中略〉
でも、神戸に来てから、
いろんな方のお宅にバッハの豆と私の珈琲道具を持って行って、
バッハの正しい珈琲を飲んでもらう「出張カフェ」をしたり、
私の淹れるバッハのコーヒーを飲みたいという方を集めて、
それぞれの持ち寄ったお茶菓子と私の淹れるコーヒーを楽しむ
コーヒー会なるものを主催したりして、
自分の淹れた珈琲がたくさんの人に喜んでもらえるという喜びを味わい、
私の中に眠っていた珈琲屋への憧れがまた頭をもたげてきたのです。
趣味で珈琲を淹れるのと珈琲屋を生業とするのはまったく違うというのは
わかっているつもりです。
また、今の仕事に行き詰った私の心が珈琲屋への憧れというものに
逃げているのも充分わかっているつもりです。
それでも○○さんにお聞きしたいのは、
もし本気で珈琲屋になろうと思ったら、
どれだけの時間と費用が必要なのか?
カフェバッハで焙煎の技術などを習得するには
かなりのお金が要ると聞いたことがあります。
できれば私の心の慰めのためだけにでも
お答えいただけると幸いです。
〈中略〉
私の最終的な夢は、
福祉と珈琲を学んだ自分が、
カフェふれあいのようなお店を経営することです。
でも、それはとうてい無理な話かとも思っています。
しかし、それが本当に私らしい生き方かもしれないと思ってもいるのです。
こんなメールを送って、○○さんは不愉快になるかもしれませんが、
どうかお答えをお待ちしております。
失礼いたしました。
吉田 毅
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Nさんからは昨日、決して不愉快なことはないけども、いっぺんには答えられないので少し時間を下さいというメールをいただきました。
私のメールに出てくる『カフェふれあい』というのは、私が東京にいる時にスタッフとして働いていた障害のある方が働いているカフェです。
オープンに際してカフェバッハに大変お世話になり、カフェバッハのコーヒー豆を使用して今も池袋で営業しています。
実は今の職場に就職する時、神戸に来て初めて就職した事業所の時の同僚に障害者就労支援事業所のサービス管理責任者になったことを連絡したら、
「ヨシダさんは本当にそれでいいの?コーヒーはどうしたの?」
というメールをもらいました。
彼女はどういう気持ちでそういうメールを送ってきたのかわかりませんが、もしかしたら今のような事態になることを予測していたのかもしれません。
その時私は、
「コーヒーは今も淹れてますよ。いずれは障害をもった方に働いてもらえるカフェができたらいいなと思っています」
とメールを送ったら、
「それ絶対ヨシダさんらしくていいです!絶対実現して下さいね!」
という返事をもらいました。
その時はそんなに本気で書いたわけではなかったのですけど、今はそれを目指してやってみたいという気持ちでいます。もちろん遠い夢ですけど…。
なんだかつらつらと思うままに書いてしまいました。またしても長文(苦笑)。
本当にこの先どうなるのかわかりませんけどね。
上の写真はうちにある水出しコーヒーの道具です。
実は昔お世話になった方に結婚祝いでいただいたもので、ずっと使わずに棚の奥に眠っていたんですけど、一昨日急に父親が「水出しコーヒーっていうのがあるのか?」と私に聞いてきたので、うちでも作れるよと埃をかぶっていた道具を引っ張り出してウォータードリップをしてみました。
なかなかすっきりした味のコーヒーができます。
今日も仕事を休み、結局今週は月曜日しか仕事へ行きませんでした。
うちの職場は月末が給料日なので、先ほどWEB通帳を見たら給料が振り込まれていました。こんな状況で給料をもらうのはとても心苦しいです。今年から銀行振り込みなっていたのがせめてもの救いという感じです。会計担当の理事もさぞや嫌な思いで振込み手続きをしたのだろうなと思います。
たぶん週が明けて早々には理事長と話し合って退職の相談をします。私に代わるサービス管理責任者は現在募集しているのですが(元々先週からそういう手はずになっていたので)、早く決まってくれることを祈るばかりです。やり残している仕事は山ほどあるので、どういうふうに引き継げるのか…とまた考えたりしています。本当に楽な気持ちになれるのはまだとうぶん先だと思います。
こんな状態でいながら、これから先のことを考えたりしています。
もちろん早く心と体の状態を良くするのが先決なんですけどね。
福祉の仕事で挫折するのはもうこれで4回目。自分としては精一杯やったので、もうこれで終わりかなと思っています。
そして本気で「コーヒー屋になるにはどうすればいいだろう?」と考え始めています。
大学を卒業して初めて就職した児童養護施設を3ヶ月で辞めてしまった時、それまで決して順風満帆というわけではなかった私の人生ですけど、幸運にも大学も浪人や留年などせずに来ていた私としては初めてと言っていい大きな人生の挫折でした。
身も心もボロボロの状態でカフェバッハへ行き、カウンターに座り、カウンターに入っていた当時の店長や他のスタッフに
「仕事辞めちゃったんですよ…」
と自嘲気味に話すと、
「とうとうコーヒー屋になる決心をされたんですか?」
と笑いながら皆に声をかけられました。
コーヒー好きの私に対するカフェバッハの人達のあたたかい励ましの言葉だったんでしょうけど、その時の私は苦笑いを浮かべるだけでうまく受け答えできなかった覚えがあります。
それから16年経った今、本気でコーヒー屋になれるのだろうかと考え始め、実は一昨日カフェバッハのマネージャー(番頭さん?)のNさんにメールを送りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カフェバッハ ○○様
こんばんは。神戸の吉田です。
このメールの内容、もし不愉快でしたらどうかお許し下さい。
今、私は仕事に行き詰っています。
いや、行き詰るというより、もう限界を感じています。
〈中略〉
今の職場を退職したら福祉の仕事はもう就かないつもりです。
私の能力の限界を感じてしまいました。
では、福祉以外の仕事をするとしたら、私に何ができるのか…?
