あんなこと。こんなことがありました。

NTT労組退職者の会神奈川県支部協議会の活動状況をご報告致します。

「年金の特例措置(2.5%)解消」に対する緊急行動について

2011年12月13日 | Weblog

神奈川シニア連合は、最近のマスコミ等で報道されている通り。政府は3年間かけ段階的に年金の特例措置を解消しようとしています。物価スライド維持の観点からいずれ解消されるべきものと理解はしますが、しかしながら現在の経済情勢から我々受給者の立場としては反対せざるを得ません。よって日本高齢・退職者団体連合(通称:退職者連合)は総力を挙げて反対の意思表示の緊急行動として、地元の国会議員に対し神奈川シニア連合役員が分担し要請行動を実施し、神奈川シニア連合顧問である野中美久顧問が12月5日に牧山ひろえ参議院議員、10日に中塚一宏衆議院議員(内閣府副大臣)に次の内容の要請をしました。、

                                 年金の減額問題について
                                                      
                                                                                           
 年金の減額問題とは、99(平成11)年以降、物価が下落した際年金生活者の生活を考慮し政治判断で年金を減額せず据え置いた(特例水準)。
事後、特例水準以下に物価が下落した時は年金額が減額されるが(特例水準) 分は将来の物価上昇で相殺することとし年金額には手をつけないこととして毎年国会で全会一致法案が成立していた。その差が現在2.5%ある。
 政府は、社会保障と税の一体改革の一環としてこれを来年度から3年で解消(減額)しようとしている。(毎年0.8~0.9%の減額)
 退職者連合は、物価スライド維持論から比の特例水準はいずれ解消されてしかるべきものと理解している。
 特例水準について、当初政府が説明した物価上昇分では解消できない経済情勢であり、年金額の減額によりその差を解消しようとするなら、民主党政府はその前に選挙で公約した公的年金控除と老年者控除の復元の選挙公約を果たすべきである。その次に選挙公約にはない年金減額に手をつけるべきである。しかもその際には丁寧な説明と充分な経過を設けるべきである。
 退職者連合は、民主党が選挙で公約した年金課税問題を放置したまま選挙の際には何ら触れなかった年金の減額を、しかも自公政権時代に自らの党も同意した施策を破棄し、年金の減額を強行することには絶対に反対である。
 特に、特例水準を解消した後にデフレ下のマクロ経済スライド発動を企図するなどは論外である。
 年金制度は超長期的に安定した制度であるべきであり受給者の不信感を抱くようなことは現に謹んでほしい。民主党政府が高齢者の不信を増幅させないことを切に望むものである。

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第20回神奈川シニア連合総会が開催されました

2011年12月02日 | Weblog

 

第20回神奈川シニア連合総会は、11月29日(火)14時から横浜市中区・ワークピア横浜において連合神奈川傘下組合のOBで構成されている神奈川高齢退職者連合(通称神奈川シニア連合)の総会が会員、役員および来賓として日本高齢者・退職者団体連合、行政、政党、関連福祉団体等154名が参加して開催されました。

 

総会は、臼井副会長(神教協)の司会で始まり、冒頭に神奈川シニア連合傘下の組合員および3月11日の東日本大震災で被災した多くの犠牲者に対して全員で黙祷を捧げました。

議事は議長団に石井(基幹労連)久川(郵政退職者)の両代議員を選出し議事が始まりました。

まず、シニア連合・新田会長より現政権の民主党に対し「税と社会保障の一体改革」「後期高齢者医療制度」東日本大震災 福島第一原発事故への取り組み、年金、医療、介護、TPP等、民主党の政策に厳しい問題提起があり「民主党野田政権に対して国民のためにしっかりして欲しい、この言葉をもって挨拶の締めくくりとしたい」と熱く述べました。

その後、連合神奈川・野村会長より「雇用、賃金、社会保障制度、経済再生」など国民生活を第一に民主党の総力を挙げて取り組んでほしいとの挨拶を述べました。

引き続き来賓として、日本高齢退職者団体連合・福田副会長、神奈川県、横浜市、川崎市、相模原市の行政代表、政党から民主党県連・牧山参議院議員、社民党県連・林副代表および関係福祉団体の挨拶をうけて議事に入り、経過報告、会計報告を池田事務局長(電力総連)監査報告を高久監査(自治労)が報告し承認されました。

その後、鈴木副会長(自治労)から「活動方針案」池田事務局長から「予算案」が提案され満場一致で採択された。続いて今回で退任する岩田常任幹事(全印刷)に永年役員として新田会長から感謝状が贈呈されました。さらに加納事務局次長(UIゼンセン同盟)より「スローガン案」井上事務局次長(情報労連)から「総会宣言案」が提案され満場一致で採択されました。最後に、鈴木副会長(自治労)の閉会挨拶と新田会長の団結ガンバロウの三唱で16時45分第20回定期総会は恙なく終了しました。

 

総会スローガン

 

・超少子高齢社会へと激変する社会構造に対応出来る安心・信頼の社会保障制度を確立しよう!

 

・神奈川シニア連合組織の拡大強化を図り、地域に密着した高齢者運動を展開しよう!

 

・世界の市民と連携して、核兵器廃絶を目指そう!

 

・エネルギー政策を抜本的に見直そう!

 

・地球温暖化を防止し、持続可能な社会を作ろう!

 

・新たな医療制度をはじめ諸制度改革のため現・退一致で頑張ろう!

 

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