打越正行の研究室 UCHIKOSHI Masayuki's laboratory

このブログでは、広島と沖縄で暴走族・ヤンキーの若者を対象とした参与観察調査をしてきた打越正行の研究を紹介しています。

青年期の〈生活-文脈〉理解――『ヤンキーと地元』を中心に

2023年09月12日 20時58分23秒 | 口頭発表

 

■打越正行、2023年9月12日、「青年期の〈生活-文脈〉理解――『ヤンキーと地元』を中心に」〈生活-文脈〉理解研究会シンポジウム『生涯発達と〈生活-文脈〉理解』愛知県立大学.

 

趣旨

 人びとが生活を営み、人生を歩む。そのことを相互に理解することが、いま難しくなっている。その一方で、特定の人びとをできあいのカテゴリーやわかりやすい基準で評価しあう、そのような安易な理解が蔓延っている。理解の難しさゆえに、わかりやすさに飛びつく傲慢な態度と、難しさゆえに慎重な態度がとられる。その結果、傲慢さと慎重さは、理解を蓄積し進めることから遠ざけてしまう。
 そのような状況に抗するために、〈生活-文脈〉理解研究会では人びとの語りをその生活文脈に沿って理解することを愚直に積み重ねてきた。当日は、〈生活-文脈〉理解について紹介し、教育現場や支援の現場での応用可能性について、それぞれの研究成果にもとづき報告、議論が展開される。

報告:宮内 洋(群馬県立女子大学)、打越 正行(和光大学)
   新藤 慶(群馬大学)、松宮 朝(愛知県立大学)

司会:新藤 慶

場所:愛知県立大学 長久手キャンパス

日時:2023年9月12日(火)14:30-17:00

主催:〈生活-文脈〉理解研究会

 

 

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距離・時間・ディテール――生活史/エスノグラフィーを書き、読む

2023年09月01日 13時20分20秒 | 書いたもの(DL不可)

 

■石岡丈昇・打越正行・岸政彦、2023年9月1日、「距離・時間・ディテール――生活史/エスノグラフィーを書き、読む」『現代思想(生活史/エスノグラフィー――多様な〈生〉を記録することの思想)』青土社、51(11): 8-21.

 

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