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この国を滅ぼす政治報道の重い罪?

2011年08月30日 07時35分16秒 | 日記・政治
2011年8月29日 ゲンダイネット
 
民主党代表選「親小沢」「反小沢」を煽動しているのはマスコミではないか?
 
次の首相を決める民主党代表選挙。当然、争点は、1年3カ月続いた菅政権の総括や震災復興、世界的にガタガタの経済をどう立て直していくのかだ。それなのに大新聞は「小沢氏処遇も焦点」(朝日新聞)、「候補者5氏、小沢氏処遇割れる」(毎日新聞)、「脱小沢、三たび争点に」(日経新聞)と、またまた党員資格停止中の小沢元代表の扱いを大きな争点に仕立てていた。新代表になった野田財務相は「怨念からの決別」を宣言していたが、煽っているのが大マスコミだから、罪作りだ。
 
 例えば、27日、日本記者クラブで行われた候補者の共同会見。「小沢氏の党員資格停止を、即座に解除するつもりか」「秘書3人が逮捕起訴され、本人は強制起訴された。どうお考えか」――小沢グループの支援を受ける海江田経産相に対し、こんな質問が延々、繰り返されたのである。やれやれ、社説では「国政立て直しの道筋を示せ」などとエラソーに解説しているくせに、「親小沢か」「反小沢か」と、党内政局をあおりまくっているのは、実は大マスコミの政治部記者なのだ。
 
「私もその会見をテレビで見ましたが、本当に下劣でした。脱小沢か親小沢か、ということではなく、民主党の原点に戻るのか否かを問うべきでしょう。それなのに執拗に小沢元代表を“悪”と決めつけ、脱小沢を強要するような質問を連発する。これは民主党の原点を放棄せよ、と迫っているのと一緒です。今回の代表選では、メディアの劣化も強く感じました」(筑波大名誉教授・小林弥六氏)
 
 これまで散々、小沢元代表を悪者に仕立て上げ、民主党政権の分断に追い込んだのは大新聞テレビだ。その結果、政権はガタガタになり、原発・震災対応も、円高対策も手詰まりなのに、またまた反小沢候補に肩入れし、党内分裂をあおっているのだからどうにもならない。こういうメディアがある限り、挙党一致はできないし、そもそもメディアは、挙党一致=小沢の復権を許さない。そうやって民主党政権を崩壊させ、自民党政権を復活させたいという思惑がミエミエだ。
 
「大メディアが小沢叩きをやれば、『反小沢候補』の戦いが有利になる。大連立歓迎のスポンサー筋の大企業も喜び、一石二鳥になる。だから、執拗に小沢バッシングを続けるのです」(政治ジャーナリスト・小谷洋之氏)
 この国を滅ぼす政治報道の罪は重い。

松下政経塾出身議員 一番熱心に競うのは政策ではなく演説?

2011年08月30日 07時34分55秒 | 日記・政治
松下政経塾
 
 
2011.08.29  NEWSポストセブン
 
民主党政権下で綺羅星の如く出世を遂げたのが、松下政経塾出身の議員たちだ。出世頭の前原誠司・前外相、野田佳彦・財務相、玄葉光一郎・国家戦略相、原口一博・前総務相ら今回、「代表候補」に4人もの名前が挙がった。
 
 しかし、松下政経塾出身の議員たちには「口の軽さ」や「節操のなさ」といった共通点が指摘されることもあり、「カネ」や「オンナ」での失敗も多い。
 
 なぜ松下政経塾では脇の甘い議員たちが量産されてしまうのか。
 
 同塾は、「国家百年の計」を持った政治家を送り出すべく、松下幸之助が私財70億円を投じて1979年に設立した。神奈川県茅ヶ崎市に6000坪の敷地を持つ4年制の政治家養成機関である。授業料は無償。逆に「研修資金」として、寮生活が義務づけられる1年目は月20万、2年目からは月25万円の給料が支払われ、加えて年間100万円以上の活動資金もある。
 
 朝6時起床。ラジオ体操に始まり、清掃、海辺のランニング、塾是唱和の後、講義や研修に臨む。政治学などの講義はあるものの、政治家としての下地となる知識を学ぼうとする塾生は少ない。
 
 多くの塾生たちの頭にあるのは、何より「政界へのコネクション作り」である。
『松下政経塾とは何か』(新潮新書)の著者でジャーナリストの出井康博氏がいう。
「日本新党ブームで塾出身の議員が増え、塾生たちは政党の公認を得ようとOBの先輩議員との関係作りにばかり精を出すようになった。結果、政経塾は“政治家予備校”になりはててしまった」
 
