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■打越正行,2019年3月25日,『ヤンキーと地元――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』筑摩書房.(全304ページ、ISBN:4480864652、1980円)
「ここにあるのは「優しい沖縄」ではなく、地元社会の過酷な掟である。パシリから始まり、10年という歳月をかけた、驚愕のエスノグラフィー。」 岸政彦(社会学者)
「生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、沖縄の若者。その出会いを原点に、沖縄での調査が始まった。生きていくために建設業や性風俗業、ヤミ仕事に就いた若者たち。10年以上にわたって、かれらとつき合ってきた社会学者の、かつてない記録の誕生!」
書籍紹介
『ヤンキーと地元』は、沖縄の暴走族、ヤンキーだった男の子と女の子たちの10年間の記録です。彼・彼女らは、解体屋となり、また風俗経営やヤミ仕事、そして主婦となりました。本書は彼・彼女らが地元を中心に生活をつくりあげ、そこで日々格闘する様子をあますことなく書きました。2007年に出会って10年以上つき合ってくれている若者が、下世話な話題で盛り上がったり、日々イラつき、時には弱気になり、殴り殴られ、そして互いに思いやり、逆に裏切り、そんでもってそれでも前を向いて生きてきたということを書きました。私は彼・彼女らを心から尊敬しています。彼・彼女らの行為や言葉はいまだにわからないことだらけですが、10年も追いかけていると、時どき部分的に理解できることがありました。本書を通じて読者にそれがひとつでも伝わればうれしいです。ぜひ手に取って読んでください。
■目次
※ 詳細については、下記のアマゾンページを参照してください。
はじめに
第一章 暴走族少年らとの出会い
第二章 地元の建築会社
第三章 性風俗店を経営する
第四章 地元を見切る
第五章 アジトの仲間、そして家族
おわりに
※ 試し読みはこちらから
■新聞
『琉球新報』(取材:藤井誠二、撮影:ジャン松元、2019.5.3)
『沖縄タイムス』(取材:與那覇里子、2019.5.12-13)
『南海日々新聞』など(書評:新城和博、2019.5.17)
『中国新聞』など(書評:片岡義博、2019.5.19)
『中日新聞』(執筆:打越正行、2019.5.31)
『朝日新聞』「ひと」(取材・撮影:木村司、2019.8.19)
『琉球新報』「2019 年末回願」(執筆:宮城一春、2019.12.20)
『沖縄タイムス』「年末回願 2019」(執筆:筒井陽一、2019.12.27)
■雑誌
■ブログ、web記事など
RBCiラジオ「RBCiラジオスペシャル」(2019年6月10日放送)
FM沖縄「プレミアムテラス」(2019年7月7日、14日放送)
TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」(2020年1月15日放送)
文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ」(2020年12月8日放送)
■トークイベント
くじらブックス(上間陽子、2019年4月24日)
琉球放送「THE NEWS」(2019年4月26日放送)
ロフトプラスワンWEST(岸政彦、2019年5月3日)
ジュンク堂書店那覇店(石川竜一、2019年7月13日)
くじらブックス(新城和博、2020年2月8日)