うえぽんの「たぬき鍋」

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お疲れ様!リトル万永くん…byササキ様に願いを

2006-10-06 22:25:50 | 野球
横浜・万永が今季限りで引退=プロ野球
(スポーツナビより)

…横浜は6日、万永貴司内野手(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。万永は中山製鋼から1994年に横浜に入団。今季が13年目で、通算517試合に出場して打率.237、5本塁打、35打点。今季の出場はここまで1試合だけだが、9日の広島戦(横浜)に出場する予定。…

プロ野球ファンにとって、秋は別れの季節。スポーツ新聞の紙面やHPには毎日のように自由契約選手や任意引退選手の告示がなされる。「ああ、あいつはもう少し様子を見ても良かったのに惜しい。どこか獲りに行かないものか」とか「よくこいつがここまでクビがつながったなぁ」とか、勝手なことを思う。いずれにせよ、今までいた人間がいなくなるというのは、寂しいもんだ。

さて、万永である。兵庫県姫路市出身。姫路工業高から社会人野球の中山製鋼所を経て1993年秋のドラフト6位で横浜に入団した。同期入団には、あの長嶋さんのラブコールを蹴って来たけど、結局左のワンポイント止まりだった河原隆一(1位。現・スカウト)、1998(平成10)年の日本一に貢献した波留敏夫(2位。現・外野守備走塁コーチ)、現在大リーグのミルウォーキーブリュワーズで活躍中の大家友和(3位)らがいる。横浜で最下位の指名ながら、現役としてチームに最後まで残ったのは彼だった。これもドラフトの妙味というヤツである。
中山製鋼時代は3年間で43本塁打95盗塁、一発のあるトップバッターとして恐れられた万永。下位指名にもかかわらず、前年まで石井琢朗がつけていた背番号0をもらったのだから期待の高さがうかがえる。苗字に「万」がつくのに背番号がゼロなのが何か笑えたっけ。
入団してからは、レギュラーまではいかないまでも、内野はどこでもできるし足も速いし打撃もそこそこ良くて、ベンチとしては使い勝手の良い選手として存在感をアピール。代打代走守備固め、けが人が出ればスタメンもありで重宝がられた。1998年は横浜が38年ぶりの日本一になったが、7月15日の球史に残る大打撃戦(横浜13x-12巨人)では故障の進藤達哉(現・内野守備走塁コーチ)に代わって8番・サードでスタメン出場。3安打1打点の活躍を見せ、9回に波留のヒットでサヨナラのホームを踏んだのも彼であった。
今年は4月6日の対中日戦に代打で初出場するもバント失敗。それっきり二軍に落ちてしまい、「ひょっとしたら今年限りかも…」と、ある程度覚悟はしていたが、いざ正式発表となるとやっぱり悲しいなぁ。まぁ、来年は二軍(湘南シーレックス)の内野守備走塁コーチ就任が内定しているようなので、ちょっと安心だが。

10月9日、ホーム最終戦(対広島)が引退試合になる。彼の最後の雄姿を見届けに、スタジアムへ行くつもりである。そして、あの応援歌の歌い納めだ!

♪ハマのギャルが みんな見つめてるぞ
打って走って ファイトだ貴司


正直、歌う方も恥ずかしい応援歌だった…(爆)。

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