2022全国高齢者集会が9月14日(水)午後1時から新宿文化センターにて開催されました。「生き生きと安心して暮らせる社会をつくろう」のスローガンのもとに、全国から「日本退職者連合」の仲間500名が集まりました。NTT退職者の会からは神奈川県支部協の5名も含めて25名が参加しました。
新宿文化センター入り口
式典前のオープニングは創作和太鼓「暁鼓遊(あかつきこゆう)」のメンバーによる太鼓の演奏。今回が4度目の出演だとのことですが、一糸乱れぬ迫力ある音に観客席は圧倒されるばかりでした。
興奮冷めやらぬ間に式典が始まり、人見一夫退職者連合会長、清水秀行連合事務局長、逢坂誠二立憲民主党代表代行、玉木雄一郎国民民主党代表、福島みずほ社会民主党党首と挨拶が続き、労働者福祉中央協議会、労金協会、こくみん共済の紹介がありました。
野田那智子事務局長による基調報告、令和4年度「エイジレス・ライフ実践事例及び社会参加活動事例」で2組の表章があり、そのうち1組はNTT労組札幌退職者の会でした。
次は講演。権丈善一慶応義塾大学商学部教授の「もっと気になる社会保障」をテーマに1時間の講演。続いて、杉良太郎さん(警察庁特別防犯対策監、厚生労働省健康行政特別参与)のテーマは「特殊詐欺対策、健康対策に関して」でしたが、長年刑務所の慰問を続けてきたということで「昔と今の刑務所事情」についての話が大うけで20分の予定が30分位となり主催者が慌ててカンペを出して終わってもらったと思われます。杉さんは「もっと話したいけど時間がないので続きを聞きたい方は舞台を見に来て欲しい」と名残惜しそうに去っていきました。
早川行雄副事務局長の「集会アピール」読み上げのあと、人見会長の音頭による「団結がんばろう」で閉会となりました。
2022年9月18日 柴原一喜