【アゲハチョウ科の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科とアゲハチョウ亜科の仲間たちです
◎2024年5月28日 編集 17種類 (ウスバシロチョウ亜科(5種) アゲハチョウ亜科(12種)
☆ギフチョウ(岐阜蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類(VU)★★★☆☆。年1回、4月頃にのみ現れ「春の女神」と呼ばれる。スプリング・エフェメラル (Spring ephemeral = 春の儚い命) とも呼ばれ人気があります。
☆赤上がり(ギフチョウ)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類(VU)★★★☆☆。(赤上がり)とは後翅表面の遠位内側にある大きな赤紋が普通種ですがその他に小さな赤紋が黒帯の内側に沿って現れる美しい個体変異のことをいいます。
☆イエローバンド(ギフチョウ)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類(VU)★★★☆☆。イエローバンド型は前翅・後翅の外縁部が前翅前縁と後翅内縁部を除き尾状突起部も含めて全て黄色く縁取られるもので、通常型の黄色と黒色で交互に縁取られている。
☆ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。準絶滅危惧★★★☆☆。前ばねの亜外縁黄条が前端部で強く内側にずれ込むことはなくなめらかに線を描く。後翅外縁部に並ぶ斑紋はヒメギフチョウでは地色と同じ淡い黄色になる。
☆ウスバシロチョウ(薄翅白蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。★★☆☆☆。早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。
☆ナガサキアゲハ(長崎揚羽)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。春から秋まで、本州の関東地方以西から沖縄の主に平地の人家周辺などで見られるアゲハチョウの仲間です。
☆クロアゲハ(黒揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。黒っぽい大きなアゲハチョウ。樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶ。
☆オナガアゲハ(尾長揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★★☆☆☆。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。
☆ジャコウアゲハ(麝香揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。クロアゲハに似た黒色のアゲハで裏の後翅には赤い紋が7つ並んでおり、体の側面は赤い。有毒成分のある植物を食草とするため、本種は毒を持つことができ、鳥が食べない。
☆モンキアゲハ(紋黄揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★★☆☆☆。日本に分布するチョウとしてはオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の種類です。夏型は春型に比べて大型になる。
☆シロオビアゲハ(白帯揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。翅の裏側も表側も黒地に白帯が目立ちますが、メスにはオスと同様の白帯があるタイプ(Ⅰ型)とベニモンアゲハに擬態したと思われる赤斑のあるタイプ(Ⅱ型)とがあります。
☆アゲハ(ナミアゲハ)(揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。アゲハチョウでは前翅の付け根部分が縞模様になっています。キアゲハは前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができます。
☆キアゲハ(黄揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。やや黄色っぽいアゲハで、前翅の付け根が黒くなっていることで、アゲハと見分けることができます。(普通のアゲハでは縞模様になっています)
☆カラスアゲハ(烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。黒っぽく、はねの表が緑色~青色に輝いて見える美しいアゲハチョウです。輝きの強さは、見る角度によって微妙に変化します。
☆ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★★☆☆☆。青緑色に輝く、美しいアゲハチョウ。カラスアゲハに似るが、より色彩が鮮やかで美しく、前翅の表面に白っぽく輝く線が入っていること、後翅の裏面に白い帯があることで見分けられる。
☆ヤエヤマカラスアゲハ(八重山烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。沖縄本島近辺のものをオキナワカラスアゲハ、八重山諸島のものをヤエヤマカラスアゲハとしています。前翅の青緑色(ほとんど緑に見えます)が、濃淡なく翅全体に広がっているのが特徴です。
☆アオスジアゲハ(青條揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。★☆☆☆☆。黒地に青白い筋が一本入ったスポーティなアゲハチョウです。飛翔力が高く、早いスピードで、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回ります。
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