 塾生たちのステイタスを示す称号として、「直衆」(ちょくしゅう)、「直首」(ちょっくび)がある。前者は地方議員などの下積みを経ずに直接代議士に当選すること、後者は、直接自治体の首長になることを指す。
 
 塾生OBがいう。
 
「塾生の傾向として、下積みを嫌い、一刻も早く脚光を浴びたいというタイプが多い。結局、大政党の公認を得て国政選挙などの候補者になった人間の勝ち、という塾内の空気をよく表わした言葉です。塾生はライバルであっても同志ではない。だから政治家になっても共闘できないわけです」
 
 彼らが一番熱心に競うのは、もちろん政策ではなく演説の能力だ。
 
「地盤も看板もカバン(資金)もない政治家志望者が有権者を惹きつけるには言葉の力しかないと塾生は皆考えている。だから、塾生やOBたちは決まってものすごい量の街頭演説をこなす。しかし、主張する政策を実現する術を学んでいるわけではない。それが“口先だけ”“パフォーマンス先行”といわれる所以かもしれない」(前出・OB)
 
 創立者・松下幸之助氏の元秘書で塾の運営に長く関わってきた江口克彦・参院議員が語る。
「幸之助は学問より人間観を身につけることを重視していたが、今の政経塾出身の議員を見ると、天下国家より我が身の出世大事になっている。結局、幸之助が政経塾に期待していた人間観や志を体得する人物は育たなかったといえる」
 
 しかし「予備校」としてはよく機能した。その結果が政治のこの体たらくだ。
 
※週刊ポスト2011年9月9日号

<民主代表選>小沢元代表、戦略破綻 主流派の分断失敗?

2011年08月30日 07時34分33秒 | 日記・政治
8月29日 毎日新聞
 
 29日投開票された民主党代表選は、「当選圏外」(渡部恒三最高顧問)とさえ評された野田佳彦財務相が、党内最大勢力を擁する小沢一郎元代表の支援を受けた海江田万里経済産業相を決選投票で逆転して当選を果たした。基礎票で優位に立つ海江田陣営に対し、他の陣営は決選投票での逆転を目指して2位争いを展開。元代表側は当初、グループ内に代表候補を欠くため「2、3位連合」を画策していたが、結果的に「反小沢」の主流派と中間派が「2位以下連合」を結成して勝利した。元代表の戦略の破綻が鮮明に表れた。

 「177票は立派な数字だが、負けは負けだ」。投開票終了後、小沢元代表はグループの選対会合で敗北を認めた。

 党員資格停止中の元代表にとって、今回の代表選は復権に向けた正念場だった。しかし、グループ内に代表候補を欠いた元代表の戦略は二転三転。告示前日の26日に「消去法」で海江田氏支援を決めた。

 小沢元代表の全面支援を受けた海江田氏は、民主党マニフェストの見直しに関する民主、自民、公明の3党合意見直しに言及。経産相として推進した環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「出馬をきっかけに慎重に対応する」と消極姿勢に転じるなど、「小沢かいらい」色をにじませ、党内に警戒感や「票のためにぶれた」と疑念が広がった。

 野田氏は決選投票直前の演説で「さまざまなことをなす時に野党と向き合う。3党合意を無視して果たして国会は進むでしょうか、政権は立ち往生しないでしょうか」と語りかけ、海江田氏の「ぶれ」を印象づけた。

 海江田氏は敗因について、記者団に「党内融和を目指したが、なかなか真意が十分に伝わらなかった」と分析した。

 決選投票で増やした得票は野田氏が113票、海江田氏が34票。前原誠司前外相の票はほとんど野田票になったと見られ、1回目で52票を得た鹿野道彦農相陣営と「2、3、4位連合」を組んだことが、野田氏の38票差での勝利に寄与した。

 背景には海江田陣営の鹿野氏支持者の引きはがし工作に「反感がすごく広がった」(陣営中堅)ことがある。鹿野氏が29日朝「3党合意は守らなきゃいけない。野党との信義にかかわる」と陣営で語ったことも野田氏への流れを強めた。

 野田氏の勝因の一つは演説のうまさだ。「最後の演説で決める」議員が多い民主党代表選では重要な武器。落選時代に触れた野田氏の演説には小沢グループ若手でさえ「じーんときた。落ちそうになった」と語る。一時は推薦人確保も困難と見られた野田氏の1回目の得票が「102票」と読み上げられると会場はどよめいた。

