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東電の計画停電、今夏・冬も 大規模火力発電所、被害大!

2011年03月22日 16時15分14秒 | 日記・政治
計画停電
 
2011年3月22日5時40分 asahi.com
 
 東京電力は、計画停電(輪番停電)を今夏だけでなく、今冬も続けなければならない、との見通しを明らかにした。東日本大震災の津波で、福島県と茨城県の大規模火力発電所が、現時点で復旧の見通しが立たないほど壊れていることが分かったためだ。
 
 東電幹部が朝日新聞の取材に明らかにした。夏冬の計画停電で家庭や職場の冷暖房の使用が厳しく制限されるのは必至だ。夏の計画停電は、気温が高い午後2~3時を中心に実施される見通し。停電規模は、気温の上がり方次第で大きくなる可能性がある。首都圏への電力供給が長期間制限されることで産業界も大打撃を受けそうだ。
 
 大きな被害がわかった火力発電所は、広野火力発電所(福島県広野町)と、常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)。発電所の設備や、石油や石炭など燃料の貯蔵施設が津波で壊れた。両発電所の合計出力は480万キロワットで、同じく津波で損壊した福島第一原子力発電所(福島県大熊町・双葉町、469.6万キロワット)に匹敵する。
 
 2800万世帯に電力を送る東電管内のピーク需要は、冷房が必要となる夏場が6000万キロワット前後、暖房需要が高まる冬場が5000万キロワット前後。これに対し東電の現在の供給力は3500万キロワット前後にとどまる。
 
 東電は、休止している小規模火力発電所を立ち上げるなどして、4月中に4000万キロワット程度まで引き上げる計画だ。さらに、ガス会社などの電力卸供給事業者(IPP)からの電力買い取りなどを進め、夏までに4700万キロワット程度に増やす予定。しかし、それでも夏時点で1000万キロワット(333万世帯分)、冬も数百万キロワット足りなくなる計算だ。
 
電力は、水やガスのようにタンクに大規模にためられない。そのため、需要分だけ供給力を用意する必要がある。電力会社は自社の発電所で必要な電力を賄えない場合、ほかの電力会社から電力を融通してもらうが、周波数の違いから、西日本の電力会社から受けられるのは100万キロワットまで。東北電力は周波数が同じだが、被災で電力が不足しており、融通は期待できない。北海道電力からも送電技術の限界から60万キロワットしか受けられない。
 
 東電幹部は「再稼働した火力も、いずれ定期検査に入るのでずっと発電できない。今夏、今冬だけでなく来夏も綱渡りが続きそう」と話している。

東北新幹線「安全神話」は健在 想定超えた地震でも脱線防ぐ!

2011年03月22日 16時14分39秒 | 日記・政治
 
 
 
2011.3.22 05:00 産経新聞
  
東日本大震災では鉄道、港湾、道路など主要な交通インフラに大きな被害が発生し、現在も復旧作業が続いている。JR東日本は、大きな余震がなければ東北新幹線の盛岡-新青森間の運転を23日から再開する見込みだが、全線再開の見通しは立っていない。設計上の想定を超える今回の大地震と巨大津波の発生で、あらゆるインフラ技術が根幹からの見直しを迫られるのは必至だ。ただ政府がインフラ輸出を成長戦略に掲げる中、高速走行中の列車が脱線しなかった新幹線はかろうじて「安全神話」の面目を保った。
  
前触れ検知→停止
 
 那須塩原-新青森間で運転見合わせが続く東北新幹線は、昨年12月に新青森まで開業、3月5日には最新鋭のE5系車両「はやぶさ」の運転が始まったばかりだった。
 
 東日本大震災が発生した11日午後2時46分。「はやて」など走行中の東北新幹線各車両は、地震の“前触れ”となる初期微動を検知して、本格的な揺れが始まる前に停止動作に入っていた。現状の最高速275キロで走行している場合、「停止には4キロメートルの制動距離が必要」(JR東関係者)で、この間に脱線すれば大きな被害につながる可能性があった。
 
 実際、2004年に発生した新潟中越地震では、上越新幹線の「とき325」8両が脱線。乗客、乗員にけがなどはなかったが、過去に乗客の死亡につながる重大事故を一度も起こしていない新幹線の「安全神話」に大きな疑問が投げかけられた。
 
しかし今回の東北新幹線の場合、車両は無事に停止し、地震発生から8時間以上が経過した午後11時頃に、乗客を乗せた11本すべてで脱線が生じていないことが確認された。その後の調査で、試運転中の無人車両1本が、仙台駅構内で脱線していたことが判明したものの、高速走行中の脱線という最悪の事故は回避された。
 
