関西テレビ(フジ系列)の『発掘!あるある大事典2』で紹介された「納豆ダイエット」で、データ捏造など、数々の”やらせ”が行われていたことが発覚した。
去年夏にはTBSで白いんげんダイエットなんて似た騒動もあったね。元々、こういう企画は信じてないから驚きもしない。「ぴーかん――」にしても「あるある――」にしてもバラエティー番組だからね。
制作部署は報道局じゃなくて制作局
(つまりは「めちゃイケ」と同類です)だし、局の社員はプロデュースするだけで、実際の番組制作は外部のディレクターや作家で作られてるのが多いから。
極端な話、バラエティー番組に真実を求めるってのは、松浦ゴリエが「アタシは女の子よ」と言うのに対して「お前はガレッジセールのゴリだろ? 虚偽を述べるな」と糾弾するようなもんだ(笑)。
ダイエット程度なら別に文句は言わないが
(基本的に自己責任だと思うので)昨年の秋ごろに発表された子供たちへのアンケートで、「死んだ人は生き返るか?」という問い掛けに、約3割の子供が「生き返る」と答えたそうな(汗)。
これを取り上げたニュース番組で「まったく信じられない調査結果です」なんてキャスターがコメントしていたが、同じチャンネルで別の時間帯には『奇跡・死後の世界から生還』なんて企画を、さもドキュメンターみたいに放送してるし(笑)。物心つく前から、ああいうのを見ていれば「生き返った人も実際にいる」と信じ込んでもおかしくない。
テレビを一億総白痴化と批判したのは大宅壮一だったかな?
別に白痴が増えても構わないけど、白痴になりたくない人へのアドバイス。テレビなんて物は、信じるのではなく、話半分に楽しんで利用するツールです。