もう.....

おととい、田舎へ日帰りで帰ってきた。

次男はわたしが帰るといったら、休むといって
休んで家にいた。
わたしに反発してると思いきや、こうやって休んで逢おうと
するとは、単なる反発ってわけでもないんだろう。
なんだかせつなくなった。

次男はなんでもないことをただ話した。
長男とはほとんどしゃべらないこと。
さみしくはないということ。
じいちゃんのところへご飯へ行くのはじいちゃんの
愚痴をきくためでもあること。
猫のこと。

ＭＡＸをつれていったので、ちゃとらんはすぐ食器棚の高い
ところへあがってしまった。
最初はわたしの声が聞こえたら、どこかから帰ってきて
甘え鳴きをしていたけど。
ちゃんとおぼえてるんだ....
ちゃとらん。
ほんとにいつもいつもいっしょにいたのにな。
ごめんね....

居間はもうほとんど使わないそうで、
大きなテレビも暇そうにしていたし、床には
ほこりがたまってた。
なんだか廃屋になりそうな気配もあって、これまたせつなく
なった。
わたしが毎日仕事いって、疲れて寝そべってたソファも
洗濯物置き場になってた。
わたし自身もこうやって、帰ってもくつろいで
座る気にならない。
もう居場所がない感じ。
さみしいけど、これが現実なんかな。
わたしはもういまの夫の家がわたしの家になってしまった
っていうことなんだ。
そういうものかな。
子どもが残っていても、子どもは子どものそれぞれの部屋で
すごしてて、団欒をするわけでなし。
実家を出てどこかで暮らして、帰省する、っていうのとは
違うな。
もうあの家はひとの住む気配がしない。
長屋のようなものに、長男、次男が間借りしてすんでる
って感じがする。
さみしい。
でもしかたがない

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