旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション106 「鮭めし」(洞爺駅)

2022-02-25 11:45:32 | 駅弁コレクション
【鮭めし】(洞爺駅)
                           2022.2.25投稿

2009年(平成21年)9月22日 洞爺駅で購入 価格1,000円
                 [製造元](有)洞爺駅構内立売商会

 北海道地図に上で鮭が踊っているデザインの掛紙が、紐掛けされています。


 白飯の上に筍が混ぜ込まれた鮭のほぐし身とその上にグリーンピース、中央には錦糸玉子に挟まれ刻み海苔をクロスさせて置いたイクラ醤油漬けが敷かれています。
 付け合わせは茎ワカメ・大根の桜漬け・白花豆煮です。


 丁度良い塩加減の手でほぐしたような焼き鮭と、醤油味が薄めのイクラで御飯が進みます。
 白花豆は北海道ではよく栽培されているそうで、ホクホクして箸休めには丁度良い甘さです。
 『世界ジオパーク&シルバーウィーク洞爺湖の旅』3日目(最終日)、洞爺駅で購入しました。

 製造・販売の洞爺駅構内立売商会の創業等に関わる資料は見当たらないのですが、北海道内の『立売商会』の多くは、戦時下の昭和10年代に鉄道局の指導により、隣接もしくは同じ駅において構内営業している複数の業者が企業合同しています。
 察するに、洞爺駅構内立売商会も同じ道をたどってきたのではないでしょうか。


コメントを投稿