てんびんばかり

今日から残業がはじまった。

疲れたな。
なぜかちょっと忙しい。事務処理だけでなく。
活気づくのはいいことだけど；

今日ほかの営業所のひとがきて、どうしたんや？疲れた
顔して。っていうから
いろいろありすぎて....（笑）というと、
なにで癒されるんやいな？なにが癒し？ときかれて。
酒か？
あは、たしかに。
酒と、アイスと、猫。
は～～～？？


♪真実はひとつなのか　どこにでも転がっているのかい
　いったいそんなものがあるんだろうか
　なにもわからないで僕はいる
　そしてそれがあるとすれば　どこまでいけばみえてくるんだろう
　そしてそれがないものねだりなら
　何を頼りに生きていけばいいんだろう

　ごまかさないで
　そんな言葉では僕は満足できないのです　
　てんびんばかりは重たいほうに傾くに決まっているじゃないかい
　どちらももう一方より重たいくせに
　どちらへも傾かないなんておかしいよ
　　　　　　　　　（♪てんびんばかり　河島英五）


これをはじめてきいたのは小学生だったと思う。
すごく印象に残って大好きな歌になった。
この歌詞は最初と最後のくだりなんだけど、
このあいだに長い長い歌詞がある。
すごくすごく心にくる内容ばかりが歌われてる。

　　♪こぶしを挙げる人々と手を合わす人々が
　　　言い争いを続けるあいだに
　　　ほらごらんなさい　
　　　野良犬の母さんがかわいい子犬を産みました
　　
　　♪母親が赤ん坊殺してもしかたのなかった
　　　時代なんて悲しいね
　　　母親が赤ん坊殺したら気ちがいと呼ばれる今は　
　　　平和なとき

子供ごころにぐさりときた歌詞でした。
でもわたしはこの歳になっても、真実をいつも求めすぎて
しまうところがある。
やんわりと濁されたら納得できなくなってしまう。
きっとやんわりと濁してしまうことが平気になった
ほうが、もしかしたら幸せなのかもしれないと思いつつ。

てんびんばかりは重たいほうに傾くに
決まっているじゃないかい？


ちょっと疲れた。
ほんとにいろんなことに。
今夜もアイスほおばって、ビールのんで、猫なでて。
明日もまたがんばるしかないから。
ね、ちゃとらん。