越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ウスバカゲロウの幼虫『アリジゴク』

2022-07-27 19:33:40 | 蝶・蛾・トンボ

【ウスバカゲロウの幼虫『アリジゴク』 】
昆虫  : アミメカゲロウ目 ウスバカゲロウ上科 ウスバカゲロウ科

花期   : 6月~10月

大きさ  : (前翅長)40mm前後

分 布  : 北海道・本州・四国・九州・沖縄

体は暗褐色、触角は短く、透明の翅を持つ。
夜行性で、灯火に飛んでくることもある。日中でも、林縁などのやや薄暗い環境で見られ、細長く大きな翅を使って、ヒュラヒュラと少し不器用に飛ぶ。

ウスバカゲロウ類の幼虫で体長約10mm、かま状の大あごをもち、乾燥した土をすり鉢状に掘って巣を作り、底にひそんで落ちたアリなどを捕らえる。あとじさり。すりばちむし。

◎2022年6月28日 富山県にて 写真6枚

ウスバカゲロウ類の幼虫でアリジゴクです

アリジゴクの巣

 

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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

2022-07-27 07:11:37 | 山野草(赤・ピンク花)

【ヤマホタルブクロ(山蛍袋)】
野草  : キキョウ科 ホタルブクロ属
花期  : 6月~8月

ヤマホタルブクロは,山地の林縁や崩壊地に生える多年草。この花に蛍を入れたらさぞ美しいだろう。そんな想像をかきたてられる名前に花である。
ところが名前の由来には,蛍袋と火垂袋の2説がある。「火垂」とは提灯のことだ。
どちらが正しいかははっきり決められないが,蛍を見ることが少なくなった現代人としては,かつての自然豊かな里山のイメージを前者の由来に託したくなるところです。
基本種のホタルブクロは萼の付属体が反り返る。ホタルブクロの方が分布はひろいが,中部地方ではヤマホタルブクロのほうをよく見かける。
地域によって白花ばかりの地域もある。また,高山帯の礫地では,足首ほどの草丈で花を咲かせていることもある。

◎2022年6月18日 富山県にて 写真7枚 追加しました


◎2017年7月22日 滋賀県にて 写真3枚 追加しました







◎2008年9月14日以前 写真3枚




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