これというものは見出せないのですが、
正直珈琲屋というものに気持ちが惹かれています。
珈琲屋を馬鹿にしているのかとお叱りを受けるのは覚悟しています。
珈琲屋になりたいというのはバッハに出会った学生の頃からの憧れではありました。
でも、それはずっと心の中で封印してきました。
私は福祉の仕事をするんだと。
〈中略〉
でも、神戸に来てから、
いろんな方のお宅にバッハの豆と私の珈琲道具を持って行って、
バッハの正しい珈琲を飲んでもらう「出張カフェ」をしたり、
私の淹れるバッハのコーヒーを飲みたいという方を集めて、
それぞれの持ち寄ったお茶菓子と私の淹れるコーヒーを楽しむ
コーヒー会なるものを主催したりして、
自分の淹れた珈琲がたくさんの人に喜んでもらえるという喜びを味わい、
私の中に眠っていた珈琲屋への憧れがまた頭をもたげてきたのです。
趣味で珈琲を淹れるのと珈琲屋を生業とするのはまったく違うというのは
わかっているつもりです。
また、今の仕事に行き詰った私の心が珈琲屋への憧れというものに
逃げているのも充分わかっているつもりです。
それでも○○さんにお聞きしたいのは、
もし本気で珈琲屋になろうと思ったら、
どれだけの時間と費用が必要なのか?
カフェバッハで焙煎の技術などを習得するには
かなりのお金が要ると聞いたことがあります。
できれば私の心の慰めのためだけにでも
お答えいただけると幸いです。
〈中略〉
私の最終的な夢は、
福祉と珈琲を学んだ自分が、
カフェふれあいのようなお店を経営することです。
でも、それはとうてい無理な話かとも思っています。
しかし、それが本当に私らしい生き方かもしれないと思ってもいるのです。
こんなメールを送って、○○さんは不愉快になるかもしれませんが、
どうかお答えをお待ちしております。
失礼いたしました。
吉田 毅
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Nさんからは昨日、決して不愉快なことはないけども、いっぺんには答えられないので少し時間を下さいというメールをいただきました。
私のメールに出てくる『カフェふれあい』というのは、私が東京にいる時にスタッフとして働いていた障害のある方が働いているカフェです。
オープンに際してカフェバッハに大変お世話になり、カフェバッハのコーヒー豆を使用して今も池袋で営業しています。
実は今の職場に就職する時、神戸に来て初めて就職した事業所の時の同僚に障害者就労支援事業所のサービス管理責任者になったことを連絡したら、
「ヨシダさんは本当にそれでいいの?コーヒーはどうしたの?」
というメールをもらいました。
彼女はどういう気持ちでそういうメールを送ってきたのかわかりませんが、もしかしたら今のような事態になることを予測していたのかもしれません。
その時私は、
「コーヒーは今も淹れてますよ。いずれは障害をもった方に働いてもらえるカフェができたらいいなと思っています」
とメールを送ったら、
「それ絶対ヨシダさんらしくていいです!絶対実現して下さいね!」
という返事をもらいました。
その時はそんなに本気で書いたわけではなかったのですけど、今はそれを目指してやってみたいという気持ちでいます。もちろん遠い夢ですけど…。
なんだかつらつらと思うままに書いてしまいました。またしても長文(苦笑)。
本当にこの先どうなるのかわかりませんけどね。
上の写真はうちにある水出しコーヒーの道具です。
実は昔お世話になった方に結婚祝いでいただいたもので、ずっと使わずに棚の奥に眠っていたんですけど、一昨日急に父親が「水出しコーヒーっていうのがあるのか?」と私に聞いてきたので、うちでも作れるよと埃をかぶっていた道具を引っ張り出してウォータードリップをしてみました。
なかなかすっきりした味のコーヒーができます。