あんなこと。こんなことがありました。

NTT労組退職者の会神奈川県支部協議会の活動状況をご報告致します。

川崎横浜地区交流会が開かれました。

2016年03月13日 | Weblog

 川崎横浜地区交流会は3月12日、NTT横浜ビル食堂に110名が参加して盛大に開かれました。

 会場受付では、参議院議員組織内候補「石橋みちひろ」議員の「会員署名カード」や「紹介者カード」未提出者にお願いし、署名カード等書いていただく取り組みも行いました。

 交流会の冒頭、昨日、3月11日は東日本大震災から5年目を迎え多くの犠牲者に対し、哀悼の意を表すために1分間の黙祷を捧げました。

 

交流会は、久保川副会長の司会で始まりました。

 

先ず、 新井陽太郎会長から次の挨拶がありました。

改めまして、皆様こんにちは。

まさに「三寒四温」、このために体調を整えご参集いただき、本当にありがとうございます。 

本日はお忙しい中、NTT労組神奈川グループ連絡会徳永副会長にお見えいただきました。大変ありがとうございます。また、中央協の上野副会長には、川崎・横浜地区の出身会員として参加いただいております。 

そして、石橋みちひろ参議院議員においでいただいておりますので後ほどご挨拶・決意表明をいただきたいと思います。 昨年10月末の総会から早くも4か月が過ぎました。会員皆様のご協力のもと、役員会の運営体制の充実の取り組み、各サークルへの登録・活動のスタートなど、総会でご確認いただいた2015年度の組みを進めております。

とりわけ、本年1月には、今年度のメイン課題としての、「組織内候補『石橋みちひろ』参議院議員再選に向けたとりくみ」として、「戦後71年目に入り、私たち「退職者の会」会員は、戦争体験者として、また体験者から直接話を聞ける世代者の責任として、今こそ選挙で行動を起こそう!」と訴えさせていただき、「署名カード」「紹介者カード」提出のとりくみをお願いしてきたところです。本日、会場入り口でもご協力の呼びかけをさせていただきましたが、既にご提出いただいた方々についても、この場を借りてご協力に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 さて、あなたは2011年3月11日、どこで、だれと何をしていましたか?思い起こしてください。あの東日本大震災から、5年と1日です。月日は経過し、ある場所では復旧が進み、また別の場所では復興が進んでいます。しかしながら、いまだ荒れ果て放置されたままの現実がのこっています。

 「東日本大震災」は三つの「破壊」をきざんだといわれています。地震による破壊、津波による破壊、そして、「原発」による破壊です。「原発によるフクシマの破壊」は、平和で安全だと信じ、生まれ育った場所に、戻ることを許さない「難民」という問題をつくりだしました。

原発事故により、16万人が故郷を離れ、いまなお10万人が難民状態の生活を続けているといわれています。 事故から5年。甲状腺がんとその疑いの子供たちが166人と診断され、放射性廃棄物の処理問題や、森林の除染が対象とされない、いつ自宅に戻れるのかなど住民の不安はぬぐえず、事故が収束するには程遠い状況にあります。

また、安全な場所でも「フクシマ」というだけで、今でも風評被害をこうむっている現実もあり、「一人でも多くの人が福島に足を運んで正しい状況を知ってほしい」との現地の重いこえも耳に致します。

 私たちの仲間の、退職者の会福島県支部協の南相馬地区協(20k圏内、避難指示地域を含む)の会員103人中18人は今も避難生活が続いており、何年かかるかわからない原発事故の一日も早い収束と、除染作業の加速による安心で快適な生活を切に望んでいます。当然です。これからはさらに、被災者・被災地に寄り添った取り組みが求められています。

 このような状況にもかかわらず、原発の再稼働、再処理、原発輸出へと突き進む安倍政権は、福島原発事故が人災であることを全く意に反さず、事故などなかったかのごとくの政治姿勢は何としても許すことができません。