苦い教訓生かした
 
 JR東によると、中越地震以降、技術チームは地震の初期微動検知から停車動作に入るまでのわずかなタイムラグの短縮に取り組んできたという。その結果、動作を1秒短縮できる新システムを開発し、09年までに東北新幹線の車両すべてに、このシステムを導入していた。
 
 同社は「なぜ脱線が防げたのかは、時間をかけた調査・分析が必要。直下型だった中越地震とは揺れの質が違う可能性もある」(関係者)としているが、中越地震を教訓とした新システムは脱線の回避に少なからず貢献したとみられる。
 
 温暖化対策や新興国のインフラ整備で、国際的に高速鉄道の導入計画が相次ぐ中、「最大級の震災を受けても脱線しなかった点は、新幹線の評価につながる可能性もある」(シンクタンクの研究員)という。
 
 一方で、東日本大震災は新幹線の安全運行を支える地上設備にも大きな爪痕を残した。
 地震の被害は、線路や高架橋など地上設備だけで約1100カ所。JR東によると、車両や信号に電気を送る架線の断線が470カ所、電柱の損傷も470カ所に上る。レールがゆがむなど線路の損傷も約20カ所に及び、全線再開のめどが立たない状況には、地震に対する鉄道インフラの脆弱(ぜいじやく)性を指摘する声も上がっている。
 
 JR東は、川崎重工業などと米カリフォルニア州の高速鉄道計画への参加に意欲を示しているが、今後の新幹線輸出に向けては、運行を支える各種設備の耐震性や、早期復旧の危機管理といった総合的な安全対策ノウハウの信頼性も問われそうだ。(高山豊司)

東日本大震災 都知事、東京消防庁隊員らの活動たたえる !

2011年03月22日 16時13分42秒 | 日記・政治
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2011/03/21 21:42 産経新聞
 
 福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。
 
「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。
 
石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。
 
 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。
◇隊員守った防護服を公開 東京消防庁、石原知事に報告
  
2011.3.21 20:11 産経新聞
 
東京電力福島第1原発への放水作業にあたった東京消防庁の緊急消防援助隊第1陣が21日、都内で石原慎太郎知事に活動報告、作業で使ったものと同じ防護服や線量計などを報道陣に公開した。
 
 活動報告では総隊長を務めた佐藤康雄警防部長が「作戦を遂行、無事帰庁しました」と述べると、知事は「生命を賭して頑張ってくれたおかげで何とか大惨事になる可能性が軽減され、国民もひと息つくことができた」とねぎらった。
 
この日公開されたのは、原発敷地内で車両の外に出て、重さ100キロのホースを延伸させた隊員が着用していたのと同じ白い防護服。隊員は防護服の上に重さ約10キロの防火服を重ね着し、ヘルメットや防毒マスクもしたという。
 
  
◇石原都知事、消防隊員への暴言に激怒
  
2011.3.22 05:06 産経新聞
  
首相官邸に怒鳴り込んだ。21日午後、石原都知事は菅首相に会談を求めた。理由は福島第1原発3号機で、英雄的な放水活動を展開した東京消防庁の隊員に「速やかにやらないと処分する」と脅した閣僚がいたからだ。
 
 「現場の事情を無視して、(放水作業を)速やかにやれ、やらなければ処分すると…。みんな命がけで行い、許容以上の放射能を浴びた。担当大臣か何か知らないが、恐らく上から来るのだろう。そんなバカなことを言うのがいたら戦(いくさ)にならない。そんなことを絶対に言わさないでくれと言ったんだ」
 会談後、石原氏は首相に厳重抗議したことを明らかにした。これに首相は「大変申し訳ない」と謝罪、「恫喝まがい」の発言があったことを認めた。21日夜、会見した枝野幸男官房長官(46)も「事実関係を調査し、善処する必要があれば対応する」と述べた。
 
 また、都関係者は21日夜、問題の発言を行ったのは海江田経済産業相だったと述べた。「処分する」といった人間が「処分される」可能性が出て来た。
 石原氏は記者団に「処分するという言葉が出て、隊員はみんなガク然とした。指揮官は、それが一番不本意だったと言っていた」と不快感を示した。石原氏は「処分」と発言した閣僚が誰かは触れなかった。言った人間よりも、その上にいる“言わせた人間”に怒っているのだろう。
 
 また、同隊が使用した放水車の連続放水能力は4時間が限度だったが、政府側の指示で7時間連続で放水したため、石原氏は「完全に壊れた」と説明した。
 一方、東京消防庁ハイパーレスキュー隊など帰京した隊員の活動報告会が21日午前、東京都内の消防学校で行われ、ここにも石原氏は出席。参加した115人の「勇士」を前に号泣、言葉を詰まらせながら感謝を述べた。
 
 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…もう、言葉にできません。本当にありがとうございました。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」 石原氏は、この報告会で「恫喝まがい」の発言を知り、すぐさま首相官邸に突撃したとみられる。活動報告会に参加した隊員の1人は、「あの強気の知事が涙をながして礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。
 
 

どうしたNHK…震災報道でミス連発!

