旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション320 「津軽づくし弁当」(新青森駅)

2024-01-12 13:09:51 | 駅弁コレクション
【津軽づくし弁当】(新青森駅)
                            2024.1.12投稿

2022年(令和4年)11月19日 新青森駅で購入 価格1,300円
                    [製造元](有)幸福の寿し本舗

 2021年(令和3年)の「青森デスティネーションキャンペーン」に合わせて、JR東日本盛岡支社とタイアップし、津軽線(青森駅・三厩駅間)の魅力を発信する駅弁として、津軽半島をはじめとした青森の食材にこだわって開発されました。
 そのため、掛紙には大きく津軽半島と津軽線の地図が描かれ、代表的な津軽の方言も載っています。
 掛紙の裏には、お品書きと津軽半島の観光スポットなども載っています。


 掛紙は、容器に巻かれセロテープで留めてあります。


 惣菜用のプラスチック製トレーの蓋の上に、袋に入ったお箸とお手拭きがセロテープで留めてあります。
 パック醤油の置き方が上下逆さまになっているのが、少々気になります。


 詳しいお品書きです。
 左右の仕切りの下に敷いてある白飯の『青天の霹靂(せいてんのへきれき)』は、青森県で育成され、2015年(平成27年)り一般販売が行われている青森県産米としては初めて、日本穀物検定協会食味ランキングにおいて最高評価の「特A」評価を受けた銘柄です。
 幸福の寿司本舗では、「駅弁」にはこの『青天の霹靂』を使っているため、掛紙にもそのロゴが印刷されています。





 現在も販売されていて、製造元の公式ホームページでは次のように紹介されています。

 青森県産のサーモンを盛り付けた海鮮飯、鯵ヶ沢の牧場で育った自然熟成豚を味噌ベースのたれで味付けした豚焼肉飯。付け合わせも青森県産食材を使用した贅沢なお弁当に仕上げました。
◆ 価格   :税別1,204円(税込1,300円)
◆ 容器サイズ:115mm × 220mm × 50mm
 『駅弁味の陣2022』にエントリーされています。

 製造元の幸福の寿し本舗は、青森市に本社を置く『イギリストースト』で全国的に有名になった製パン業者「工藤パン」が、1984年(昭和59年)9月に弁当・寿司・サンドイッチなどの米飯調理パン専門工場として設立した会社です。


 その後、各コンビニエンスチェーンのブランド製品製造や学校給食委託炊飯等も手掛け、駅弁事業に積極的に参入した時期もあり、「駅弁味の陣」での入賞歴もあります。
 『駅弁味の陣2015』で、「海鮮小わっぱ」が「駅弁大名」を受賞。
 現在も1,200円で販売中。

 『駅弁味の陣2016』で、「津軽海峡にぐ・さがな弁当」が「副将軍」を受賞。
 すでに終売。


 『駅弁味の陣2019』で、「青森県産本まぐろ使用本まぐろ御膳」が「そそられ賞」を受賞。
 すでに終売。



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