 一昨日の夕方、ラジオから、安倍首相の声です。「1年前、イギリスのウィリアム王子と、福島で御一緒しました。屋外で元気一杯に遊ぶ福島の子供たちに、王子は、優しい笑顔で、「楽しそうだね」と語りかけていました。そして、その夜は、王子と共に、福島が誇る食材を使った料理や、福島の地酒を、堪能しました」と、いかにも復興が順調なごとく海外向けのパフォーマンス・やらせ記者会見に、ラジオに向かって「ふざけるな!」でした。

一方、福島県飯館村シンポジュウムでの「国はいろんな数字を挙げ、避難指示を解除しようとしているが、震災前の数値には全く戻っていない。法定の一般被ばく限度が年1㎜シーベルトなのに、福島県民だけ年20㎜シーベルトでも住めという。福島県民は一般人じゃないのか」の訴えを目にしました。

 今週お送りしました「支部協ニュース」で、NTT労組の「復興支援ボランティア」についても紹介いたしました。私たち退職者の会神奈川県支部協は、これまでも、情報労連・NTT労組の取り組みに現・退一致で取り組んできました。

これから私たちに求められていることは、復興はまだまだ遠い現実にあることを認識し、情報労連・NTT労組と連動した風化させないとりくみの被災地・被災者支援に向けた各種活動に積極的に関わることです。 現地の物を購入しての「買っての応援」、現地に行っての「旅して応援」、なかなかできませんが直接出向いてボランティア活動など、個人としてできることはぜひ引き続きお願いしたい思います。

私たち退職者の会が組織全体として出来うる具体的、且つ、最大の支援行動は、本年7月の参議院選挙で、組織内候補「石橋みちひろ」参議院議員の再選を勝ち取り、国民の命と生活を大切にする政治を取り戻すことだと思います。

今こそ、私たち「退職者の会」の底力を発揮するときです。そのためにも、引き続き、「署名カード」「紹介者カード」の未提出の方へのご理解・ご協力をお願いするところです。

 福島原発の電力は、首都圏の私たちのためにあるといわれます。5年前の計画停電を思い起こしてください。

3/10朝日新聞に、脚本家・倉本総さんが、「『便利』とは、自分のエネルギーを使わず、他のエネルギーに頼ること。その意味を考えないと、これからの暮らし方の根本的な議論は進まないのではないでしょうか」と。

 最後に、この交流会の返信ハガキに、体調がよくなく、本日ここに来たくてもこられないとの多くの方の近況報告がありました。ぜひ、その人たち分もあわせ、有意義な時間をお過ごしいただきたい、こと、を申し上げ、挨拶とさせていただきます。

引きつづき、NTT労組神奈川グループ連絡会 徳永副会長から挨拶がありました。

(NTT労組神奈川グループ連絡会の組織はNTT労組南関東総支部の川崎、横浜西、神奈川BAY、かながわ、横浜緑園、湘南分会及びNTT労組WEマリン分会、NTT労組NTTソフトウェア分会、NTT労組横須賀地区通研分会、厚木地区通研分会、NTT労組ファシリティーズ神奈川部会、NTT労組ドコモCS中央分会神奈川支店部会、ドコモR&D分会、ドコモテクノロジー分会、NTT労組テルウェル東日本G首都圏南分会、NTT労組インフラネット分会、NTT労組コミニケーションズ第2営業分会、NTT労組退職者の会等からなっている。)

NTT労組退職者の会中央協議会から上野副会長から

参議院議員選挙1本に絞った挨拶がありました。

この参議院選挙で、自民党は、憲法改正に必要な2/3を目標としており、安倍首相は、自らの任期中に改正したいと表明しております。私たちは、なんとしても安倍政権の房総をくいとめなければならないということです。

二つに、ここにきて幾つかの特徴的な動きがあります。その一つは新党結成・民主党と維新の党の新党結成は3月に合流し、党名を変更することで合意しました。1強他弱と言われるなかで、自民党に代わる受け皿として一定の評価はできますが、国民からどのように評価されるか未知数です。

