旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

旅のコレクション~駅弁70 「海苔のりべん」

2019-03-07 15:11:16 | 旅のコレクション
【海苔のりべん】(郡山駅)
[製造元](株)福豆屋 2019年(平成31年)1月19日 やまびこ55号車内販売で購入 価格980円


 海苔のりべんは2010年(平成22年)4月から郡山駅で販売が始まりました。
 2015年(平成27年)8月4日の『マツコの知らない世界』で紹介されると人気急上昇。翌年9月には、『この差って何ですか?』」で「東京駅で買えるおススメご当地駅弁トップ10」のランキングで1位になりました。
 そして「駅弁味の陣2018」に初エントリーし最高評価の「大将軍」に選ばれました。


 一見普通の「のり弁」ですが、人気の秘密はこの「のり弁」の構造にあります。
 下から、白飯を詰めてその上に正方形の海苔が4枚、そして中央にシソ風味の「昆布の佃煮」。さらに白飯を詰め、おかかと白ごまをまぶして海苔を貼り梅干しをのせて完成。
 サンドイッチになっているために、味の変化があるためおかずがなくても御飯が進みます。
 海苔は「みちのく寒流海苔」というブランド品。仙台湾は寒流と暖流がぶつかる、国内海苔の最北の主産地。ここで採れる宮城県産の海苔が「寒流のり」です。
 おかずは、玉子焼・焼鮭・蒲鉾・大切りのきんぴらごぼう・海老芋煮・人参煮・赤かぶ漬です。


 「やまびこ55号」の車内販売に数個積み込むそうで、運良く購入できました。しかし残念なことに、2019年3月16日のダイヤ改正で「やまびこ」の車内販売が廃止されます。