わが国では資本家が飼い犬を使い政権と結託、安い賃金で自分たちが高利益を上げるための、不当な待遇に労働者は怒ります。そこで官憲、特に特別高等警察(特高)と言う、容疑をかければ令状なしで逮捕拘禁できる、人権無視の秘密警察「特高」の力で、不満を持つ労働者を、共産党シンパとして弾圧していました。
古今東西を問わず、これは独裁者が批判者や反対派の口を封じる常套手段ですけどね。
勿論これだけではありません。
一例をあげると、小林多喜二の小説「蟹工船」です。
概要ですが、船員募集で騙されて乗船した若者などが、余りの不当労働で資本家、つまり船主と対立の末、船主側から連絡を受けた軍艦が来ました。そして乗り込んできた水兵は、船乗り労働者を鎮圧したのです。
下記URLで概要を読んでください。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~michimar/hon2/062.html
資本主義、共産主義の何れがいいかは、国民全体で選ぶべきでしょう。
その手段は選挙ですよ。
まあしかし、国会討論中にも拘らず欠伸(あくび)をしたり、スマホに熱中していたりなど、議員業務をサボっているところを、テレビカメラで写されていた、国会議員には程遠い、ヘラヘラしながら意味不明な言訳を繰り返した「団扇(うちわ)騒動」・・覚えていますか・・の厚顔無恥議員も、旨い汁で飼い慣らした後援会で票を買い集め、なんなく当選する時代ですから、余り当てには出来ないかもね。
リンカーンの「government of the people, by the people, for the people」(人民の人民による人民のための政治)という有名な演説も、所詮は絵に描いた餅に過ぎないのですか???
最後に本題に戻ると、何故日本共産党が、その党名に固執するのか、不思議でたまりません。
現代の一般の人が共産主義に共感共鳴することなど、何一つないではありませんか。あるのは嫌悪感だけでしょう。
戦前戦中に信念を持って共産主義者として、帝国主義体制を批判し、弾圧された徳田球一さんとは、時代が違う次元じゃないのでしょうか。
私も青少年時代聞かされた、共産主義理念に賛同したものです。
でも実体は脚色された、独裁者が自分の椅子を守るための幻(まぼろし)でしたよ。
若し日本共産党関連者がこのブログを読んだら、是非ご意見をお聞かせ願いたいと思います。
終わり