2011年03月22日 16時13分20秒 | 日記・政治
NHK
 
2011.03.19 産経新聞
 
東日本大震災の惨状や、東京電力福島第1原発の危機について、テレビ局の報道合戦が連日続いている。こうしたなか、災害報道で定評があるNHKについて、「初動が悪い」「ミスも多い」と話題になっている。公共放送だけに、被災地の方々の信頼も厚いが、一体どうしたのか!?

 11日午後2時46分に三陸沖で発生したマグニチュード9・0の大地震。直後に被災地を大津波が襲い、想像を絶する被害が発生した。NHKも直後からヘリコプターを使って、現地の悲惨な様子を放送し続けた。

 翌12日、民放各局は記者らが被災地に入って現地リポートを送っていたが、なぜかNHKは上空からの中継ばかり。

 同日午後、第1原発1号機が水素爆発を起こし、14日午前には3号機が爆発したが、こちらも爆発瞬間の映像を放送しなかった。

 全国各地に放送局を持ち、NHKは取材記者の質や量、放送設備の面でも群を抜いているといわれる。他局は「国民がパニックにならないよう、映像は撮っていても意図的に放送を控えたのだろう」とささやいた。

 ところが、事実は「爆発の瞬間をともに撮影できず、2度目の爆発後に煙が少し上がっているのを押さえただけだった」(NHK関係者)という。

 その後も“異常”は続き、14日昼のニュースでは、枝野幸男官房長官の会見場面で音声が消え、同日午後1時20分ごろには、画面が真っ暗になる「ブラック」と呼ばれる“放送事故”まで発生。

 同日深夜には、2号機の燃料棒露出という周辺住民の安全にかかわる一大事について、一時回避したが再露出したにも関わらず、キャスターは「露出を回避しました」と数時間前の情報を伝えた。

 さすがに、他局も「NHKは少しおかしい」と言い始め、問題意識を持ったNHK局員からも「今回の震災報道はひどい」「指揮命令系統がなっていない」といった不満がもれ始めた。

 ところが、14日行われた報道局の打ち合わせでは、理事など幹部から「放送は順調に出ている」「この調子で」「いい感じできている」と自画自賛の発言が相次いだという。

 あるNHK関係者は「公共放送に対する責任感、使命感が希薄になっている。問題が起きても、誰も責任を取らない無責任体質が目立つ。新しい松本正之会長は元JR東海社長という門外漢だけに、取り巻きが都合のいい情報を入れているのではないか。松本会長には、局内刷新に取り組んでほしい」と語る。

 震災報道はまだまだ続く。ぜひ、NHKの奮起を期待したい。

【中国ブログ】大地震の起きた今こそ日本国民から学べ!

2011年03月22日 16時12分50秒 | 日記・政治
2011/03/21  10:33 サーチナ
 
 日本の大地震は、数年前に四川大地震を経験した中国人にも震撼を与えた。大規模な自然災害の前では、中国人も日本人も「人」という同じ立場になるものだ。今回の災害は、人類にとっての災害だと思う。
 
 でも、ネット上や私の周りでは「愛国主義者」や「民族主義者」たちを中心に、日本の大地震を見ながら人の不幸を笑っているような人たちも少なからずいる。「ハハ、小日本よ。お前にもこんな日が来るとはな!」、「天罰だ」、「ざまあ見ろ」などなど。
 
  今日の夜も床屋に髪を切りに行ったら、隣で散髪していた若者が「何百人も死んだんだってさ! いっそ日本人みんな死んじゃえば良かったのに。魚釣島(※尖閣諸島)のことでオレたちにケンカ売ってたからな、まあ天罰だろ」と言ってきた。私はちょっと聞くに堪えず、「魚釣島は魚釣島、地震は地震でしょう。その2つは分けて考えた方が良いんじゃないか」と言った。
 
  彼はあきれた様子で黙ってしまったが、私の髪を切っていた理容師は「まあ日本人だって人は人ですから。少しは同情した方が良いでしょうね」と言っていた。そこで私は「確かに日本はかつて中国を侵略したし、今でも中国に対して幾分間違ったことをしている。でもだからと言って、大地震に遭った不幸を笑っていい理由にはなりませんよ。四川大地震のとき、日本の救援隊は中国の被災地に真っ先に駆けつけた外国部隊の一つだったんですよ」と言い返した。
 