 一方、世論調査で高い支持を集め、当初は本命視された前原氏は支持が広がらず失速して74票にとどまった。演説では外国人献金や偽メール問題に触れ「皆様に支えられている存在だと忘れてしまった時期があるかもしれない。まず自分自身が古い皮を脱ぎ捨てる必要があると誰より自分が身にしみて分かっている」と語った。記者団に敗因を問われた前原氏は「3月に外相を辞任して、そのおわび、説明から入らなければいけなかったこと。私の不徳のいたすところだ」と話した。

 馬淵澄夫前国土交通相は20人の推薦人確保に最後まで苦しみ、元代表の側近から協力の打診も受けた。告示前日の26日深夜にようやく確保したという。かつて野田グループに所属していた馬淵氏だが決選投票では海江田氏に投票。「増税すべきでないと掲げてきた私の政策に近い」と記者団に説明した。

 小沢元代表は、今回の代表選で最初に主流派分断を狙い、主流派に近い藤井裕久元財務相に出馬を打診したが、藤井氏が固辞して断念。複数の候補を支援し決選投票で「2、3位連合」を成立させることを目指した。しかし、前原氏の突然の出馬表明で代表選の構図が一変。主流派分裂が確定し、元代表は独自候補擁立に走った。まず輿石東参院議員会長に打診したが、輿石氏も固辞。次は西岡武夫参院議長に依頼したが、連携する鳩山由紀夫前首相と輿石氏が「三権の長(議長)が別の長(首相)に行くのはいかがか」と反対したため断念し、海江田氏の支持に落ち着いた。しかし結局、裏目に出た。


「闇将軍復活作戦」は失敗 小沢元代表支援の海江田氏敗北

2011年08月30日 07時34分10秒 | 日記・政治
8月29日(月) JCASTニュース
 
民主党の新代表に野田佳彦・財務相が決まった。党内最大の小沢一郎・元代表グループの支援を受けた海江田万里・経済産業相を決戦投票の末に下した。小沢氏がかつての田中角栄氏のように「闇将軍」として復活する作戦は不発に終わった形だ。

 「ノーサイドにしましょう。もう」。2011年8月29日、代表選の決戦投票で勝利した野田氏は、結果判明直後の演説で民主党国会議員らにこう呼びかけた。「小沢VS反小沢」の対立はもう終わりにしよう、というメッセージだ。

■3位以下陣営、「決戦」で野田氏支持

 野田氏は代表選にあたり、「怨念の政治を終わりにする」とも訴えていた。菅直人首相は、「反小沢路線」を鮮明にしていた。野田氏と同じく現執行部の流れを受けて立候補した主流派の前原誠司・前外相に比べると、確かに野田氏は「反小沢」色を弱める発言を続けてはいた。

 しかし、代表選の投票結果をみる限り、一気に「小沢闇将軍」を認める状況になるまで小沢氏周辺を人事面で優遇する義理は野田氏にはなさそうだ。「完全排除」の形は取らないまでも、特に党内人事で要職を小沢グループに差し出すとは考えにくい。

 代表選の1回目の投票では、小沢グループ(約120人)と鳩山由紀夫・前首相グループ(約30人)の支持を受けた海江田氏の得票は143票だった。両グループの数を足した数とほぼ一致する。一方、野田氏は、自身のグループ(約30人)数を大きく上回る102票を集め2位につけた。

 続く決戦投票では、3位以下の3候補の陣営とも実質的に野田氏支持を鮮明にして臨んだ。結果、215票対177票で野田氏が海江田氏に逆転勝ちした。初回投票からの上積み票分だけをみると、約77%が野田氏に流れた形だ。野田氏は、小沢グループへの配慮より先に、前原氏ら3位以下グループへの「見返り」を求められることになりそうだ。

■「小沢VS反小沢」の構図は続く

 決戦投票での構図をみると、小沢グループが満足するほどの党内要職を野田氏が譲る可能性は低く、「代表選のしこりは残るはず」と指摘するのは、政治評論家の浅川博忠さんだ。

 野田氏の代表任期は2012年9月まで。あと1年しかない。浅川さんは、よほど小沢氏が満足できる人事ポストが小沢グループに用意されない限り、「小沢氏陣営は来年9月の代表選での勝利を目指して早晩動き出すはずだ」とみている。

