旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション67 「木更津簀立て」(木更津駅)

2022-01-15 11:02:53 | 駅弁コレクション
【木更津簀立て】(木更津駅)
                           2022.1.15投稿

2007年(平成19年)11月24日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)万葉軒

 中身を詰めた発泡材カップが竹製籠形容器に入っていて、掛紙代わりのシールを貼られています。


 かつて木更津で磯遊びに使った「簀立て」を模した容器だそうで、説明の栞が添えられています。


 茶飯の上に、煮穴子、煮あさり、ワタリガニの唐揚げ、海老、海苔が載っていて、生姜酢漬が添えられています。


 煮穴子はあっさり、あさりは濃い目の味付けでバランスのいい取り合わせです。
 小さなワタリガニの唐揚は、駅弁では珍しいおかずです。
 駅弁としては特殊な容器のため、容器が無くなり次第販売を終了しました。

 製造元の万葉軒は、1928年(昭和3年)千葉駅の駅弁業者として設立。その後、木更津駅にも進出。
 現在の運営会社は株式会社リエイで、同社の関東エリアの食品製造拠点「セントラルキッチン・マンヨーケン」(2018年10月万葉軒千葉工場から名称変更)で、駅弁・仕出し弁当の製造・販売の他、企業・法人を対象としたケータリング・デリバリ社食などの製造を行っています。
 『万葉軒』は屋号として使われています。


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