次回はいつのことやら
もったいないと思うからだろうか、それとも趣味なのだろうか。姉はなんでも冷凍する人である。時々は私がチェックして、古いものは捨てたりする。
今回は冷凍庫の隅でカボチャ見つけた。ちゃんときりそろえて、皮もきれいにむいている。ポタージュスープにして、早いところ食べてしまおうということになった。
果たして翌朝、変な色のポタージュスープが出来てきた。冷凍していたのはカボチャではなく柿だったというのだ。冷凍した本人もカボチャだと思い、玉ねぎと一緒にバターで炒めてしまった後に気づいたそうだ。
「普通、柿は冷凍するか?」と思ったものの、昨年の柿の大豊作を思い出すと、それもあるかなと思った。どこの家の柿も鈴なりで、自身がつけた実の重さで枝が折れそうだった。それで食べきれずに冷凍したわけか。
さて肝心のスープのお味であるが、意外とおいしかった。また飲んでもいいかな……。
しかし昨年のような大豊作でなければ、柿の冷凍など思いつかなはずだ。あんな年は十年か二十年に一度くらいしかない。するとこんど柿のポタージュを飲めるのは、十年か二十年後になるかもしれない。
長生きしなければ。
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