 にもかかわらず今回の大地震では、少数の中国人はその不幸を笑っている。少数であるにせよ、それは中国人全体の面汚しだ。もっと言えば、「民族主義」タイプの人間は今回の地震を見て、日本人に負けたと思った方が良い。
 
  報道を見ていて思ったのは、日本と我々の間には同じ部分もあれば違う部分もあったということ。同じところというのは、学校の教師が生徒をかばったり、軍隊が勇敢にレスキューに当たっていたところなどだ。(私は今まで、我々社会主義国家の軍隊にしかこういうことはできないものだと思っていた)。
 
  日本と違う部分について語るのは、中国人にとっては恥ずかしい話だ。ある8階建てのビルから日本人が外へ避難しようとした際、激しい揺れの中でも誰一人パニックになったり叫び声を揚げたりすることなく、きちんと列になって階段を下りて行ったそうだ。
 
  それから電話ボックスの前に何百人という人が並んでいても、一人もその秩序を乱す人がいなかったという。これには感動した。バス停の前でもみんな自然とS字型の長い行列を作っていた。
 
  地震後、サントリーは自動販売機を無料にし、セブンイレブンも食べ物を無償で提供した。大型スーパーは避難場所となり、公衆電話も無料となった。NHKでは日本語と英語、中国語、韓国語など5カ国語で報道を続け、津波からの避難方法まで指示していた。下水道もすぐに復旧し、簡易トイレもできた。こういう細かな配慮を見ていると、結束すれば地震も恐くないのだという風に思える。
 
  数百人の被災者が集まった広場では誰もタバコを吸う人がなく、ゴミも落ちていなかった。避難所内の階段の前は通路として確保されており、誰もそこに陣取ろうとしない。道路上でも同じように、人々は交通の妨げにならないように移動していた。
 
  NHKでは被災者が血を流している場面や遺体などは放送せず、外国の災害ニュースでこうした場面が含まれている場合は、放送前に議論して放映の可否を決めている。被災者の無残な場面は決して流さず、笑顔の部分を放送するようにしている。(※注=中国では無残な事故現場などもそのまま放送される場合がしばしばある)。
 
  こういう進歩的な細かい部分は、ほかにもいろいろある。別にでっち上げで言っているわけではなく、ネットで検索すれば全部見ることができる。
 
  この話をしながら、私のまぶたには四川大地震での感動的な写真の光景が浮かんでいた。日本の救援隊が丁寧に被災者の遺体を包み、最後に全員が起立し遺体に向かって敬礼をしていた場面だ。
 
 日本が中国を侵略した歴史は今も胸に刻んであるし、侵略を否定しようとする少なからぬ日本人たちや魚釣島に関する一連の行為に対しては、私も強い怒りと憤りを感じる。それでも、今の日本は確かに我々より強いということは認めざるを得ない。しかもそれは、経済的な面に限ったことではないのだ。
 
 ところで、うちの娘は国を愛し故郷を愛しているタイプだが、フランスに3年留学したあと台湾、韓国、日本を回ってから中国に帰ってきた。彼女が言うには、台湾でも日本でも韓国でもほとんど人たちに教養があって近代的な素養があるのに、ひとたび中国大陸に帰ってきて飛行機を降りると、みんなまるで教養がない人たちばかりだという。人間同士も冷淡で警戒し合っていると見えたそうだ。彼女は「中国大陸はダメだ」と言っていた。
 
  私はよく学生たちに日本の『一杯のかけそば(中国題:一碗清湯蕎麦麺)』の話をしながらこう言う。「一個の民族に本物の自信があるならば、ライバルからも思い切って学べるはずです。日本民族がどうして第二次大戦後の廃虚からここまで急速に発展できたのか。この小説の中に、その答えがあるんです」。
 
  先に挙げた様々な違いを見ると、我々のライバルはやはり強いのだと感じる。我々はライバルの日本から学ばなくては、いつまでも遅れたままになってしまうだろう。今から百年前、魯迅は「国民性の改造」を訴えたが、それはまだまだ達成できていないようだ。(引用おわり)
 
 ブロガーは歴史問題や尖閣諸島問題などでは日本に対し反感を抱いている一方、日本人のマナーの良さや周囲への気配りなどについては、率直に賛美している。中国人としては、比較的バランス感覚がある印象だ。プロフィールや文面などから判断すると、ブロガーは教育関係の仕事に就いている様子。知識階級と一般庶民の間では、日本への見方にも違いがあるのかもしれない。