確か任意事情聴取だったと思いますが、それを無視した悪徳20代警官による犯人でっち上げ、80代元教育者の人格を傷つける行為が明らかになりました。
裁判で自称被害者の言い分が出鱈目と断じられ、無罪になったのはご存知の通りです。流石に検察も控訴しませんでした。
このでっち上げの被害者は証拠の録音を開示し、損害賠償を求めましたが、この録音は弁護士のアドバイスを受け、実行したものです。
つまりこの弁護士は、薄々この警察署のこういう悪徳警官の存在に、気づいていたのかもしれませんね。或いは全警察に対する不信感かも・・・
若しこの証拠がなく、悪徳警官の所業を申し立てたら、果たして申し立てが受理されたでしょうか。
恐らく警察署幹部は監督責任回避のため「調査の結果こういう事実はありませんでした」と否定するでしょう。
何故私がこう思うかは、昔ある事件でこういう事が言われた時期があったのです。余りにも古い話で検索してもどういう事件だったのか見つかりませんでした。
「嘘つきは泥棒の始まり」をもじった『嘘つきは警官の始まり』ですよ。
勿論全部の警察官が、このような悪徳警官だとは思っていません。ただこういう体験があるのです。
当地に引っ越してから、個別巡回に訪れてきた湘南地方地元警察の警官は、庶民に対し警察権力をバックに威張り散らすことがなく、親しみの持てる方でした。
それに反し、何十年も前の前住居地での、1人だけいた駅前交番勤務警察官は酷かったですね。
交番近くの商店街にある携帯電話販売店の場所を訊いた時です。黙って顎をしゃくり「”$=~#の隣り」と言ったきりでした。訊き返す気が起きず「なんだこの野郎」と思ったものの、このように戦前戦中の特高警察のように、悪徳警官によるでっち上げ事件で逮捕されないという、保証はありませんからね。そのまま立ち去りました。勿論携帯電話は契約できず、今年の初めに契約するまで持てませんでした。
その後ある鉄道の、古い車両記念切手シート購入のため訪れた、東京・三軒茶屋交番の対応は有り難かったです。
小雨の降る中、交番から少し離れた見通しのいいところまで、わざわざ連れて行ってくれたのです。そこで指をさし、目的の郵便局を教えてくれました。実はどうせ交番で座ったまま地元を知らない訪問者に、ああ行けこう行けと言うだけだと思っていたのです。
その反面、私の記憶には結構こういう不祥事があるんです。
例えば東京・世田ヶ谷区経堂で起きた「女子学生殺人事件」の犯人は、目についたこの女子大生に性的暴行を加えようと、アパートの彼女の部屋を襲い、抵抗されたために絞殺したものです。
この犯人は地域の警察官で、引ちぎられた制服のボタンが落ちていたので直ぐに捜査陣が引き上げ、犯人が判明いたしました。地域住民は後日の報道で真相が判り、警察への不信感を口にする人も出たのです。更に犯人は運転免許証の更新時期だったらしく、罪への反省もなく、免許証更新のことを心配し取調官に訊ねたそうです。なおこの項は報道からの引用です。
ただ一般庶民には、出会った警察官が人間か、ケダモノかの見分けがつけられません。
つまり玉石混合なんですよ。
如何にかして珠玉を選び、役立たず・・・いやそこらに転がっている邪魔で危険な石ころを、弾き飛ばすようにして貰いたいものですね。