NTT労組神奈川グループ連絡会が主催する「児童労働撲滅キャンペーンin神奈川2014」のイベントが、6月15日(日)、横浜駅東口「そごう」デパート前、地下通路で開催されました。
NTT労組の役員のみなさんと共に、退職者の会からスタッフ3名の仲間が参加し、たくさんの市民や通行中のみなさんに児童労働の実態を訴え、展示中のパネルの写真を見ていただく呼びかけをしました。
通行中のみなさんに、大道芸のパントタイムや子供向け、イヌ、ネズミ、花、などの風船つくりで呼びかけをしました。DVDにILOの報告や児童労働で作られているサッカーボール縫いの体験コーナーの実演もありました。
NTT労組の取り組む社会貢献活動として、平和、環境、国際連帯、そして人権問題の一つとして、今回の「児童労働撲滅キャンペーン」活動を位置づけています。
「児童労働とは、原則、15歳未満の子どもが、大人のように働く労働や18歳未満の子どもが行う最悪な形態の労働をさしています」。児童労働は、子どもの心身の健康と健全な成長を妨げ、教育の機会を奪っています。世界の子どもの9人に一人が児童労働で、その背景には貧困、教育の欠如、子どもを働かせる文化的・歴史的な考えがあるとされています。
この実態をNTT労組は、まず、①知る、②伝える、③行動することから始めています。生活が豊かになり、飽食の時代と言われる今日、「児童労働撲滅」の活動は難しく、根の深い背景にありますが、時間をかけ伝え、行動することが大切です。(文責 井上精司)