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イマを見つめて
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浅田真央、惜しくも銀-フィギュア女子シングル

2010年02月26日 14時44分00秒 | スポーツ
「浅田が銀メダル、安藤5位。ヨナ優勝。<五輪フィギュア>」

頭の体操で出される定番の問題で、次の様なクイズがある。
「128チームでトーナメント戦をした。優勝決定までに行われた試合は何試合か?ただし引き分けはなかった」
一見、複雑な方程式でも使って解かなければならないように感じられるが、実は引き算だけで簡単に計算できる。答えは127試合。優勝できるのは1チームだけだ。残り127チームは、どこかで負ける。1試合で1チームが勝ち、1チームが負けるわけだから、127チームが負けるのに必要な試合数は127試合。
この問題が、「5874チームが……」になろうが、「608120チームが……」になろうが、計算法は全く同じ。
「参加チーム数-1」が解答だ。

どんな競技でも、優勝の栄冠を勝ち取れるのは、たった一人(1チーム)だけだ。残りの参加者は全て優勝者にはなれない。
もちろん母国の選手に栄冠を掴んで欲しいと願っているが、今大会でのキム・ヨナ選手の演技はパーフェクトだった。「五輪には魔物が棲んでいる」と言われるが、栄冠を掴む選手は魔物さえ追い払う力を有するのだろう。

もちろん銀メダルや銅メダルも「敗北」とは言えないだろう。さらに安藤選手も鈴木選手も堂々の入賞だ。3人とも入賞を果たしたのは快挙と言ってよい。3人とも胸を張って帰国してくればいい。



【おまけ】
石原都知事「銅メダルで狂喜する、こんな馬鹿な国ない」
 「銅(メダル)を取って狂喜する、こんな馬鹿な国はないよ」。東京都の石原慎太郎知事は25日、バンクーバー五輪の日本選手の活躍に対する国内の反応について、報道陣にこう述べた。
 同日あった東京マラソン(28日開催)の関連式典のあいさつでも同五輪に触れ、「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」と話した。

五輪精神も理解しないで大会招致して失敗する。
こんな馬鹿な知事はないよww