三つは、18歳への選挙権年齢の引き下げは、有権者240万名おり、有権者の2%と言われており退職者の会員から見れば「お孫さん」にあたる方も多くいると思いますがこれらの若い人にどうアプローチしていくのかが一つのカギです。

「石橋みちひろ」の状況ですが、前回の比例区吉川さおりの選挙では、連合は9名を推薦し、吉川は6位で当選しましたが、今回は情報労連以外では、運輸労連のヤマト運輸以外には、推薦組織はありません。大変厳しい状況にあります。現在、退職者の会では会員本人と同居家族の署名カード、紹介者カードに取り組み、2月に一次集約、3月を第二次集約に設定して取組んでいますが、相当厳しい回収状況にあります。そして、署名カード集約後は会員宅への訪問を中心にして何としても目標の30万票を獲得したいと思っております。大変厳しい戦いとなりますが、どうか皆さんのご協力をお願いします。

引き続き、全国を国会の合間に駆け回っている「石橋みちひろ」参議院議員から挨拶を頂きました。

ご紹介いただきました、NTT労組・組織内候補の参議院議員の「石橋みちひろ」でございます。

川崎・横浜地区交流会には、以前にも出させて頂き、今日もお招きを頂き、挨拶の機会を頂き、有り難うございます。

いよいよ、参議院議員選挙まで4ケ月になりました。皆様の温かい声援を頂き、二度目の挑戦をさせて頂くこととなりました。今日は一言、決意の一端を含め、二点だけご挨拶をいたします。

一点目は、東日本大震災です。東日本大震災から五年の歳月が経ちました。私のエピソードとして、気仙沼に支援活動に入ったことをお話しします。気仙沼の皆さんが、組合に入っていて良かった、退職者の会に入っていて良かったと、口をそろえておっしゃっていました。

「津波で全て失い、困っている時に、全国の皆さんから支援を頂き、有り難く思っています」「仮設住宅に入っても、誰も支援をしてくれない、その中で、組合、会の人達とのふれあいがあり、多くの人が助けてくれる、皆が守ってくれることで、希望が持てました」とおっしゃっていました。

高齢者の人が一人で居る、年金もままならない、そのような現状の中で、安心して暮せる世の中にしなければいけない、社会作り・制度・社会保障を作っていかなければならないと痛切に感じたところでございます。

現在は、安倍政権であり、皆さんの負担が増すだけでなく、様々な負担を地方自治体に押し付け、地方が混乱をしている状況です。何の為に消費税を上げたのか、皆さんの怒りをこれからの政治活動に生かして行きたいと思っています。

 二点目は、憲法改正です。安倍政権は9条を改正し自衛隊を軍隊に、集団的自衛権でアメリカと一緒に武力行使・戦争をしようとしています。また、主権在民ではなく天皇陛下が国家のトップに戻る憲法を国民に押し付けようとしています。

民主党としてはこれを打ち破り、自民党の一強多弱の現体制から政権を奪うため、「維新の党」と合併するという苦渋の決断を下したところです。

平和なくして、安心はない、安倍政権の暴走を止めるため、民主党が中心になり、政権を奪う必要がある。そのために、石橋を再度、皆様の役に立たせて欲しいと思います。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 報告・連絡事項では徳永事務局長から、1.神奈川支部協のとりくみについて 2.平成28年度年金について 3.「全国儀式サービス」について報告・連絡がありました。

第2部 学習会では、テーマ「健康体操」を㈱第1興商 伊藤みつえ さんを講師にカラオケに合わせて健康体操の指導を受けました。

椅子に掛けたまま両手を上下、左右に動かして肩こりの解消?

「北国の春」や「上を向いて歩こう」のカラオケに体を動かしました。

第3部 懇親会(意見交換)では、小島文雄顧問の音頭でカンパイが行われ、懇親会の開始です。

こうして、交流会は盛会のうちに、安藤和男顧問に締めでお開きとなりました。

 

 

 

 

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