4月29日(水・祝日)10時から薄曇りの天候の中、横浜市みなとみらい地区にある臨港パークで10,500名が参加し第86回かながわ中央メーデーが開催されNTT労祖神奈川退職者の会から24名が参加しました。
メーデースローガンは
メインスローガン
“平和”“雇用”“安心”をめざし、さらなる一歩を踏み出そう!
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サブスローガン
1,東日本大震災を決して風化させず、安心・安全・支え合いの社会を確立しよう
2,雇用の安定と労働条件の引き上げをはかり、ワーク・ライフ・バランスを実現しよう
3,未組織・パート労働者を含む、すべての人のディーセント・ワークを実現しよう
4,非正規労働者を含むすべての働く者の結集で、40万連合神奈川を実現しよう
5,労働者を切り捨てにし、格差社会を拡大させる労働法制の改悪を断固阻止しよう
6,核兵器廃絶、米軍基地の整理・縮小など、戦後70年を契機に平和行動をさらに前進させよう
ピクニック気分のメーデー会場
挨拶する柏木実行委員長(連合神奈川会長)は労働法制改悪を絶対阻止しよう等訴えました。
挨拶する黒岩県知事
挨拶する林横浜市長
挨拶する金子参議院議員(民主党神奈川県連代表)
メーデー会場風景
最後に全員で団結頑張ろう
メーデー終了後、牧山ひろえ参議院議員を囲みNTT労祖退職者の会の参加者と前列右は牧山議員のお母さん(シニア連合からの参加者は別の場所で写真を撮りました)で写真を1枚
メーデー宣言
本日、私たちは第86回かながわ中央メーデーを開催した。
東日本大震災からすでに4年が経過したが、現在も約23万人もの人々が避難生活を余儀なくされ、被災地は今もなお大変な苦労を強いられている。私たちは、これからも被災地の復興と再生に向けて全力を尽くすとともに、震災の教訓を決して風化させることなく被災者との絆を深め、安定的な雇用と安心な生活の再建に取り組んでいく。
一方、わが国の経済・社会は、長引くデフレ、非正規労働者の増大、社会保障制度改革の遅れなど、深刻な状況に変わりはない、私たちは「賃上げ」「時短」「政策・制度実現の取り組み」を3本柱に据えて2015春季生活闘争を最後まで闘い抜き、「底上げ・底支え」「格差是正」の実現を果たし、’デフレからの脱却」と「経済の好循環の実現」をはかる。
働くものを犠牲にした経済成長は許されない、私たちは、現在政府が強行しようとしている「労働者保護ルールの改悪」を阻止するとともに、雇用の安定やディーセント・ワークの実現、社会的セーフティーネットや持続可能な社会保障制度の確立など、働くものに資する政策・制度の実現を強く求めていく。また、「若者の使い捨て」を撲滅し、未来を担う若者たちを支援する。
本年は戦後70年の節目の年である。今から70年前、沖縄では唯一の地上戦で多くの犠牲者をだし、列島は空襲により無差別攻撃を受け、そしてヒロシマ・ナガサキは原子爆弾に焼き尽くされるなど、日本列島は焦土と化した。また、国後島・択捉島・歯舞諸島・色丹島は不当に占領された。
私たちには、戦争を経験しその爪痕に苦しむ人たちと今同じ時代に生きるものとして、戦争の悲惨さを自分の事として感じ、核兵器廃絶をはじめ世界の恒久平和をめざす運動を、次世代にしっかりと継承していく責務がある。
連合は、さらなる格差拡大につながる「労働者保護ルール改悪」を今国会においても断固阻止するため、本メーデーを起点に「STOP THE 格差社会!暮らしの底上げ実現」全国統一行動をスタートする。私たちは、県内のすべての働く者が結集して地域から行動することで、「働くことを軸とする安心社会」を築いていくことを、今ここに宣言する!
2015年4月29日
第86回かながわ中央メーデー
「投稿」 野中美久
丁度50年前の全電通小田原分会副分会長の時の1965年5月1日に小田原市内をデモ行進でプラカードを担いているのが私です。
今のメーデーは大きく様変わりをしました。