 「『小沢VS反小沢』なんていう構図は、もうなくなった」と党最高顧問の渡部恒三氏は言うが、浅川さんは「単に希望を話しているだけ」と切り捨てる。「小沢VS反小沢」の構図は今後も続く、というわけだ。

 小沢氏にとっては、「小沢VS反小沢」の構図で行われた代表選は今回で3連敗だ。前回2010年9月の代表選では、小沢氏本人が菅氏と直接対決して敗れた。今回は、小沢氏は党員資格停止処分中で立候補する権利がないこともあり、鳩山氏とともに海江田氏を担いだが勝てなかった。隠然たる勢力を持つとされながらも「闇将軍」にはなり切れていない形だ。

 「闇将軍」とは、故田中角栄・元首相が、ロッキード事件で逮捕された後も派閥の力を通じて首相選びなどの局面で大きな影響力を行使したことから付けられた称号だ。小沢元代表は自民党時代、旧田中派に属し、角栄氏から最も薫陶を受けた「弟子」とも称されている。

 新代表となった野田氏は党内人事について、「トータルで党を挙げた態勢を作っていきたい」との考えを示した。挙党一致の姿勢を示したものだが、「小沢闇将軍」を許容するような人事にまで踏み込む可能性は低そうだ。


野田新代表の「演説力」はピカ一 ジョーク交え「夢、志、人情」訴える

2011年08月30日 07時33分46秒 | 日記・政治
野田佳彦
 
 
2011/8/29  JCASTニュース
 
「演説の野田」――そんな異名を取るほど、このたび民主党新代表に選ばれた野田佳彦・財務相はスピーチ巧者として知られている。2011年8月29日の代表選でも、ジョークを交えた演説で、重い雰囲気の会場を沸かせた。
   2004年の民主党代表選では前原誠司・前外相が自らの生い立ちを語る「名演説」で、僅差の勝利をモノにしたと言われる。野田新代表の「演説力」は、果たしてどれほどのものなのか。
 
「駅前演説の野田」の異名も
 
「農家の末っ子同士の間に生まれた子どもが、私です。選挙区が都市部なのにシティーボーイに見えないのは、そのせいかも知れません」
   投票前に行われた演説の冒頭、野田財務相は自らの外見をネタに、早速会場の笑いをとってみせた。15分間の演説では、裕福とは言えない生い立ちから、無名だった県議時代の苦労、浪人時代に中小企業の経営者らから支援を受けた思い出などを、司馬遼太郎などの時代小説や相田みつを、7月に直木賞を受賞したばかりの小説『下町ロケット』などにも言及しつつ語り、政治に「夢、志、人情」を取り戻すことを訴えた。
   政治評論家の有馬晴海さんによれば、「もともと野田財務相は、『駅前留学のNOVA』をもじって『駅前演説の野田』と言われるぐらいに演説が上手いことで知られている」。今回の演説も言葉遣いやジョークなど巧みなものではあったとしつつ、演説の内容自体は「あまり高く評価できない」と語る。
「野田氏は『文藝春秋』で『大増税・大連立』の政権構想を表明していたが、党内からの反発にあってトーンダウンせざるを得ず、今回の演説は党内全体に迎合して裾野を広げたなんとなく中身がないものになってしまった」
   その上で有馬さんは今回の当選は、「民主党が一緒になってやっていくための代表としては、野田財務相が一番良かったということだろう」として、その融和的な姿勢や人柄が、対抗陣営にも受け入れられた結果だろうとも分析している。
 
表情に躍動感が欠けるところが欠点
 
   『話し方のルール』などの著書があるスピーチトレーナーの高津和彦さんは、野田財務相の演説を「スピーチとしては80点~90点の出来」と評価する。自らの生い立ちや失敗談も盛り込み、固有名詞なども多数散りばめるなど、「台本だけなら100点と言ってもいい」という。
   しかし一方で、
「動いているのはほとんど口周りだけで、表情に躍動感に欠けるところがあります。ジェスチャーも小さく、自然に出ているという感じではない。また語尾に『思います』というものが多く、今ひとつ思いの強さが伝わってきません。声のボリュームを上げることでカバーはしているのですが」
として、テクニックの奥に「地」のやや「小心」なところが覗いていると分析する。
   高津さんに野田新代表への「アドバイス」を尋ねると、
「『躍動しろ』、そうしたらもっとファンが増えます。表情が豊かだとそこに人間味が現れ、より多くの人を惹きつけることができます」
と話した。