神社歴訪ー１８２．浅草神社（東京）

　浅草の観音様にお参りに行っても、すぐ横に鎮座する浅草神社は見過ごしてしまう事が多いが、江戸三大祭りの一つ・三社祭は観音様ではなくて浅草神社のご祭礼になっている。2013年3月26日、お花見ついでに浅草に行った時には浅草神社の境内を廻ってみた。
　先に観音様にお参りして、右手にある鳥居を潜ると浅草神社、正面には徳川家光公により、建立寄進された社殿が戦災も免れて建っている。境内には鳶の字の入った水槽がでんと座って、下町らしい。境内の左には立派な桜が１本だけだが満開の花を咲かせていた。
　この神社は、観音様のご本尊の像を隅田川から拾い上げた漁師の桧前浜成・竹成兄弟と、その像が聖観世音菩薩の尊像であると認めた土師真中知の三人を神として祀った事から三社権現社と呼ばれ、祭礼も三社祭と言われている。神輿殿には３基の神輿があり三社祭では担ぎ出され町中を渡御する。


浅草寺境内で


浅草神社の鳥居


浅草神社の境内


鳶の字の入った水槽


狛犬


社殿


拝殿


拝殿正面


境内の桜


二天門