【シロキツネノサカズキモドキ(白狐の杯擬き) 】
キノコ : チャワンタケ目 ベニチャワンタケ科 シロキツネノサカズキ属
花期 : 春~初夏
発生環境 : 落葉広葉樹林内の落枝に散生、または群生し、不食とされています。
名前由来 : 名前の明確な由来は不明ですが、キツネが盃で乾杯している様子を想像します。
同属のシロキツネノサカズキよりも毛が短い。希少種。
小さな赤いコップ型のきのこでコップ状の傘の直径は1cm前後で、鮮やかな赤色をしています。
コップの外側にあたる部分にはたくさんの繊毛が生えています。幼い時はボール状ですが、成長すると口の部分が段々と開いて盃のような形になります。
ツカは白色または黄色っぽい色をしていて、細長い形状です。
傘の部分同様、細かい繊毛で覆われています。
母種としてシロキツネノサカズキというキノコがありますがモドキとは外見がよく似ています。
ただし、シロキツネノサカズキは夏に発生するのに対して、モドキの方は早春が発生時期です。
◎2024年3月31日 富山県にて 写真5枚 追加しました
◎2017年4月13日 富山県にて 写真7枚
上から見ると