２０１２年３月１３日(火) 提供 ／ ＪＡＬ
♪ Wolke Vier Henning Schmiedt
♪ PAUL'S DANCE PENGUIN CAFE ORCHESTRA
フランスが誇る 世界遺産と言えば モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)
サン・マロ湾に浮かぶように建つ この孤島に築かれた 修道院を
一度は訪れたいと思う日本の方は とても多いと聞きます
さて このモン・サン=ミシェルですが
135年前に 島へ続く道路が出来てから 環境が悪化
島の周囲に 砂が押し寄せ 今では ほとんど地続きとなってしまいました
この問題を解決しようと フランス政府は 7年前から プロジェクトを進めて来ました
島の周囲の環境を改善 再びここを 本来の 島の姿へ戻そうという計画です
この壮大な国家プロジェクト 今年の春から 新たな段階に入ることになった為
来月の28日から モン・サン=ミシェルの受け入れ体制が 大きく変わります
これまで モン・サン=ミシェルは 道路で直接行くことが出来ましたが
これからは 新たに作られた 河口ダムの 駐車場に車を止めて
島へ行かねばならなくなります
島へのアクセスは 無料のシャトルバスか
ラ・マランゴットと呼ばれる 二頭立て馬車
強靭な ノルマンディー産の馬 二頭が引く この馬車に乗るには
往復 6.5ユーロ 650円程必要です
勿論 歩いて行くことも出来ますが 片道45分程掛るので
歩く場合は スケジュールに余裕を持ってお出掛けください
3年前に出来上がった 河口ダムにより
既に 島の周囲は 大きく改善されたようです
このまま予定通りに進めば 後2年の内に 現在の道路に変わる 渡り橋が造られ
2015年に プロジェクトは終了
モン・サン=ミシェルは かつての姿を 取り戻すことになります
これから何度か出掛け 島へと戻りつつある姿を ご覧になるのも
楽しいかもしれません
♪ An Impressive Scene Vusik
SOUND GRAFFITI JETSTREAM -Music Around The World- No.２
♪ Volare Russell Watson
♪ The Girl From Ipanema Stan Getz & Joao Gilberto
♪ FOURPLAY FOURPLAY
こと 商売に関しては 熱心に 独自の創意と工夫に余念のない 中国のビジネスマン
元大学講師という肩書きを持つ 41歳の 安(an)さんが 思いついたのは パンダ茶
パンダ茶とは言っても 生きているパンダを そのままお茶にするなど出来ませんが
彼が考え出したのは パンダの糞を 肥料にして 栽培したお茶
これはいけると考え 安さん 早速 中国当局に申請 特許を取得したそうです
彼の話では パンダの主食である 竹と竹の葉は 抗ガン物質を含むので
この糞を 肥料に使って 緑茶を栽培すれば 抗ガン作用がある筈
この安さんのパンダ茶 今年の春には 初摘みの新茶を売り出す予定ですが
驚くほど 強気の値段設定 1キロ当たり 439,730元 日本円にすると 530万円程
この細かな数字の出所は よく分かりませんが 世界一高いお茶であることは確か
現在 最も高いと言われるお茶 チクヨウセイ(竹葉青)の
10倍という途方もない金額です
しかしながら安さん インドネシアには
ハクビシンの糞から採る 世界一のコーヒー コピ・ルアクがあると あくまで強気
既に 6トンもの パンダの糞を手に入れた安さん
勤めていた 四川大学を辞めて お茶のビジネスに邁進中です
因みに彼が 大学で何を教えていたかと言えば
なんと 医学や科学とは 全く畑違いの 書道
パンダの専門家の話では パンダの糞を肥料に お茶を栽培するのは可能だが
そのお茶に 癌の予防効果があるかは
全く研究されたことがないので 分からないとか
安さんの パンダ茶 どうやら お茶を濁しただけの お話かもしれません
♪ 日々の泡 清水靖晃 & サキソフォネッツ