セ・リーグはジャイアンツが4年ぶりに優勝

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https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20240928-OHT1T51168

　今日広島のマツダスタジアムで行われたカープvsジャイアンツ
戦で、優勝へのマジックを1としていたジャイアンツが8－1で勝
ち4年ぶりの優勝を決めた。

　0－0で迎えた4回に門脇誠のタイムリーで先制するも、その裏に
カープも矢野雅哉・坂倉将吾・菊池涼介の3連打で追い付かれる。

　それでも6回に吉川尚輝&岡本和真の短長打と小林誠司のタイムリ
ーで2点勝ち越すと以降は7回に2本の2ベースを含める3安打を集中し
9回にも2点を追加するなどの猛攻で8点を挙げ、菅野智之が8回を６
安打1失点に抑えると高梨雄平～大勢とつないで逃げ切った。

　広島で優勝を決めるのは76年の長嶋ジャイアンツが、前年の最下
位から最終戦の130試合目に決めて以来だ。

　今シーズンのジャイアンツは正直言って強いのか弱いのか分から
ない感じでスタートしていたが、特にカープ相手には敵地・広島で
分が悪く8月途中までカープが首位に立つ展開だった。

　しかも夏場から調子を上げてきた前年日本一のタイガースに打撃
好調のベイスターズも油断ならない相手という感じだったが9月に
入ると10日からの3連戦で3連勝、特に11日は0－2から9回表に一気
に9点を挙げての逆転勝ちがカープを引きずり下ろす形にもなって
マジック9が点灯。

　ただその後のスワローズに連敗するなどスパートがかからず4勝
3敗1分で2ゲーム差に追い上げてきたタイガースと甲子園での2連戦、
22日のG1を0－1で落として1ゲーム差に詰められるが翌23日のG2を
2－0で勝ち一気にマジックを5に減らす。

　25日&26日のベイスターズとの2連戦を1勝1敗でクリアし、27日
のドラゴンズ戦に勝つと共にタイガースが敗れたのでマジック１に
なって迎えたカープ戦だった。

　今年創立90周年を迎えるジャイアンツだが、4の付く年は94年と
14年しか優勝できなかったジンクスを見事に打ち破っての優勝と
なったわけである。