うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

房総横断二人旅Part4

2007-04-14 22:14:25 | 表へ出ろ
(昨日からの続き)

すんでの所で列車に間に合った我々は、上総中野駅に出た。一駅なのだが、距離は長い。やはり歩かないで正解だったようだ。
上総中野駅では、いすみ鉄道線との乗り換えの間に30分ほど時間があった。これがまた、誰でも写真が撮りたくなるような風景なんだよな~。




改札は存在せず、あちこち出たり入ったりして自由に写真が撮れる。都会の鉄道じゃ、こんなことできないよ。



駅前のバス停と、待機中のバス。時刻表を見たら、本数が皆少ない。一番多い路線でも、一日5本…負けるな小湊鉄道バス!この養老渓谷駅行きのバスは何時に出るのかと思ったら、何と約2時間半後の16時5分だった。運転士がさっきからずーっと車両を清掃していたが、どうりでやけにピカピカなわけだ…。

しばらくうろうろしていると、なんとさっき別れたおじさんが立っていた。あら、同じ列車だったの!?
私は再び駅付近をうろうろしている間、カワリ氏とおじさんはすっかり意気投合して話し込んでいた。夕方から千葉で飲み会があって、その間ヒマなのでぶらっと来たそうな。この後、今乗って来た列車で引き返すという。
「柴又に行こうかこっちに来ようか迷ってねぇ~。ゴルフではよく来るんだけど、列車にはなかなか乗らないから、こっちにしたよ」
おじさんはカワリ氏に名刺を渡していた。これで正体が判明したのだが、某財団法人の方で、役人出身のいわゆる「天下り」らしい。天下り…テレビや新聞では見聞きしたことがあるが、ホンモノにお目にかかったのは初めてだ(笑)。医療関係の財団法人で「健康のことで相談があったらいつでもおいで」と言い残し、五井行きの列車で帰っていった。おじさん、いろいろありがとう。でも、こんなとこで油売ってて良かったのかしら…(;´∀`)



いすみ鉄道は、上総中野駅から大原駅までの26.8キロを結ぶ路線である。車体の色は、沿線に咲く菜の花と同じ、鮮やかなイエローだ。
車窓の雰囲気はなかなかのもので、本来なら途中下車してみたかったのだが、列車の本数の問題もあって断念し、終点の大原駅まで直行した。旅もいよいよクライマックスへ…。

(明日に続く)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 房総横断二人旅Part3 | トップ | 房総横断二人旅Part5(ラスト!) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

表へ出ろ」カテゴリの最新記事