うえぽんの「たぬき鍋」

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八雲氷川神社考

2007-06-01 23:53:55 | 雑記
仮住まいのすぐそばが神社な訳で。「氷川神社」と言って、関東地方では割とポピュラーなお社である。祀られている神様は、素盞鳴尊(スサノオノミコト)稲田姫命(イナダノヒメノミコト)大己貴命(オオナムチノミコト)の三柱。素盞鳴尊というのは、伊勢神宮に祀られている天照大神の弟である。稲田姫命は素盞鳴尊の奥さんで、大己貴命は息子(子孫という説もあるが)…そうか、一家で祀られているのか。なお、大己貴命はまたの名を大国主命という…いわゆる「大黒様」だ。

ちなみに、神社の所在地は目黒区八雲だが、この八雲という地名は、素盞鳴尊が詠んだ「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」という和歌からとって命名されたものである。

さて、この氷川神社はかなり広い社なのだが、本殿の奥にひっそり奥之宮が建っている。祭神はテナヅチノミコト、アシナヅチノミコトウカノミタマノミコトの三柱。
テナヅチ・アシナヅチの二神は夫婦で、稲田姫命の両親にあたる。奥さんの両親と同じ所に住んでるとは、素盞鳴尊はいわゆる「マスオさん状態」というヤツですか?大変ねぇ(;´∀`)
しかし、問題はもう一つ。ウカノミタマという神様は、いわゆるお稲荷さんだが、古事記によると、素盞鳴尊と神大市比売(カムオオイチヒメ)との子だそうで…って、
工エエ(´Д`)エエ工!?
腹違いの子どもまで住まわせてるのか素盞鳴尊…。現代の家族問題を彷彿とさせるような祭神構成の神社である(汗)。

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2 コメント

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Unknown (migratorybird)
2007-06-02 21:45:34
八雲ってやっぱりその八雲だったんですね。ところで「稲田姫」は「くしなだひめ」が正しい読み方じゃなかったでしたっけ?「いなだひめ」という読み方は初めて聞きました。まあ、神様の呼び名って色々変わったり複数あったりしてややこしいですからね。ちなみに本家本元の八重垣神社が松江にありますよ。とっても面白い神社ですので気になる方は是非行って見てくださいね。
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Unknown (うえぽん)
2007-06-03 21:11:53
migratorybird様

>ところで「稲田姫」は…

そうなんですよ。私も「確か『クシナダ』じゃ…?」と思って神社の案内板を見たんですが、「いなだ」とふりがなが振ってあるんでそのまま書いた次第です。まぁ、いろんな読み方、書き方があるんでややこしいですねぇ。
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